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「鉄拳7」一色のe-sports BARを秋葉原で3日間限定オープン!

バンダイナムコエンターテインメント「e-sports TEKKEN BAR」オープニングイベントを開催

5月29日~31日 開催

営業時間:17時~22時(開場17時、最終入場21時30分)

場所:e-sports SQUARE AKIHABARA(東京都千代田区外神田3-2-12 Box'R AKIBAビル2F)

「e-sports TEKKEN BAR」はこの鉄拳アートワークが目印

 バンダイナムコエンターテインメントは、6月1日(PS4/Xbox One版)と2日(Steam版)に発売予定の3D対戦格闘「鉄拳7 FATED RETRIBUTION(以下、鉄拳7 FR)」をテーマにしたe-Sports BAR「e-sports TEKKEN BAR」を秋葉原で5月29日~31日までオープンする。

 場所は「e-sports SQUARE AKIHABARA(東京都千代田区外神田3-2-12 Box'R AKIBAビル2F)」、営業時間は17時~22時まで(会場17時、最終入場21時30分)。入場無料。店内では発売前のコンシューマ版「鉄拳7 FR」がプレイできるほか、プロゲーマーやプロゲームチームとの対戦も可能。店内トーナメントのほか後述する全国大会の出場枠をかけたイベントなども開催予定としている。

 プロモーションビデオ上映後、鉄拳プロジェクト チーフプロデューサーの原田勝弘氏は「ナンバリングタイトルとしては『鉄拳6』から7~8年が経っており、今年は『鉄拳』の年として盛り上げたい。それをひとつの形にしたいと思い、ここに『e-sports TEKKEN BAR』開催を宣言したい」とコメント。国内外におけるe-Sportsの温度差に言及し「路上サッカーのような感じで、みんなが気軽に観戦、参加できて、競い合う、観る喜び。自分が開催する側に立ってみたいというのも含めて、気軽に楽しめる。これをどういう形でやっていけるかが我々のコンセプト」と説明した。

 続けて原田氏は、「鉄拳7 FR」搭載のオンライントーナメントモードに言及。シリーズ初の機能といい、ここでも「気楽」、「気軽」をキーワードに、簡単に開催および運営できることを強調。海外の対戦格闘ゲームイベントでおなじみのダブルイリミネーション(敗者復活)といった本格的なルールもサポート。

 1994年発売の初代「鉄拳」から続いてきたストーリーは、三島一八と三島平八による因縁の「親子喧嘩」がついに決着。初めて触る人も20年間遊んできた人も、さまざまな謎に触れることができるといい、カプコンの「ストリートファイターIV」から参戦してきた「豪鬼」についても「単なるゲストではない。敵としてストーリーにからんでくる。凄く長い時間をかけて計画してきた。楽しみにして欲しい」とコメント。

 初心者には、ボタン操作などを簡略化し誰でもすぐに必殺技やコンボが出せる複数モードを用意。ギャラリーモードは、レアなものも含め過去の「鉄拳」シリーズにまつわる映像をすべて収録。総収録時間は6時間以上というから驚きだ。

『鉄拳』プロジェクト チーフプロデューサーの原田勝弘氏
司会進行の元井美貴さん。5月より『鉄拳』女子部セコンドに就任
「鉄拳7 FR」を盛り上げるひとつの形として「e-sports TEKKEN BAR」を展開
コンシューマ版の特徴も限られた時間ながら熱く語った
スペシャルゲストはオカダ・カズチカ選手。「e-sports TEKKEN BAR」名誉店長に就任

 ここで、スペシャルゲストとして“レインメーカー”こと新日本プロレス所属の現IWGPチャンピオン「オカダ・カズチカ」選手が登場。アーケードに続いてコンシューマでも新日本プロレスとコラボが行なわれ、5月17日~6月3日までのシリーズ「BEST OF THE SUPER Jr.24」を「鉄拳7 プレゼンツ」として開催中。リングマットおよびコーナーポストに「鉄拳7 FR」および三島財閥のロゴがあしわらわれる。

 なお、「オカダ“KING”カズチカ」など新日本プロレスとのコラボコスチュームがゲーム内に登場。特にオカダ選手のコスチュームは3種類のパーツすべてを揃えると、レイジアーツがオカダ選手の必殺技「レインメーカー」に変化するという。ここで原田氏、ゲーム内だけでなく「リアルのほう。実物コラボ」とTシャツやキーホルダーなどのコラボグッズ展開をアピールすることも忘れない。なお、オカダ選手が着用するコラボコスチュームは、3日間の期間中、店内に実物が展示される。

