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2018年のアプリパブリッシャーランキングがApp Annieより発表。バンダイナムコエンターテインメントやソニーなどがランクイン

2月26日 発表

 App Annieは、2018年のアプリパブリッシャートップ52を2月26日に発表した。

 本ランキングはGoogle PlayとApp Storeを合計した収益上位のパブリッシャーを表彰するプログラム。新たにEpic GamesやRoblox、Pearl Abyssなどがランクインした。

 テンセントやNerEaseが上位に名を連ねるなか、日本企業ではバンダイナムコエンターテインメントとソニー、mixi、LINEがトップ10入り。以下ではランクインした一部企業へApp Annieが実施したインタビューを掲載する。

バンダイナムコエンターテインメント 取締役 金野徹氏

 エンターテインメント業界全般の売り上げは景気に左右されにくいものと思っていますので、ロングセラータイトルだけに力を入れるのではなく、ユーザーの多様化による様々なニーズに応えて、今後も多くのタイトルを手掛けていきたいですね。

 海外進出についても、ゲーム自体の良さに頼った単純なローカライズではなく、それぞれの地域に合ったものを出していきたいです。

LINE 執行役員 平井漠氏

 「LINEマンガ」は昨年大きく売上を伸ばすことができましたが、その背景には電子コミック市場自体が伸びていることもあったと考えています。

 ここ数年で「スマートフォンでマンガを読む」という認知がユーザーに広がり、より一般的になりました。今後も市場の伸び率より高い成長率を維持しながら、電子コミック市場全体を盛り上げていきたいと思っています。

マッチングエージェント 代表取締役社長 合田武宏氏

 我々は若い世代をターゲットにサービスを展開しています。未来ある若い世代の恋愛を応援するべく、さらなるサービス改善に努めてまいります。

 また、マッチングサービスのリーディングカンパニーとして、マッチングサービスをきっかけに恋がはじまるワクワク感、またサービスの安心、安全な使い方を啓蒙することも必要だと考えています。良質なサービスを選ぶ方法や、安全な使い方を身につけていただけるような情報発信も今後強化していきたいと思います。

アニプレックス 本部長 三鍋尚貴氏

 2019年は開発ラインを整えチームの組織力を高めることにより末永く遊んで頂ける作品をスピード感もって発表、配信できることを目指します。

 また、アニメと連動したファンサービス企画や、フェス、舞台、展示会などといったリアルイベントを開催することも目標のひとつ。ユーザーの皆さまが作品の世界観に直接触れられる機会をもっと増やしたいと思っています。

Cygames 常務取締役 木村唯人氏

 近年、ゲームを含む娯楽への時間の使い方は変わってきています。ゲームについて言えば、ゲームそのものだけではなく、リアルイベントや実況、配信なども含めた、総合エンターテイメント的な体験が求められていると言えるでしょう。

 Cygamesでも、ゲームとしておもしろいものを追求するなかで、時代の変化に合わせ、何が求められているか見極めて、ユーザーの皆さまがより楽しめるようなサービスを展開していきたいです。