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男子禁制の"なでしこLANパーティ"!「レインボーシックス シージGIRLS’FESTIVAL Presented by PlayStation 4」開催

3月16日 開催

 ユービーアイソフトは3月16日、プレイステーション 4/Xbox One/PC用タクティカルシューター「レインボーシックス シージ(以下、R6S)」において、女性プレーヤーのためのオフラインイベント「レインボーシックス シージGIRLS’FESTIVAL Presented by PlayStation 4」をLFS池袋にて開催した。

 「レインボーシックス シージGIRLS’FESTIVAL Presented by PlayStation 4」の参加資格はプレーヤー、観覧者ともに女性限定。登壇者もMCの松嶋 初音さん、Heartbeat(ハービー)さん、実況の灯環さん、解説の017さんと、いずれも女性の「R6S」プレーヤーが務めた。

 イベントは事前に抽選で選ばれた80名の女性プレーヤーをゲームシステムに倣って5人1組に分け、優勝を争う「RAINBOW SIX SIEGE GIRLS’ OPEN Tournament」をメインコンテンツに、トーナメントで敗れたチームメンバー同士で再度争う「シャッフルトーナメント」や、「R6S」においてトップクラスの実力と人気を誇るプロチーム「父の背中」のけんき選手、「野良連合」のReyCyil選手の指導を直接受けられる「シンデレラレッスン」などなど、盛りだくさんの内容で行なわれた。

左から「父の背中」のけんき選手、実況の灯環さん、MCの松嶋 初音さん、Heartbeatさん、解説の017さん、「野良連合」のReyCyil選手
【レインボーシックス シージ GIRLS’ FESTIVAL presented by PlayStation 4】

 eスポーツに限らず、ゲームのイベントは通常男性比率が圧倒的に高いのが常だ。昨今のeスポーツシーンの盛り上がりや、女性プロプレーヤーの活躍、ゲーム自体の普遍化により徐々に女性比率が上がってきている印象はあるものの、やはりゲームは男性のもの、という側面がまだまだある。特に硬派なシュータージャンルではなおさらだ。

 ただ、UBIDAYなどの様子を見る限り、「レインボーシックス シージ」を筆頭にユービーアイソフトのタイトルは比較的女性比率が高い。「アサシン クリード」シリーズなどもそうだが、ユービーアイソフトはコスプレ資料などを積極的に開示していたり、スタッフが極めてユーザーフレンドリーなのがその一因なのかもしれない。

 そんな中、今回のイベントには80名の女性プレーヤーに加え、女性観覧者合わせ数多くの参加者が集まった。参加者の皆さんは東京をはじめ埼玉などの関東近郊はもとより、地方から本日のために東京を訪れた熱烈なファンもいたようだ。また、イベントの参加ルールとして「大会参加者は自前のPS4を持ち込むこと」という珍しいレギュレーションがあり、まさに女子会、まさに「なでしこLANパーティ」といった様相を呈していた。会場にいる男性はゲストのけんき選手やReyCyil選手、一部取材陣や会場スタッフのみと、イベントの立て付けから言って当然ではあるものの一般的なゲームイベントとは男女比がそっくり逆転しており、なかなか新鮮な雰囲気であった。

メインステージ正面には観覧席、ステージの左右にはプレイスペースが設置されていたが、当然そこには女性オンリー。なかなか珍しい光景だ
「RAINBOW SIX SIEGE GIRLS’ OPEN Tournament」出場チームはステージ横の防音室でプレイしており、メインステージではその模様が映し出された

 とはいえイベントの参加者はベテラン、ルーキーを問わず熱烈な「R6S」ファンばかり。メイントーナメントは試合が進むにつれて極めてハイレベルな高い戦いが繰り広げられていたし、その傍ら行なわれていた敗者復活戦的なシャッフルトーナメントではそこかしこで歓声、時には「よっしゃオラァ!」という逞しい怒号が上がっていたりして、参加者たちは「R6S」を全力で楽しんでいた。

 会場で初めて会って、初めてチームを組んで、好きなゲームの話で盛り上がって、そこから交流の輪を広げていく……それこそがオフラインイベントの醍醐味だが、今回は絶対数で見ると数少ない「R6S」の女性プレーヤーが一堂に会するイベントだけあって、その結束はより強固なものになったようだ。

ステージでのトーナメントとは別に、プレイスペースではシャッフルトーナメントも行なわれており、時折大きな歓声や怒号が飛び交う。プレイ中に叫んでしまうのは男女問わずゲーマーの習性か
トーナメントは連携、個人技ともに光ったチーム「グンマー」が優勝!
会場ではイベント限定の可愛らしいフードなどもふるまわれた(※通常営業時は飲食の提供は行なわれない)
快く写真撮影やサインに応じるけんき選手とReyCyil選手。イケメン選手2人は常にファンに囲まれていた

 トーナメント勝者のコメントはもとより、会場の参加者インタビューなどでも、皆口々に「R6S」に対する愛情や今回のイベントの楽しさを語り、次回開催の希望を熱望する声が多く聞かれた。「R6S」はプロのeスポーツとしても盛り上がりを見せるタイトルだが、ファンの熱量ももの凄いものがある。「ゲーム愛」に腕前やプレイ歴、性差は関係ないということを改めて強く感じたイベントとなった。

最後は参加者全員で記念撮影!