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「リネレボ」のオフラインイベント、「リネレボファンミーティング~体験せよ!頂点(3次クラス)を!~」を開催

要塞戦のセオリーがガラリと変わる、3次クラスの先行体験で参加者が衝撃を受けた!

1月13日 開催

 ネットマーブルは東京・品川グランドホールにて1月13日に「リネージュ2 レボリューション(以下、リネレボ)」のオフラインイベント「リネレボファンミーティング~体験せよ!頂点(3次クラス)を!~」を開催した。

 本イベントは最新アップデート情報の発表と、1月17日に実装を予定している「3次クラス」を使用した要塞戦をプレイするというイベントだ。

 「3次クラスを使用して要塞戦をプレイ」とサラリと書いているが、体験した参加者によると「この実装で要塞戦の戦術がガラッと変わります」と話すほどのインパクトだった。

 3次クラスはもちろんだが他にも様々なアップデートが実装される。本稿では会場で発表されたアップデートの内容と、実際に3次クラスを体験した参加者の感想を中心にイベントの様子をレポートする。

会場には一足先に3次クラスをプレイしようと多くの参加者が訪れた。応募倍率はなんと10倍(!)だったという

サーバーを越えて要塞戦が可能に!目玉コンテンツ「要塞大戦」など目白押し

 会場では日本版運営プロデューサーの山下大和氏と、日本版開発プロデューサーのイ・インギュ氏より1月17日に実装されるアップデートについて発表された。

日本版運営プロデューサーの山下大和氏
日本版開発プロデューサーのイ・インギュ氏

 1月17日のアップデートの目玉は2次転職(3次クラス)の実装だ。現時点で実装されているすべての2次クラスの27職に3次クラスが追加される。2次転職に必要なクエストは7つのエピソードで構成されており、これらのクエストをクリアすることで転職が可能になる。ちなみに他国サービスより日本サービスでは2次転職を行ないやすいように調整が入っており、レベル261で解放されるクエストで2次転職ができるので、現時点でカンストしているプレーヤーは比較的すぐに2次転職が可能だという。

 どの3次クラスも非常に強力なスキルを持っている。なお3次クラスの専用スキルのレベルアップはスキルポイントの他に専用のアイテムが必要になり、このアイテムはナイトメア難易度の「次元の迷路」などで入手できるという発言があった。会場からはその入手難度の高さにざわつきもおきたが、他のコンテンツでも入手できる予定とのことだ。

 あわせて現時点では260がレベルキャップとなっているが、これが320まで解放され、さらにキャラクターを成長させられる。あわせて新領地「アヴェント」の追加とレベル275、290、305の新エリートダンジョンが追加される。なお本アップデートにあわせてレッドゾーンが廃止される。またレベル260までの成長カーブも調整され、理論上は最短で7日間でレベル1から260まで成長させることができるようになる。

 そして1月17日から新規プレーヤー、復帰プレーヤー向けの「爆速成長」というサーバーが追加される。

 まず新規プレーヤー向けのサーバーではレベル260までの成長にブーストがかかっており、、常にフィーバータイムで、通常サーバーに比較して入手経験値が20倍、入手アデナが10倍、モンスターコアの獲得率が10倍と文字通りの“爆速成長”が楽しめる。さらにログインすると最大で200枚のガチャチケット、レッドダイヤ1万個、背景装備が1個ずつ入手でき、さらに専用のクエストで背景装備が追加で1個ずつもらえるという驚きの内容だ。

 そして復帰プレーヤー向けのサーバーでも、フィーバータイムとブーストが新規プレーヤー向けのサーバーと同じ倍率になっている。こちらのログインすることでガチャチケット110枚に加え、背景装備が入手できたり、LR装備が作成できるほどの素材が集まるという。

