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こういうのが欲しかった! PUMAとのコラボで誕生した次世代のゲーミングチェア「PUMA game seat」発表
2019年8月23日 05:40
- 8月20日発表
- 価格:229ユーロ(約27,000円)
ゲーミングチェアを扱うオランダのPlayseatは、ドイツのスポーツ用品メーカーPUMAと共同開発したゲーミングシート「PUMA game seat」をgamescom 2019で正式発表した。11月発売予定で、価格は229ユーロ(約27,000円)。
「PUMA game seat」は、PCデスク用のゲーミングチェアか、レースゲーム用のレーシングシートの2択だったゲーミングチェア業界において、そのどちらでもなく、これまでありそうでなかったリビングTV向けに最適化された“ゲーミングシート”となる。
まるでゆりかごのような独特の形状をしたシートは、ゲーミング用途に最適化された様々な工夫が凝らされている。
最大の特徴は3段階のポジションで使えるところだ。1つは標準ポジション。形状に沿ってシートに体を預けながらプレイする。もう1つはシートを体ごと後ろにリクライニングさせる。「PUMA game seat」足回りがロッキングチェア(振り子椅子)のようになっており、この状態だとシートの先端部分が浮く形になるが、それで不思議とバランスが取れ、ソファーに体をダラッと投げ出して遊んでいるようなリラックス感がある。そして3つ目は逆にシート後方を浮かせ、前のめりでプレイするスタイル。普通のテーブルチェアに座る感覚に近いため、eスポーツタイトルのように真剣にプレイする時や、格闘ゲームのように膝にアーケードスティックを置きたい場合に重宝するポジションだ。
筆者も実際に使ってみたが、PUMAと提携しているだけあってまるでスポーツ用品のような堅牢さとスタイリッシュさを兼ね備えており、TVでコンソールゲームを遊ぶときに「まさにこういうのが欲しかった」という印象だ。
今後9月から10月に掛けて一般ユーザーを巻き込んで評価テストを実施し、11月頃に日本を含む世界でリリース予定。価格はまだ確定していないということだったが、200ドル台を想定。カラーバリエーションは初期時点は黒と赤のみだが、青や黄など、スポーツグッズらしいカラバリも揃えていきたいという。