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「CODE VEIN」、“拠点”のメインビジュアル&映像を台湾で先行公開

ドミノピザとコラボ!? 「凍てついた霊峰」、「火の降る街」のプレイ映像も公開

【Taipei Game Show 2018】

1月26日~29日開催

会場:台北國際世貿中心一館

 バンダイナムコエンターテインメントは1月26日、Taipei Game Show 2018の自社ブースにおいて、2018年発売予定のアクションRPG「CODE VEIN」のステージイベントを実施し、最新情報を公開した。「CODE VEIN」は、日本語のほか、中文繁体字にも対応予定で、発売時期は2018年を予定。

IP総合プロデューサーの富澤祐介氏(右)と、プロデューサーの飯塚啓太氏(左)
バディの存在が、ゲームに戦術性とストーリー性を加えてくれる

 Taipei Game Showのステージでは、台湾のゲームファンにとっておきの情報を持ってくるのが通例となっているが、「CODE VEIN」は、“拠点のメインビジュアル”という一風変わったものだった。

 ステージには、IP総合プロデューサーの富澤祐介氏と、プロデューサーの飯塚啓太氏が登壇し、台湾のゲームファンにとっては初遭遇となるバンダイナムコが放つ新規IPプロジェクト「CODE VEIN」の概要が紹介された。

 「CODE VEIN」は、“大崩壊”後の世界を舞台に、吸血鬼(レヴナント)と呼ばれる不死の戦士たちの戦いを描いたSFアクションRPG。その最大の特徴は、バディと呼ばれるキャラクターとの2人1組によるアクション。このバディキャラクターはNPCでAIが操作するが、飯塚氏によれば、ルイ、ヤクモといったキャラクター毎に個別のサイドストーリーが用意されているという。

 バディキャラクターが心の拠り所とする場所が“拠点”であり、実機映像も公開された。彼らが拠点としているのは、廃棄された古びた教会で、バディキャラクターとの触れあいが楽しめるほか、サポートキャラクターが常駐していて、彼らから武器やアイテムを購入したり、武器を強化し、次の戦いに備えることができる。

 途中、役割不明のキャラクターがいたり、ドミノピザの看板があったりと、まだいくつかの謎は残されたままだったが、ゲームにおいて頻繁に行き来することになる場所となりそうだ。

【拠点のメインビジュアル】

【拠点のデモ】

 その後、「凍てついた霊峰」、「火の降る街」という2つのフィールドのバトルデモが行なわれた。「凍てついた霊峰」は吹雪で見通しの悪い山岳フィールドで、バディは女性キャラクターのミア。切り立った崖は攻撃によって押し込むことで敵を谷底に突き落とすことができる。逆に操作を誤るとプレーヤーキャラクターも落ちてしまうということで、繊細な操作が要求される。

 「火の降る街」は、火の壁によって行く手を阻まれ、床からもところどころ炎が吹き出し、不用意に近づくとダメージを受けてしまう。バディは、片手剣を携えた男キャラクターのルイ。いわゆる必殺技である吸血牙装「スティンガー」を駆使して、敵を一撃で刺し殺していた。たえず、複数の敵と退治する形になるため、攻撃後の回避運動が重要になりそうだ。

 わずか30分のステージであっという間にデモが終わってしまったが、IPプロデューサーの富澤氏は、「いよいよ2018年に発売となります。今回が最初のデモになりました。いつ発売なのか気になっている人も多いと思うが、まだお伝えできません。開発は最終段階に入っているので決まったらすぐお知らせしたい。新しいIP、新しいタイトルとして、新しい体験をお届けするために、熱意を持って開発しています。皆さんの期待に応えるためにあえて発売日は出していませんが、その日は近いです。ぜひご期待下さい」と挨拶。会場から大きな拍手が沸き起こり、台湾でも期待されているタイトルであることが伝わってきた。

【凍てついた霊峰】

【火の降る街】