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【EA PLAY】EA、ドイツのインディーゲーム「Sea of Solitude」を発表

巨大モンスターになってしまった女性を救い出す作品性の高いアクション

2019年初頭 発売予定

 Electronic Artsは、アメリカ、ロサンゼルスで開催されたカンファレンス「EA PLAY 2018」で、ドイツ、ベルリンにあるインディースタジオが開発している「Sea of Solitude(SoS)」を発表した。プラットフォーム、価格は未定。

 EAは数年前から、インディー作品のパブリッシングをしており、今回の発表もそうしたインディー支援の一環。「SoS」は、海に沈んだ町でモンスターになってしまった「ケイ」という女性を人間に戻そうとするというゲーム。アクションゲームだが、その根底には「人は寂しくなるとモンスターになってしまう」という、孤独感が人を変容させるという深いテーマが込められている。

 ケイは若い女性だったが、孤独を感じ、自分の価値を見出せなくなり、その絶望が彼女を巨大で凶暴な魚のようなモンスターへと変えてしまう。人間に戻るには、絶望とは逆の感情、希望や楽しさなどを思い出さねばならない。プレーヤーは、プレイの中で崩れてしまったケイの感情のバランスを取り戻していく。インディー作品らしい作品性の高い、美しいタイトルだ。北米では2019年初頭に発売される予定。