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「Forza Horizon 4」、2つ目の拡張パックはまさかのLEGOコラボ!
子供でも大人でも楽しい「Forza Horizon 4 LEGO Speed Champions」体験レポート
2019年6月10日 17:25
- 6月13日配信開始予定
- 価格:19.99ドル
オープンワールドレースゲーム「Forza Horizon 4」2つ目の拡張パックとなる「Forza Horizon 4 LEGO Speed Champions」がE3で初公開、初出展された。E3で「Forza」シリーズの拡張パックが公開されるのは珍しいケースだが、その理由については別稿にてまとめたとおり。本稿では6月13日より配信が開始される「Forza Horizon 4 LEGO Speed Champions」のインプレッションをお届けしたい。
「Forza Horizon 4 LEGO Speed Champions」の価格は19.99ドルで、「アルティメットエディション」、あるいは「拡張バンドルパック」ユーザーは無料でダウンロードできる。また、「Forza Horizon 4」同様、Xbox Play AnywhereタイトルとしてXbox OneとWindows 10 PCを自由に行き来しながら続きが楽しめる。
「Forza Horizon 4 LEGO Speed Champions」は、「Forza Horizon 4」と「LEGO」がまさかのコラボを果たした拡張パック。過去に「Forza Horizon 2」で「ワイルドスピード」とのコラボを果たし、ミッションをクリアするとドムのダッヂ・チャージャーなどが手に入ったりしたが、今回は拡張パック全編が丸ごとコラボになっており、新たに追加される「LEGO Valley」を舞台に、レゴブロックとレゴカーで満たされたLEGOの世界で文字通りのハイスピードレースを楽しむことができる。
今回は、プロローグシーンをプレイする事ができたが、「Forza Horizon 4」ユーザーなら誰もが気づく演出でいきなりニヤリとさせられる。「Forza Horizon 4」のオープニングがそのままLEGOに置き換わっているのだ。イギリスの美しい風景はLEGO Valleyに、McLaren SennaはLEGOで作られたMcLaren Sennaに。そしてプロジェクタに大写しになった美しいゲーム世界へフルアクセルでダイブしようとすると、そこで何故かカツッとLEGOブロックが接触する音がしてLEGO版McLaren Sennaが止まるというユーモラスな演出でゲームがスタートする。
空には、LEGOブロックの牛をアブダクトしながらクルクル浮遊しているLEGO UFOが飛んでおり、途中で地上に激突してLEGOブロックをまき散らす。クルマのみならず、雲や木々、障害物に至るまですべてがLEGOブロックで構成されており、接触するとカラカラ LEGOブロックの音がするのがおもしろい。途中でLEGO版ミニに乗り換えて荒野を疾走、途中で夜になり、ダートコースの上空にはLEGOのゴーストが浮遊しているなど、凝った演出が楽しい。
気になるレースについては、「Forza Horizon 4」そのもので、リッチなグラフィックス、打てば響くクイックなドライビング、「Forza」シリーズ伝統の物理演算で高速レースが楽しめる。
今回体験できたのは、まさにプロローグのみだったが、リリースによれば、LEGO Valleyには、高速レースが楽しめるファルコンスピードウェイや、アドベンチャースタントパーク、LEGOの街、空港、UFOの墜落現場、海賊の入り江、恐竜発掘現場などがあり、これらが「Forza Horizon 4」のルールに基づき、四季が描かれる。そしてキャンペーンを進めることで、トレーラーの最後に登場する家も建てることができるという。
LEGO Speed Championsカーの総数は不明だが、McLaren Senna、Ferrari F40 Competizione、1967 Mini Cooper S Rallyなどが用意されている。最後までクリアすることでLEGO Speed Championsになることができ、31の実績と500のゲーマースコアが手に入るようだ。
「Forza Horizon 4 LEGO Speed Champions」のポイントは、何と言ってもLEGOワールドであるところだ。LEGO好きの大人はもちろんのこと、「マリオカート」や「チームソニックレーシング」が好きな子供にも楽しめるゲームになっていると思う。ゲーム性は「Forza Horizon 4」そのままなので、それらより若干テクニックが必要になるが、レゴワールドを300kmオーバーでぶっ飛ばす! スカッと爽快なレースゲームだ。