ニュース
ゲームフリーク増田氏も登場！家族も友達もリビングでわいわい楽しめる「ポケモン ピカ・ブイ」が完成
「昔を思い出しながら、でも新しい感覚で楽しんでもらえたら」
2018年11月16日 13:34
- 11月16日 開催
11月16日、池袋のサンシャインシティにてNintendo Switch「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ」（ポケモン ピカ・ブイ）の発売記念イベントが開催された。
イベントには、本作開発元であるゲームフリークより、ディレクターの増田順一氏、プロデューサーの大森滋氏、プランニングディレクターの斉藤優史氏が登壇。3氏によるトークショーが行なわれたほか、ポケモンセンターメガトウキョーにて「ポケモン ピカ・ブイ」の発売カウントダウンイベントも開催された。
トークショーで増田氏は、「ポケモン ピカ・ブイ」には最初の企画の段階から関わっていると話した。Nintendo Switchに合わせたタイトルということで、片手で遊べること、「ポケモンGO」のように遊びやすいこと、協力できることなどを中心に企画を組み立てていったという。なお当初は「ポケモンを連れて歩く」という要素はなく、様々なアイデアが話し合われる中で生まれたものだそうだ。
大森氏は本作について、「友達や家族とボールを投げるプレイができる。みんなで楽しめるし、幅広く遊べる『ポケモン』になっている。ピカチュウもイーブイももちろんかわいいが、それ以上にたくさんのかわいいポケモンがいるので、ぜひ色々なところへ行ってほしい」と語った。
プランニングディレクターの斉藤氏は開発の苦労点について、「増田から『今回はポケモンをそのままの大きさで出したい』と言われた時は正直焦った」とした。「イワークなんかは8m、民家の上くらいある。そんな大きいものを出すんですかと思ったが、最終的にはそのままで出せた。その臨場感や、生き生きしている感じはこれまでの作品と比べても楽しんでもらえるのかなと思う」と述べた。
また本作のコントローラーとして使える「モンスターボール Plus」について、増田氏は「ぜひ、トレーナーになりきってボールを投げてほしい。そうすると『何してるの？』と家族からツッコミが入ると思うから、そしたら一緒にやろうよと。本作では、リビングにみんながどうやって集まって楽しめるかをずっと気にしていた。もしテレビが小さかったら、テレビも買い替えてほしい（笑）」とした。
続けて、「もし誰かが『ポケモンGO』をやっていたら、そこからポケモンをもらったり。そうやって、リビングでわいわい楽しく遊んでもらえるような、“みんなのポケットモンスター”になれば」と話した。
さらに「ポケモンGO」では、「ポケモン ピカ・ブイ」へポケモンを送ると、新しいポケモン「メルタン」が出現する「ふしぎなはこ」が手に入る。ここで捕まえたメルタンを再度「ポケモン ピカ・ブイ」に送ることで連れて歩けるようになるので、「ぜひやってみてほしい」と増田氏は話した。
最後に、斉藤氏は「これまでと違うアプローチも含めて、色々な遊びを入れた。今遊びやすい遊びとは何かを考えて作ったので、ぜひ楽しんでほしい」と話した。
大森氏は「やっとこの日を迎えた。ピカチュウ、イーブイはもちろん、カントー地方のポケモンが本当にかわいいので、どんどん捕まえてほしい。色々なところで起こる色々な反応を楽しんでいただければ」とした。
増田氏は「ピカチュウとイーブイについては、これでもかというくらいかわいくした。だからかわいがってほしいし、一緒に冒険している感じを大事にしてほしい。それと、1年半くらいかけて迷いながら作ったソフトなので、1日で終わらせないでぜひ長くやって（笑）。ポケモン交換したり、バトルしたり、昔やってた遊びもできるので、昔を思い出しながら、でも新しい感覚で楽しんでもらえたら」と語った。
