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コナミ、KCC銀座内にeスポーツ配信施設、スクール、ストアを一気にオープン

eスポーツに特化したオリジナルゲーミングPC「ARESPEAR」も販売へ

9月12日開催

会場:e-SportsX REDステージ

 「ウイニングイレブン」シリーズ、「実況パワフルプロ野球」シリーズ、「遊戯王オフィシャルカードゲーム」シリーズなど有力なeスポーツタイトルを擁し、国内でももっともeスポーツに力を入れているコナミ。そのコナミが東京ゲームショウ初日の最初に発表したのは、コナミクリエイティブセンター銀座に複数のeスポーツ関連施設をオープンさせるというものだった。オープン時期は2020年初頭を予定。

コナミビジネスエキスパート代表取締役社長上原和彦氏(左)とコナミデジタルエンタテインメント プロモーション企画本部 副本部長 車田貴之氏(右)

 コナミクリエイティブセンター銀座(KCC銀座)は、現在、銀座に開発中のコナミグループの新たな開発拠点となる施設で、ゲーム開発をはじめとした事業拠点となるだけでなく、“新たなエンターテインメントを制作、創造、発信する場”のひとつのテーマとして、同社が現在もっとも力を入れているeスポーツの複合施設とし、eスポーツに関わる人びとが集まる拠点となることを目指していく。

 eスポーツの複合施設の中身は、「esports 銀座 studio」、「esports 銀座 school」、「esports 銀座 store」の3つで構成され、「国内初のeスポーツ複合施設」ということで、これをKCC銀座の1階から3階に割り当てる。

【コナミクリエイティブセンター銀座】

 目玉となるのが2階の「esports 銀座 studio」。いわゆるeスポーツ配信施設で、リアルタイムのCG合成をミックスさせた配信や、多言語放送にも対応するという。客席のキャパシティについては語られなかったが、モニターは、今回東京ゲームショウコナミステージの10×6mのモニターよりも巨大かつ高精細なものを常設で配置するということから、それなりの客席は用意されるものと思われる。

【esports 銀座 studio】

 1階には「esports 銀座 store」が配置される。その気になる内容は、eスポーツに関連したゲーミングPCや周辺機器、配信機器などを販売するという。驚いたのは、このストアのオープンに合わせて自社ブランドのゲーミングPCや周辺機器を開発し、販売するところ。企画・開発を手がけるのは子会社コナミアミューズメントで、アミューズメントマシンやゲーミングマシン(パチスロ等)のノウハウを活かしつつ、eスポーツファンが求めるデバイスを設計していくという。目指すのは「体験型ショウルーム」ということで、触って試せる施設となるようだ。

【esports 銀座 store】

【コナミ独自のゲーミングPCブランド「ARESPEAR」】

【「ARESPEAR」プロモーションムービー】

 そして3階には、「esports 銀座 school」をオープンさせる。2020年4月開講予定で、本日9月12日より全日制の応募受付を開始する。目指せる職業は、プロ選手、ストリーマー、プランナー、実況・解説、チームフロント、ゲーム制作(eスポーツゲーム)。実際の教材は「ウイニングイレブン」、「実況パワフルプロ野球」、「DOTA 2」。

 上原氏は「esports 銀座 schoolを卒業した後は、esports 銀座 studioでプロとしてデビューできるかもしれない」と語り、KCC銀座を拠点に、eスポーツの良い循環を生み出していきたいと抱負を述べた。

【esports 銀座 school】

 また、ブランド名に“コナミ”を入れなかったのは意図的なものだとして、「日本のeスポーツを発展させていきたいという想い。配信施設は誰でも利用が可能で、ストアには様々なブランドの商品を置く。スクールでもコナミ以外のゲームも学ぶことができる」と語り、eスポーツを使った小金儲けのための施設ではないことを協調した。

【銀座から日本のeスポーツを発信】

 なお、「esports 銀座 studio」については、最新の配信設備を完備することから音楽、演劇、そして歌舞伎など、eスポーツ以外の利用も可能な設計にしているという。ただしメインはあくまでeスポーツで、「銀座から世界に向けて日本のeスポーツを届けていく」と大望を語った。各施設のオープン時期は、2020年の早い段階ということで、年内に告知するとしている。