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【JAEPO 2018】な、なにィ!「キャプテン翼」のVRアトラクションだとォ!?
JAEPO2018 タイトーブースレポート
2018年2月10日 15:29
タイトーは、2月9日より開催されたジャパン アミューズメント エキスポ2018(JAEPO2018)の同社ブースにおいて、人気サッカー漫画「キャプテン翼」のVRアトラクション、「VRキャプテン翼~燃えろストライカー~(仮)」をはじめとする新作アーケードゲームを出展した。
以下、本稿では「VRキャプテン翼~燃えろストライカー~(仮)」と、タイトーブースにおける主な出展タイトルをご紹介していく。
実際のボールを蹴り、相手ゴールキーパーとのPK対決が楽しめるVR版「キャプテン翼」
「VRキャプテン翼~燃えろストライカー~(仮)」は、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着したまま本物のボールを蹴り、ゴールキーパーの若林源三君とのPK戦が楽しめる。今回の出展バージョンでは、1プレーで3回PKを蹴り、ゴールを決めた本数や速度、タイミング、コースによってA、Bなどとランクが表示されるようになっていた。また、PK開始前にはチュートリアルモードがあり、ゴールの4隅に表示されるターゲット(※HMDによる画面表示)を目標にして、1回だけ試しにキックすることができる。
筆者もプレイしてみたが、実際のボールの置き場所と、画面内に表示されたボールのCGとの間に、まったくズレがないことにまず驚かされた。ただし、ゴールの高い位置を狙おうと、ボールの下部を狙って蹴り上げるときには、うっかり地球(地面)を蹴ってしまいそうな恐怖感を受けたのが、自分としては少し気になった。
だか、相手ゴールキーパーがキックをするたびに、「もっとコースを狙え」、「お前の実力はこんなものか!」、「なかなかやるな」などとこちらに近づきながらしゃべったり、3本目のPK時にはボールにオーラが発生し、不思議な弾道を描きながらキーパーの手を弾き飛ばし、ゴールに吸い込まれる演出などが盛り込まれていたのは好印象だった。
いわゆる、キックターゲットを模したアーケード用アトラクションは過去にいくつも登場しているが、それらとはまったく違う面白さがあるのは確か。稼働時期は現在のところ未定だが、製品版の完成がとても楽しみなサッカー体験VRアトラクションである。
©高橋陽一/集英社・2018キャプテン翼製作委員会
©Sony Music Communications Inc.
「PONG(ポン)」
1972年にATARIが発売した古典的名作、「PONG(ポン)」のリメイク版。コントローラーを左右に回してパドルを動かしながらボールを打ち合い、ボールを後方にそらすと相手に1点が入るというルールで、5点先取すれば勝ちとなる。本作は液晶モニターを使用せず、ガラス製のテーブル内でボールとパドルを、ガラス面の内側から磁力やモーターで盤面を移動させる仕組みいなっているとのこと。稼働時期は未定の参考出展。
「SPACE INVADERS FRENZY」
今年で「スペースインベーダー」の誕生から、ちょうど40周年になるのを記念して開発された、ビデオゲームとエレメカを融合させたようなシューティングゲームで、2人同時プレーもできる。2月より稼働予定。