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平井一夫氏、ソニー会長を退任
2019年3月28日 17:52
ソニーはニュースリリースにて、取締役候補を発表した。これまで取締役会長を務めていた平井一夫氏が退任し、以降はソニーグループのシニアアドバイザーとして、経営陣の要請に基づく助言を適宜行なっていく予定だという。
吉田憲一郎氏のコメント
「永山さんには、2010年6月に当社の取締役に就任以降、2013年6月から6年間にわたり、取締役会議長をつとめていただきました。当社のコーポレートガバナンスの強化に多大なご尽力をいただいたことに深く感謝しています。今後は、隅さんを議長とする新しい取締役会の指導のもと、中長期的な企業価値向上を目指した経営を推進していく所存です。平井さんとは、2013年12月から共に経営改革に取組んでまいりました。本年6月をもって当社の役員としては退かれる形となりますが、今後も多様な事業を擁するソニーの経営について、大所高所からサポートを頂くつもりです」。
平井一夫氏のコメント
「昨年4月に吉田さんにCEO職を移譲して以降、この一年間は会長という立場から円滑な経営体制の移行をサポートしてきました。吉田さんのもと、マネジメントチームと社員が一致団結し、ソニーという会社をより一層輝かせていく体制が整ったと確信し、35年間過ごしたソニーグループから卒業することを決めました。これまで、私を支えてくれた社員、そして全てのステークホルダーの方々に感謝いたします」。