 ストーリーの「親子喧嘩」にまつわる身近な話をきかれたオカダ選手。「あっても言えないですけどね(笑)」と前置きしつつ「喧嘩は毎回しているようなもの。僕の所属するケイオスは親子喧嘩なんてまったくない幸せな毎日を過ごしております。たまに試合をしなきゃいけないときは、泣きながら戦ってますけど(笑)」といい、父親的な存在ともいえる外道選手についてきかれると「もう愛されすぎて、僕が何かワガママを言っても許してくれますから。そんな外道さんです(笑)」と微笑ましいコメント。

 これらが今後のヒントになるかときかれた原田氏は「ヒントに……なるかどうかわからないですけど、アイデアとしては次から“仲のいい『鉄拳』”というのも???(一同笑)。仲のいい『鉄拳』はないか。でも、もう少し愛情的なものを描きたいなとは思います。今までそういった部分はあまりないので。今回ちょっと匂わせたりはしてるんですけど」と困惑しつつコメントしていた。

新日本プロレスとのコラボはアーケードから継続。リアルコラボグッズのTシャツは、日本のサブカルチャー愛あふれるケニー・オメガ選手などは普段から着用するほど。海外からも欲しいという声が頻繁に聞かれるという
ことあるごとに原田氏が「お金と手間がかかっている」とアピール(?)するオカダ“KING”カズチカ コラボコスチューム。期間中はこの世に一着しかない実物が展示される。まさにファン必見だ

 今回オカダ選手は「e-sports TEKKEN BAR」名誉店長に就任。これを記念して「カクテルを考えてきた」と、なんと檀上でシェイカーを持ち1日10杯限定のオリジナルカクテル「レインメーカー」作りを披露。「鉄拳」女子部の3人が用意したシェイカーやグラスを相手に、なぜか裸エプロンという新日本プロレスの会場なら女性ファンから黄色い嬌声が上がること間違いなしの超レアないでたちで、シャッ、シャッとシェイカーを振ってみせる。乾杯した壇上の面々は「とても爽やか!」と満面の笑顔。なお、オカダ選手は本日夜に試合予定があったため、乾杯に使われた「レインメーカー」はノンアルコール版となっていた。

 イベントの最後には、公式日本王者決定戦の開催がアナウンスされた。予選はオンライントーナメントモードも使われる。開催スケジュールは、予選が今夏、決勝大会は今秋に開催予定。前述のとおり「e-sports TEKKEN BAR」にて最速予選大会を実施。5月29日~31日に店舗内予選、31日に本線が行なわれる。

「鉄拳」女子部の3人がカクテル作りの道具を用意。左からおくむらなつこさん、ユウミィさん、キキワンさん
本人自ら「裸エプロンじゃなきゃダメです(笑)」というオカダ選手。色々な意味でレアな姿といえる
華麗なシェイカーさばきというべきか? こうして改めて見ると結構おっかなびっくりな表情にも見え……。プレスと関係者のみとあって、グラスを持っていたのはステージ上の面々だけだが、とにもかくにもお祝い事なのでみんなで乾杯!
オカダ選手と鉄拳女子部がゲーム対決。ここで謎の覆面女子レスラー「ミキータ」が応援に。オカダ選手「正体は誰なんだー。わからないー」とボケて見せる。ワンマッチで直接対決するユウミィさんは勝利したらご褒美としてお姫様抱っこを要求。「さすがに出来レースっぽいけど1本くらいはあげるのかな」と思ったら2本連取の圧勝。オカダ選手も2本目でレインメーカーをヒットさせたのだが……
勝利したユウミィさんをお姫様抱っこ……の前にフリで抱っこされにいった原田氏が先にお姫様抱っこされてしまう。「女子部3人をあわせたより重い!(原田氏)」は恐らく本当だろうが、普段それ以上の重量を相手にしているだけあって軽々と持ち上げていた
公式日本王者決定戦の開催が決定。日程は上のとおりで詳細は後日発表するとしている
「e-sports TEKKEN BAR」で提供されるコラボメニュー。メニューを見てもらえればわかるが、上画像の実物サンプル以外にもいくつかメニューがあるので来店予定のかたはぜひチェックしていただきたい。なお、1品でも注文すると数量限定コースター(6種類)がプレゼントされる
オカダ名誉店長就任記念カクテル「レインメーカー」 1,200円(税込)1日10杯限定
三島平八の寒中水泳コーヒーフロート 600円(税込)
エリザのカクテルオブヴァンパイア 750円(税込)
三島一八のブルーベリーヨーグリート 750円(税込)
エディ・ゴルドのブラジリアンカイビリーニャ 750円(税込)
ミゲルの故郷のサングリア 750円(税込)
デビル仁のいかすみデビルパスタ 1,300円(税込)
吉光の触手~緑のソースを添えて~ 680円(税込)
ポール・フェニックスの不死鳥激辛唐揚げ 600円(税込)
クマの好物 鮭(酒)のおつまみ 780円(税込)