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今年もドラクエの夏がやってきた! 新情報とファンサービスに満ちた「ドラゴンクエスト夏祭り2019」開催

8月3日開催

会場:TFTホール

 スクウェア・エニックスは8月3日、「ドラゴンクエスト夏祭り2019」をTFTホールにて開催した。

 「ドラゴンクエスト夏祭り2019」は、その名に違わず「ドラクエ」尽くしのイベントだ。今年は間もなく発売を迎える「ドラゴンクエストXl S」、そしてサービス開始から7年を迎える「ドラゴンクエストX」がイチオシのタイトルとなっており、様々な展示やステージイベント、「ドラクエ」ファンならどれも欲しくなってしまうような新グッズの販売、大きなキングスライムと一緒に写真が撮れるフォトスポットの設置、そして堀井雄二氏を筆頭に多くの出演者が登壇したステージイベントなど、様々な催しが行なわれていた。

入り口で配布されたうちわと缶バッチ
こちらも会場で配布されていたSPECIAL STARTING BOOK
「ドラクエX」に初登場したモンスターたちが掲載されている。無料でもらえるものとは思えないボリューム

ステージイベントでは堀井雄二氏も登壇!新情報の発表やゲームイベントなど盛りだくさん

 会場左手の大きなメインステージでは1日を通して多くのイベントが開催されており、主に「ドラクエX」と「ドラクエXl S」のステージイベントが開催された。

 オープニングでは「ドラゴンクエスト」の生みの親である堀井雄二氏や、「ドラゴンクエスト」のイベントMCではおなじみの椿 彩奈さんをはじめ、多くの出演者が登壇。"夏祭り"の開幕を告げた。

 続くステージイベントでは「ドラクエX」の追加パッケージの発売日や、「ドラゴンクエスト Xl S」の体験版の配信告知などビッグニュースが相次いで発表されたほか、ゲーム内ミニゲーム「幻の海トラシュカ!」のスコア対決などで登壇者・来場者ともに盛り上がる姿が見られた。そのほかにも「ドラゴンクエスト」の楽曲のウクレレライブなども行なわれ、大いに盛り上がりを見せた。

 ちなみにステージバックには「ニコニコ動画」にて配信されている本イベントの模様がリアルタイムで投影されており、新規発表の際は"弾幕"が流れたり、ときには登壇者に対する辛辣なツッコミが流れたりという光景が見られた。

スライムのTシャツを着て登壇した堀井雄二氏
ステージイベントではプロデューサーをはじめ多くの出演者が登壇

キングスライムと写真が撮れるフォトスポット、超貴重な原画が見られる「DQX」ギャラリー!

 イベントでは入場してすぐに大きな「スライム」が展開されており、「ドラクエ」のイベントらしいかわいいモンスターたちがいたるところで来場者を出迎える。フォトスポットではビックサイズの「キングスライム」と「ドラゴンクエストX」に登場するキャラクター達のフォトスポットが設置されており、ここには開場と同時に列ができるほどの人気ぶり。その後もいつ見ても途切れることなく、写真を撮るファンたちが列をなしていた。

 また、「DQXギャラリー」では「ドラゴンクエストX」の制作資料などが公開されていた。ここではキャラクターたちのイラストのほか、カットシーンのラフ画などが展示されており、特にラフ画はモノクロの状態でも動き出す姿がありありと想像できるような迫力で、どれも思わず見入ってしまう貴重な資料だった。

エントランスに設置されていた「スライム」
写真映えするビックサイズの「キングスライム」
「ドラクエX」の「アンルシア」たちのスタンドポップ どちらも会場と同時にすぐに列ができるほどの人気
会場にはドラクエらしいドット絵のマップ
【「DQX」ギャラリー】
今にも動き出しそうな迫真の原画

グッズコーナーや飲食コーナー「ルイーダズカフェ」も大盛況

 開場直後から結構な列ができていた飲食コーナー「ルイーダズカフェ」は、お昼ごろになると約80分待ちの長蛇の列に。ここでは「スライム」をモチーフにしたかき氷をはじめ、「ドラクエ」にまつわるコラボメニューが多数ラインナップ。お土産として持ち帰れるクッキーなどの販売も行なわれていた。

 また、グッズショップも大盛況で、ショップではおよそ70種類以上のグッズが販売されており、中には今回のイベントで初めて販売される商品も登場。「スライム」をモチーフにしたキーホルダーやスマホケース、ドット絵の「スライム」と「クルッチ」がデザインされたかわいい半そでのTシャツなども販売されていた。

混雑していた「ルイーダズカフェ」
暑かったので「スライム」のかき氷を食べて体の中も涼むことができた
多くのグッズが販売!予算があればどれも欲しい
ショーケースに並んでいるとより魅力的に見える
ショーケースにグッズが展示 商品を買う前に実物を見られる
グッズショップとは別にCDや書籍を販売するコーナーも

 買い物をしたレシートがあると無料でフェイスペイントを体験できるコーナーも設置され、スタッフが「スライム」のシールなどドラクエにまつわるフェイスペイントを顔に描いてくれるスペースも。会場では顔にスライムをいくつも並べた人の姿なども見られた。

付近のビットキャッシュコーナーでは"ガラガラ"を回して、出た玉の色によって景品がもらえた
「ドラクエXl S」の「夢のゴージャス版」の実物展示も! 「ロトの紋章が」描かれたきらびやかな箱に、特典とソフトが詰まっている

一日を通して「ドラクエ」を体感できるイベントに

 多くの人が本イベントに来場しており、ゲームイベントといえば男性が多いかと思いきや女性も多く、体感的には男女比は6対4程度の印象。親子で一緒に来ている人も多くみられ、年齢層は幅広く「ドラゴンクエスト」というIPの強さを改めて実感した。

 「ドラクエ」シリーズは直近では「ドラクエV」を題材とした映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」が昨日8月2日より公開されているほか、「ドラゴンクエスト XI S」は9月27日、最新の追加パッケージ「ドラゴンクエストX いばらの巫女と滅びの神 オンライン」は10月24日に発売を迎える。「ドラゴンクエスト夏祭り2019」はまだまだ続く「ドラクエ」の盛り上がりの一端を感じられるオフラインイベントとなった。