 そして2月中旬には目玉だと話す「要塞大戦」が実装される。「要塞大戦」は「ランダムマッチ」と「1対1」の2モードがある。

 ランダムマッチでは全サーバーの 血盟の戦闘力にあわせて自動でマッチングされる。要塞戦が終わると勝利数がカウントされて、全サーバーの勝利数のランキングも表示される。1対1ではサーバーの垣根をこえて、いつでも1vs1で任意の要塞戦ができる。試合時間の設定や最大人数の設定ができるので、気軽に練習試合や交流試合ができるという。

 他にも3血盟から構成される「連合システム」も発表された。まずは「連合チャット」が実装され連合同士でのチャットが可能になるという。さらに最大150名から構成される連合員でボスを倒すPvEコンテンツ「連合遠征」などを現在開発中で、詳細は固まってきたら発表されるということだ。スケールの大きさから想像もつかないが今後の発表にも期待したいところだ。

 他にも新装備の「龍族装備」や、クラス別に最強のプレーヤーを決める「オリンピアード」の実装も予定されている。さらに6月には「血盟王者決定戦」も予定されており、2019年のリネレボもさらなる盛り上がりが期待できる。

3次クラスのスキルで要塞戦が大きく変わる!新たなセオリーが生まれる

 アップデート情報の発表の後、イベント参加者は即席の血盟(チーム)を結成し、要塞戦を行なった。

 参加者は3次クラスをプレイしたことがないのはもちろん、ほぼ全員が初対面である。その状況の中で試遊プレイでキャラの特性を掴んだり、役割分担を行なって本番の要塞戦へと挑んだ。

 3次クラスを使用した要塞戦はこれまでとはかなり異なる展開で、参加者のひとりは「見たことのないスキルもありましたし、これまでの要塞戦とはまったく違いますね」と話していた。試合の後何名かに話を聞いたのだが、全員が共通して話していたのがエルダーの3次クラスの「エヴァスセイント」が使用できる「リザレクション」というキャラクターを復活させるスキルだ。

 というのも要塞戦では盟主が相手陣地の聖物に20秒間刻印というアクションを起こせば勝利になる。逆に刻印は盟主以外はできないので、盟主をいかに倒すか/守るかが大きなカギになる。これまでの要塞戦では敵盟主を倒せば復活まで時間があるので、その間に相手血盟のメンバーを押し込んだり、一旦自陣の方に下がったり……というのがこれまでのセオリーだったのだという。ただ本スキルの実装によって盟主の復活が可能になるので、その後の立ち回りがこれまでとまったく異なる。

 実際に会場で行なわれた要塞戦でも倒れた盟主をリザレクションで復活させた事がキーになり勝敗が決まっており、「これまでの要塞戦とは確実に戦い方が変わります。クラス構成が変わるほどのインパクトがありますね」と話していた。

 他にも注目のクラスについて話を聞いたところ「オークモンクの3次クラスの『タイラント』も大きな影響がありそうですね。本作はスキルが非常に重要なのですが、このクラスのスキルを使うと自分の周囲にいる敵がスキルを使えないように沈黙を付与するんですね。攻撃はもちろんバフをかけたり回復をすることもできなくなるので、かなり強力です」とのことだった。

 3次クラスの実装はもちろんだが、参加者によると「要塞大戦」は非常に大きなアップデート要素になるのだという。

 「『要塞大戦』が実装されれば好きなタイミングで要塞戦をプレイすることができるので戦術の研究もこれまで以上に進むでしょうし、『リネレボ』が大きく変わるのは間違いありません。離れてしまっていた人も大きく変わるこのタイミングでぜひ帰ってきて欲しいですね」と強く語ってくれた。

 既にガッツリとプレイしているプレーヤーは3次クラスの実装でゲーム性が大きく変わるし、これから本作を始めるプレーヤーやしばらく離れていたプレーヤーも成長速度が増した「爆速成長」サーバーでキャラクターを一気に育成し、対人戦の醍醐味を楽しめるだろう。ここからさらにアップデートやイベントで盛り上がりを見せそうな「リネレボ」に注目だ。

初対面のプレーヤー同士、かつ3次クラスという新たなキャラクターだが、各チーム本気で勝利を目指した