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第一次世界大戦を舞台にした「11-11 (イレブン イレブン) Memories Retold」発売決定

独特なグラフィックスが印象的な追体験型アドベンチャー

2018年 発売予定

価格:未定

CEROレーティング:審査予定

プレイ人数:1人

 バンダイナムコエンターテインメントは、プレイステーション 4/Steam用アドベンチャー「11-11 (イレブン イレブン) Memories Retold」を2018年に発売する。ダウンロード専用で、価格は未定。

 本作は、油絵テイストの独特なグラフィックスが印象的な追体験型アドベンチャーゲーム。クレイアニメを中心としたアニメーション映画スタジオの「Aardman(アードマン)」と、ゲーム制作者として著名なYoan Fanise(ヨアン・ファニーズ)氏が開発に参加する「DIGIXART(デジックスアート)」のタッグでおくる、第一次世界大戦終結100周年記念作品。映画「ロード・オブ・ザ・リング」で主演を務めた「Elijah Wood(イライジャ・ウッド)」氏が、主人公のキャラクターボイスに起用されている。

 国籍の違う2人の主人公の視点から、第一次世界大戦を舞台に展開する繊細なストーリーで、欧州では大変重要な日のひとつとされる、終戦記念日「11月11日」をテーマに、戦争の現実や人の「愛」と「絆の力」が描かれる。

第1弾トレーラー公開

 8月9日に第1弾トレーラーが公開された。

 第一次世界大戦の激戦地となった、ベルギーのフランダース平原。激しい戦闘の末、抉られた大地の一面に、一斉に咲きだしたポピーの花たち。その儚くも美しい姿にインスピレーションを受けたカナダ人「ジョン・マクレイ」が綴った「フランダースの野に」の詩に合わせて、本作の世界観が紹介されている。戦没者たちを追憶するかのように、ゆっくりと流れていく油絵テイストの独特なグラフィックスが映し出されている。

【PS4/Steam「11-11 (イレブン イレブン) Memories Retold」第1弾トレーラー】

【-運命的に出逢う 2 人の、言語や人種の壁を超えた絆の物語-】

 物語の舞台は、第一次世界大戦直下の欧州。1916年11月11日。カナダを出身国とするカメラマンとドイツを出身国とする技師が、それぞれの想いを胸に戦場へと向います。敵対する2人は出逢い、戦争の現実に衝突。彼らは戦場で、怒り、憎しみ、哀しみに触れ、それぞれが迷い、葛藤を繰り返す。そして2年後の1918年11月11日午前11時。第一次世界大戦の最終日に、彼らは最大の選択に迫られることになるのです……。

キャラクター紹介

Harry(ハリー)

CV:Elijah Wood(イライジャ・ウッド)

 カナダを出身国とするカメラマン。憧れの女性に認められるため、戦争の現実をカメラに残そうと戦地へ赴く。

Harry(ハリー)
Harry(ハリー)の声を務める俳優のElijah Wood(イライジャ・ウッド)

Kurt(クルト)

CV:Sebastian Koch(セバスチャン・コッホ)

 ドイツを出身国とする技師。戦場で行方不明になった息子を捜すために、妻と娘を残し、単身戦場へやってきた。

Kurt(クルト)
Kurt(クルト)の声を担当する俳優のSebastian Koch(セバスチャン・コッホ)

油絵テイストのアートと、大戦当時の流行曲を再現したオーケストラ演奏が世界観を演出!

 アニメーション映画スタジオ「Aardman」が描き出す油絵のような独特なグラフィックスは、本作の最大の魅力のひとつとなっている。主人公たちの物語を追体験するうちに、徐々にこの不思議な世界観の中に惹き込まれていく。

 また音楽は、多数のゲーム音楽を手掛ける作曲家のOlivier Deriviere(オリビエ・ドリビエール)氏が担当しており、ロンドンフィルオーケストラやイギリスの合唱団による臨場感のある生演奏で、当時のリアルな舞台を再現している。