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本邦初公開の貴重な資料も飛び出した!「D×2 真・女神転生リベレーション」ファンミーティング

キャラの秘蔵設定資料から、開発中の「アウラゲート2」、「ベヨネッタ」の映像なども公開

1月14日 開催

会場:東京ジョイポリス

 セガゲームスは1月14日、Android/iOS用RPG「D×2 真・女神転生リベレーション」のファンミーティングイベントを東京ジョイポリスにて開催した。本作のチーフプロデューサーである山田理一郎プロデューサーへの質問、ファン参加型のタイムアタックチャレンジ、さらに極秘の資料や情報の公開など、ファンにはたまらない内容となっていた。

「D×2メガテン」の気になるアレやコレに、山田Pが語る

 まず最初は、「D×2目安箱(出張版)」と題し、イベント参加者から募集した意見や要望などについて山田Pが答えていくコーナーから。最初の要望は“シリーズによって変わる、デザイン違いの悪魔の導入”について。山田Pは「実はもう準備しています」との回答に、会場は歓声に包まれた。さらに見た目の変化だけではなく、能力なども違いがあり、実質別ものになっているとのこと。同じ悪魔でもデザイン違い同士でのパーティの同時編成も可能だという。

【ファンによる要望1】

 続いては“合体事故の導入”と“召喚限定悪魔を合体で作れるようにしてほしい”との要望。合体事故について山田Pは「★5の悪魔を作るときに合体事故が起きたら絶対怒りますよね(笑)?」と答え、ファンの笑いを誘った。合体事故は、デザイン違いの悪魔を呼び出す際の演出として使われるとのこと。召喚限定悪魔である英雄や魔人といった種族は、Ver.2.2.0で実装予定の「デビルトランス」で合体から作れるようになるとコメントした。

【ファンによる要望2】

 今後追加される機能については、要望の多かった「オート戦闘中のチャット機能」がVer.2.1.0で実装される予定だと言う。ほかにも、アウラゲート用の新アイテムやホーム画面のカスタマイズなど、さまざまな要素を検討しているとのこと。

【ファンによる要望 その3】

 「烙印」関係では“烙印強化が面倒くさい”といった直球なものから“どの悪魔に装備させているか表示して欲しい”などの要望が飛び出した。山田Pは「どういった形になるかはまだこれからですが、改良したいと思います」とコメントした。

【ファンによる要望 その4】

 最後はデュエルについて語られた。“デュエル報酬で因子がほしい”という要望が数多くあったとのことで、Ver.2.0.0では報酬で因子が手に入るようになるのだという。“特定の人とデュエルをしたい”という要望については、ポイントの変動がしないフレンドマッチのようなシステムを検討中とのことだ。

 コーナー中で挙がった、さまざまな要望に前向きな答えを返す山田P。「D×2メガテン」の今後の進化に期待が高まるところだ。

【ファンによる要望 その5】

山田Pらのクリアタイムに挑む、タイムアタックチャレンジ

 次のコーナーは、会場のファンが参加する「タイムアタックチャレンジ」。山田Pと司会進行のドグマ風見さん、そして佐治キクオさんが「罪の烙印」最高難易度の10業をオートでプレイ。一緒にプレイして、2人よりも早いクリアタイムを出せた人には「D×2メガテン」モデルの限定モバイルバッテリーがもらえる。

 初めにプレイするのはドグマ風見さん。パーティメンバーは「ルシファー」、「シヴァ」、「コウテイ」、「ラーマ」。高ランクな悪魔が揃っている。それを見た山田Pも「豪華なパーティだなー!」と声を上げる。

【タイムアタックチャレンジ】
ドグマ風見さんが自慢のパーティを披露。「みなさんと同じくらい課金しているので」と自信満々の様子を見せる

 高い火力を活かして、敵を次々とスピード撃破。順調に進んでいくも、最後に待ち構えるボスのルシファーに、味方パーティが壊滅状態まで追い込まれてしまう。最後に生き残ったシヴァで粘りを見せるものの善戦むなしく敗北してしまう。クリアタイムが出なかったため、会場の全員で賞品獲得を掛けてジャンケン。強運のファンが豪華賞品を手にした。

 続いて、山田P、佐治キクオさんがプレイ。かなり早いクリアタイムを叩き出すも、会場にはそれをはるかに越える猛者が数多くいた。高記録を出した者同士でまたもジャンケン大会に雪崩れ込んだ。

【タイムアタックからジャンケン大会に】
予想外の展開となったが、コーナーは終始盛り上がっていた

 すべてのコーナーが終了し、最後に山田Pから「D×2メガテン」未公開情報が発表された。モニターに映し出されたのはキャラクターデザインのラフスケッチ。このイベントで初公開となる貴重な資料だ。初期のメガキンのデザインは、キャップを被ったラッパーだったのだと言う山田P。ドグマ風見さんは「この(初期デザイン)メガキンだったら俺、キライだったかも(笑)」と本音をもらし、会場内が笑いに包まれた。

【初期のキャラクターデザイン案】
デザインが決定するまで、何度も試行錯誤した後が見られる

 作中に登場するお菓子、「ニャンチョコ」のパッケージデザインが映し出されると、「ニャンチョコはもともと最初は無かったんです」と語る山田P。アニメーションを製作したタツノコプロの監督から、「動画配信者ならお菓子の動画とか配信してそうじゃないですか?」という提案をもらい生まれたのだという。

【偶然で生まれたアイテム、ニャンチョコ】
パッケージからお菓子のデザインまで、細かく設定が描かれている

 さらに開発中の2つ目のアウラゲートの画面も公開。「アウラゲート2」では現在のランダムマップのダンジョンと差別化をはかり、マップ内を余すことなく踏破していくダンジョンになるとのことだ。

【開発中のアウラゲート2】
内容について詳しくは語られなかったが、“狂化システム”や“鍵のマーク”など、スクリーンショットから想像を掻き立てられる(画面は開発中のもの)

 未公開情報のラストは、同日の公開生放送で発表されたコラボ、「ベヨネッタ」の戦闘シーンの動画を会場のみで公開。原作をリスペクトしたベヨネッタのダイナミックな技やしなやかな動き、その一挙一動に大きな歓声が上がった。かなりのこだわりをもって作られているのが動画からヒシヒシと伝わってきた。

 最も気になる“ベヨネッタ”が入手できるか否かだが、山田Pは明言を避けながらも「配布とかあるんじゃないですか……」とのコメント。さらに「他にもありますし」と気になるコメントを連発。結果的に入手に関する疑問は明らかにされなかったが、ベヨネッタやそのほかにも登場キャラクターが登場する予定のようだ。

 残念ながら、ベヨネッタに関しては撮影はできなかったのだが、2月頃には登場するとのことなので、期待していてもらいたい。