手のひらサイズの16bit！「メガドライブミニ」本日発売

　セガゲームスは、「メガドライブミニ」を9月19日に発売する。価格は6,980円（税別）。

　「メガドライブ」は、1988年に誕生した、同社5番目となる家庭用テレビゲーム機。「メガドライブミニ」は、「メガドライブ」発売から約30年となることを記念した手のひらサイズの再現版だ。本体と共に、操作性の良さで人気の高い「ファイティングパッド6B」が1個標準装備される。コントロールパッドは、セガストアで単品購入も可能で、価格は2,500円（税別）。コントロールパッド2個が同梱されるモデル「メガドライブミニ W」も同時発売される。価格は8,980円（税別）。さらに、「メガドライブミニ」の発売を記念して、限定製造のデコレーションキット「ミガドラタワーミニ」も同時発売される。価格は3,980円（税別）。

【メガドライブミニ】

箱のデザインは、1988年に登場した初代発売のデザインを採用

【メガドライブミニ W】

箱のデザインは、1990年以降の後期版のデザインがモチーフとなっている

42作のゲームソフトを収録した「メガドライブミニ」

　「メガドライブミニ」は、154×39×116mm（幅×高さ×奥行き）の小型ボディに、42作のゲームソフトを収録。アクション、シューティングから、パズルやRPG、シミュレーションまで、懐かしい名作タイトルを、たっぷりと楽しむことができる。ソフトウェアパートの開発は、「SEGA AGES」シリーズや「セガ3D復刻プロジェクト」などを手がけるエムツーが担当。全タイトルレビューも弊社特集サイトにて順次掲載中なので、是非ご覧いただきたい。

□メガドライブミニ特集 特集サイト
https://game.watch.impress.co.jp/summary/mdmini/

【42タイトル 一覧】

特徴を紹介

　収録されているいずれのゲームも可能な限り当時のままを忠実に再現。本体に追加された中断セーブ機能により、いつでも途中でセーブしてやり直すことができる。コントローラには、「ファイティングパッド6B」を標準装備。テレビへの接続はHDMI、電源はUSB供給のため、簡単に準備できる。ただし、USBをコンセントに繋ぐ場合のACアダプタ変換プラグは別途必要。

・デザインを忠実に再現

　本体は、1988年に発売されたモデルをもとに、オリジナルの約55%で縮小されている。当時のカートリッジを挿すことはできないが、パワースイッチやパワーランプ、リセットボタンなどは、オリジナルと同様に操作が可能だ（リセットボタンの機能は異なる）。また、カートリッジスロットの開閉する蓋やヘッドフォンボリューム、拡張スロットなど、元の機能はないものの、当時のままのギミックを再現し、ミニチュアとしての遊びも持っている。

・収録ゲームが一目瞭然のメニュー画面

　メニュー画面には、懐かしい当時のパッケージ42本が並び、発売順や五十音順、同じジャンル同士などで順序を切り替えることもできる。画面を切り替えることで、42タイトルを1画面に収めることも可能だ。ここで流れる音楽・効果音は、「ベア・ナックル」シリーズや「世界樹の迷宮」シリーズなど、メガドライブの時代から現代まで、名作の数々の音楽を手がける古代祐三氏が担当している。

・セーブ機能を搭載

　すべてのゲームで、プレイ中どこでも1ゲームにつき4カ所まで中断セーブが可能。短い時間を使ってコツコツゲームを進めたい場合や、長いイベントの途中でも、いつでもセーブができる。難易度の高いステージやボスの直前でセーブして、何度もロードして繰り返しプレイすることも可能だ。

「メガドラタワーミニ」同時発売！

　「メガドラタワーミニ」は、「メガCD」、「スーパー32X」、「ロックオンカートリッジ」、「ゲームカートリッジ」それぞれのミニチュアモデルから構成される「メガドライブミニ」装飾用のデコレーションキット。「メガドライブミニ」同様に、細部まで再現されたモデルとなっており、「メガドライブミニ」のカートリッジスロットや拡張スロットに差し込むことで、「メガドラタワー」が完成する。キットに含まれるカートリッジは、メガドライブを代表するソフト「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」仕様。ただし、「メガドラタワーミニ」に含まれるパーツは、すべて装飾品であり動作しない。