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ロジクール、「ゲームの中でよりリアルな体験を!」ゲーミングヘッドセット4製品を発売
ドライバーの大型化、イヤーパッドを刷新して音質・付け心地が向上
2019年2月6日 19:36
ロジクールは2月6日に発表会を開催し、同社が発売するゲーミングヘッドセットの新製品「G933s」、「G633s」、「G431」、「G331」の4製品を2月26日より発売すると発表した。価格はそれぞれ21,500円、17,880円、11,130円、9,130円(いずれも税別)。
同社がゲーミングヘッドセットの購入者にアンケートを採ったところ、求めるポイントとして快適な装着性、音質、サラウンド音響、マイクの遅延という順番になったとのこと。これを元に以前のモデルを刷新して、快適性や音質、サラウンド音響について強化したという。
前モデルを刷新して快適性や音質、サラウンド音響を追求した「G933s」
最上位モデルとなる「G933s」は、PRO-Gドライバーを40ミリから50ミリにサイズアップしたのが特徴。音は空気の振動が伝達して伝わるのに加えて、低音域を伝えるためのエネルギーが必要になる。そのために新モデルではサイズアップが図られた。もちろんそれだけではなく、チェンバーやマグネットなど、ほかのコンポーネントについても再調整を行ない、音のバランスがよくなるように設計されている。同社のスタンスは「ゲーマーが、ゲームの中でよりリアルな体験ができることを目指す」である。
このため、中には再生可能容量を超えるような音を流してバリバリと音割れによる再現をするテクニックもあるそうなのだが、同社としては忠実に、ゲームデザイナーが制作した音を再現することにフォーカスしているという。また同社が低音域のゆがみをテストしたチャートについても紹介。ほかのヘッドセットよりも低音域でのゆがみが低くなっているのが特徴だ。
また「G933s」は、「DTS Headphone:X 2.0」をサポートする。これにより音源の位置関係もはっきりとわかるようになっている。「DTS Headphone:X 2.0」についてもアルゴリズム自体が再構築されたので、位置などの音情報の正確性が上がったのだそうだ。大人数での同時プレイ時でも、音量と音の位置を正確に再現する。なお「G933s」と「G633s」の違いはワイヤレスか有線かという点だけ。このため「933s」と「633s」であれば、対応したゲームのよさをフルに活用してゲームプレイができるとしている。
また、今回のシリーズについてサポートするソフトウェアは「LOGICOOL G HUB」。LOGICOOL G HUBではサウンドプロファイルをカスタマイズできるほか、「Logicool ゲーミング ソフトウェア」よりも使い勝手が向上している。「ロジクールG LIGHTSYNC」に対応しており、同社製のマウス、ゲーミングキーボードをコントロールして同じ発色ができるようになっている。
搭載されたマイクだが、前モデルが4ミリのエレクトレットコンデンサーを使用しているのに対して、「G933s」では6ミリに変更。レスポンス性能やノイズに対する性能が上がっているという。感度については58%、最大音量については70%上がっているほか、ノイズが150%減少しているという。これにより、チームプレイ時にもスムーズなコミュニケーションが可能であるとしている。マイクは上に跳ね上げることができ、跳ね上げた状態だとミュートがかかる仕組みだ。
「G933s」のヘッドバンドだが、ソフトタイプのものが使用されている。これによって快適性が上がっただけでなく、ノイズの処理もよくなったとのこと。このほかワイヤレス環境での接続性についても性能アップが図られているそうだ。また「G933s」はワイヤレスモデルだが、有線での接続も可能。PCだけでなくプレイステーション 4やNintendo Switch、Xbox Oneで利用できるようになっている。利用可能時間だが、ヘッドフォンのカラーLEDによるRGB発色を利用しない場合で連続12時間の使用が可能となっている。
ミドルクラスに位置する「G431」
同じく発表された「G431」は「G430」の後継機種。PRO-Gドライバーではないものの、50ミリのドライバーを搭載しており、ソフトウェアの制御でクリアに聞こえるようになったという。なお「DTS Headphone:X」に対応しているので、サラウンド環境で使用することができる。イヤーパッドは「G933s」と同じ合皮素材を使用し、快適性が向上した。マイクについても6ミリのエレクトレットコンデンサーを採用している。
このほか、本日発表された製品だが、サラウンドに対応しないエントリーモデルの「G331」のほか、先ほども少し述べた、「G933s」と同様の機能を持つ有線モデル「G633s」も用意されている。
発表会の終わりには、ロジクールGアンバサダーで、ゲームキャスターとして活躍する岸 大河さんが登場。今回の新製品について、「今までは広い空間の中にぽつんといた感じだったのが、ゲームの中にくるまれてその中で行動しているような体験ができた」と語る。「動きを感じるだけでなく、耳から感じるものが大きいと改めて感じた」のだそう。「サラウンドがしっかりと聞こえるので、後方で足音がしても反応ができる。『DTS Headphone:X』を使用しながらぜひサラウンドを体験してほしい」と語った。































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