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「人喰いの大鷲トリコ」が第21回文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門 大賞を受賞

3月19日よりDL版を割引販売

3月16日 発表

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは、プレイステーション 4用アクションアドベンチャー「人喰いの大鷲トリコ」が第21回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門の大賞を受賞したと発表した。これを記念して3月16日にトレーラーを公開し、19日より本作ダウンロード版の20%割引セールを実施する。セール期間は4月4日まで。

【『人喰いの大鷲トリコ』メディア芸術祭大賞受賞記念トレーラー】

 「人喰いの大鷲トリコ」は、少年となり”人喰い”と恐れられる大鷲「トリコ」とともに忘れ去られた巨大遺跡を冒険して謎を解き明かしていくアクションアドベンチャー。静謐な遺跡が舞台の独特な世界観のなか、本来であればともに行動するはずのない1人と1匹が数多の苦難を乗り越えて絆を深め合うストーリーが魅力となっている。

 また、そこに存在するかのようにリアリティを追求して造り込まれたトリコの仕草も魅力のひとつ。少年とともに遺跡を旅するトリコは、犬、猫、鳥など様々な動物の魅力をモチーフにした生物で、風が吹けば目を細め、羽根の1本1本がたなびき、可愛らしくも動物らしい野性味を感じさせる。

 生命感を意識したAIによってトリコは自発的に行動し、制作者にも予想できない動きをすることもあるという。トリコの身体の形に沿って細かな設定を行なうことで、トリコを撫でたり、しがみついて登ったりするというような直接触れ合えるアクションを実現でき、実在しているかのような「トリコ」という存在が生まれた。

ゲームデザイナー・上田文人氏受賞コメント

 コンピューターゲームでしか表現できないものとはなんだろう?という自問から「自律的に動くAIキャラクターとの偶発性を含むドラマ」という発想に行き着き、それをできるだけ自然な形で具現化したのが『人喰いの大鷲トリコ』です。
この受賞をきっかけに、より多くの人にトリコというクリーチャーの存在を感じていただけたら幸いです。

 また、こういった賞をいただけたことで「人喰いの大鷲トリコ」制作関係者、そして応援していただいたプレーヤーの皆様が少しでも誇らしく感じてもらえたらと願っています。

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