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クリスタルを巡るストーリー展開が気になる! 「ファイブキングダム-偽りの王国-」

開発中のバージョンを一足先にプレイ

2018年夏 配信開始予定

 リイカが2018年夏にリリースを予定しているAndroid/iOS用RPG「ファイブキングダム-偽りの王国-」(以下、ファイブキングダム)。今回この開発バージョンを触ることができたので、プレイレポートをお届けしよう。

【最新プロモーション映像】

5つの王国がクリスタルを巡って闘い合う

 「ファイブキングダム」のストーリーを少し述べておこう。かつて神話の時代、クリスタルは人々に繁栄をもたらした。しかしその力が強いだけに、古代人は私利私欲をむさぼり、それによってクリスタルは力を失ってしまった。しかし長い年月を経た後、クリスタルは復活する。そしてそのクリスタルを巡って、アレルイオ、オルク、ジェン、タイラード、サイリィアスの5か国は戦乱に巻き込まれていく。

 ここで登場するのが、プレーヤーである主人公トリストだ。彼は、クリスタルを回収するだけのはずだった任務を、ともに戦っていたはずのガルフレッド指令の反乱により邪魔されてしまう。かろうじて逃げ失せたトリストは、指名手配の犯人になってしまう。

 ゲームの冒頭、わかりやすいチュートリアルが続く。もうひとりの重要人物、リアリとの出会いがあり、彼女も参戦しての戦闘に突入する。

 本作での戦闘だが、基本的にはオートで戦ってくれるので何もしなくてもよいが、マニュアルでの操作も可能。左下にあるゲームコントローラーのアイコンで示されている「テクニカルボタン」により、自分でスキルなどを選んで攻撃することもできる。オートバトルはかなり優秀で、サクサクと進んでいくためかなり楽だし、自分での操作にそれほどこだわらないのであれば、オートバトルを選ぶのでよいと思う。

左下の「テクニカルボタン」をタップすると時間が止まる
操作したいキャラクターをタップ
スキルを選択。ここでは「スピリットベール」を選んだ
この場合はリアリのスキルをトリストにバフ効果として与える
次はトリストを操作する
任意のところまで移動させる
移動場所を指示
最後にもう1度テクニカルボタンをタップするとスキルが発動する

 なおコマンドには「オーバーアーツ」というものがあり、ある意味必殺技のような形で、敵に大ダメージを与えることができるのも特徴だ。これもテクニカルボタンにより発動することもできるが、オートバトルでも自動的に発動されるので、意識せずに使うことも可能だ。

ロビー画面。ここからクエストやバトルを選んで進めていける
クエスト画面。クリアしたクエストは黄色く光って示されている
バトル画面。クエストが進行していくと鍵が外れる
決闘では勝率に応じてランキングが決定する

 キャラクターだが、クエストを進めることでゲットできるものと、ガチャにより手に入れられるもののほか、素材を集めてキャラクターを生み出す「創生」や、同レアリティのキャラクターを2体組み合わせてランダムにキャラクターを得られる「転生」が用意されている。ちなみに転生での日本オリジナルの仕様で、転生でしか手に入らないレアキャラクターもいるそうだ。

ガチャの画面。集めたルビーを使ってのガチャも用意されている

 キャラクターの強化方法だが、「レベルup」のほかに「強化」があり、いずれもキャラ素材とゴールドを使って成長させることになる。レベルは30まで、強化は+5までが上限となるが、同じレベルのキャラクターを使うことで「限界突破」してレベル40まで成長させられる。

キャラクターのレベルをアップする
キャラクターを強化する

 キャラクターに付けられる装備については「一般」、「高級」、「希少」、「英雄」のグレードがあり、グレードの高いものの方が効果がある。また装備についても強化していくことができるほか、魔法を付与することもできる。

アイテム画面
アイテムをタップするとその状態がわかる
鍛冶のエフェクトとともに強化ができる

 なお本作だが、バーチャルYouTuberのミライアカリとコラボしており、キャラクターとしてミライアカリを使用することができる。是非とも使っていきたいところだ。

ミライアカリのキャラクター画面
ミライアカリのスキル「いってみまーしょう!」。いん石が落下してきて範囲攻撃をする

 ここまで概要についてざっとご紹介してきたが、クリスタルを巡るファンタジー系のストーリーはこれからどのような展開をしていくのかなかなか興味深い。クエストが進むに従って登場人物がどんどん増えていくので、その相関関係も気になるところ。追われる人となってしまったトリストにはどのような運命が待ち受けているのだろうか。

 また本作のゲームシステムもとても使いやすいものとなっており、操作するのが煩わしいというのであればオートバトルを楽しめばよいし、コマンドボタンを使って自分で操作し、敵を倒す爽快感を得るのもよいだろう。とても遊びやすいゲームだと思うので、インストールしてプレイしてみてはいかがだろうか。

台湾のイラストレーターVOFAN氏が描き起こした日本独自のキャラクターも実装される予定だ