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SteelSeries、イヤークッションにエアウィーヴ素材を採用したハイレゾ対応ゲーミングヘッドセット「Arctis Pro シリーズ」を発表
2018年3月14日 12:43
SteelSeriesは3月14日、ゲーミングオーディオ「Arctis Pro」シリーズの新製品3モデルを発表した。ゲーミングヘッドセット「Arctis Pro」は、3月23日よりオンラインストア及び国内のSteelSeries製品取扱店舗にて発売する。オンラインストア価格は23,000円(税別)。「Arctis Pro + GameDAC」および「Arctis Pro Wireless」については後日国内発売予定。価格は未定。
「Arctis Pro」
「Arctis Pro」は、高密度なネオジミウムマグネットを使用したプレミアムスピーカードライバーを採用したゲーミングヘッドセット。ハイレゾ基準である最大40,000Hzの周波数帯域まで再生が可能で、これは、多くの標準的なヘッドセット(22,000Hz)の約2倍の値となっており高品質なサウンドを提供する。
新たにDTS Headphone:X 2.0サラウンドに対応した、USB接続のChatMix Dialが同梱され、高品質なサラウンドサウンドと、ゲームのサウンドと音声チャットのバランス調整する「ChatMix機能」を利用することができる。
ユーザーの頭の形にフィットするスキーゴーグルヘッドバンドに加え、イヤークッションには、マットレスや枕の素材として知られるAirweave(エアウィーヴ)素材を採用し、蒸れを低減し、快適に長時間のプレイができるとしている。
また、「ClearCast」と呼ばれるSteelSeries独自の双指向性ノイズキャンセリングマイクを採用し、スタジオレベルのクリアさとノイズキャンセル機能を備え、クリアでノイズのないコミュニケーションをすることができる。
【Arctis Pro + GameDAC】
「Arctis Pro + GameDAC」はゲーミング製品として、初めてハイレゾ認証を取得したオーディオシステムで、96kHz/24-bitという高解像度のサウンドを、ダウンサンプリングせずに再生することが可能。優れた実績を誇る「ESS Sabre DAC」とアンプを搭載している。「GameDAC」と組み合わせることによって、ハイエンドなオーディオファイル向けの機器と遜色のないパフォーマンスを発揮する。
SteelSeries GameDACは、ゲーミング用にデザインされたハイファイなUSB DAC/アンプ。GameDACを使用して、コンソールのコントローラーや、USBヘッドセット、PCサウンドカードに搭載されている標準的なDACをバイパスすることで、PS4やPCがハイパフォーマンスなサウンドソースとなる。搭載されているヘッドフォンアンプ回路は、Arctis Proヘッドセットにパワーを供給し、極めて歪みのない出力レベルとなる。搭載されている「ESS Sabreチップ」の性能によって、バスはよりタイトに、SEはより明瞭になる。DTS Headphone:X 2.0に対応し、ピンポイントかつ極めて正確なポジション把握が可能となる。
【Arctis Pro Wireless】
Arctis Pro Wirelessは、USBトランスミッターによる2.4GHzロスレスワイヤレスとモバイルデバイス向けのBluetoothという2つのワイヤレス接続に対応する、デュアルワイヤレスゲーミングオーディオシステム。
他のArctis Pro シリーズと同様に、最大40,000Hzの再生周波数帯域を誇るハイファイなスピーカードライバーが採用され、高い快適性を誇るデザインを備えている。SteelSeries Siberia 800/840で初採用された、交換式のデュアルバッテリーシステムを採用している。
それぞれのバッテリーはおよそ10時間の動作が可能で、2つのバッテリーを組み合わせることで、連続で20時間使用することができる。2.4GhzワイヤレスとBluetooth接続の同時接続が可能となっており、ゲームをプレイしながら、モバイルデバイスでDiscord の音声チャットや、音楽を楽しむことができる。
トランスミッター機能を備えたベースステーションに、SteelSeries独自の2.4Ghz無線技術を用いて接続する。この技術によって、最大40フィート(約12m)の範囲で、ロスレスの極めて遅延のないワイヤレスオーディオを提供する。また、オートチャンネルホッピングテクノロジー(周波数ホッピング)によって、常にノイズのない周波数帯域を見つけ、電波干渉の影響を受けないようになっている。
GameDACには有機ELディスプレイが搭載され、ソフトウェアを使用することなく、簡単にセッティングを行なうことができるため、PS4で使用する際には、EQやサラウンドの切替、ヘッドセットのイルミネーション、ボリュームとChatMixなどの設定を、PCを介さずに変更できる。さらに、SteelSeries Engine ソフトウェアを使用することによって、好みに合わせた詳細なカスタマイズをすることもできる。