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「FFXIV: 紅蓮のリベレーター」、新ジョブ「赤魔道士」を発表

レイピアによる近接攻撃と赤魔法を駆使するハイブリッドジョブ

12月24日発表

 スクウェア・エニックスは、MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のファンイベント「ファンフェスティバル 2016 TOKYO」において、2017年初夏のサービスインを予定している新拡張パッケージ「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」の最新情報を公開した。

 「FFXIV: 紅蓮のリベレーター」は、ラスベガスでのファンイベントでの発表に続いて2度目の情報公開となる。ラスベガスでは、発表そのものが大きなニュースで、具体的な内容についてはほとんど明らかにされなかったが、東京のファンフェスでは拡張パッケージの核心に迫る踏み込んだ情報が公開された。

 最初に発表されたのは、やはり新ジョブ、そしてラスベガスで吉田氏が着ていたTシャツで予告されていた赤魔道士だった。

 基調講演では、レベル70のジョブ専用装備を着た赤魔道士の実機映像を皮切りに、イメージイラスト、実機ビジュアルが公開された。「ファイナルファンタジーXI」の赤魔道士を彷彿とさせる真っ赤な衣装にレイピアという出で立ちで、レイピアを杖のように持ち替え魔法を唱えたかと思えば、高速な連続突きでモンスターを突き崩すという遠近両方の攻撃シーンが披露され、その斬新なバトルスタイルに会場からは大きな歓声が上がった。

【赤魔道士の実機映像】

 さらに吉田氏から比較的詳細なジョブコンセプトも公開された。ロールはDPSで、 黒魔道士や召喚士と同じスロットとなる遠隔魔法DPSという扱いになる。ただし、メインパラメータはナイショということで、既存の2ジョブとは異なる可能性がある。

 武器は専用装備「レイピア」で、赤魔法を唱えるための魔法のクリスタルを備え、近接攻撃と赤魔法を両方使えるという2つの役割を備えた武器となっている。対応クラスは、「蒼天のイシュガルド」同様なしとなり、エクストラジョブとしていきなり使用することができる。初期レベルは50で、吉田氏によれば、赤魔道士を含めた新ジョブで「紅蓮のリベレーター」のメインストーリーを進めていくことができるという。

 バトルイメージは、レイピアによる近接攻撃と、白魔法と黒魔法を組み合わせた赤魔法による遠隔攻撃の両方を駆使して戦うジョブ。移動が面倒と感じられないように高速で移動するアクションを備えており、なおかつ「FFXI」でも赤魔道士のアイデンティティだった「連続魔」を使って、魔力を貯めて強力な攻撃を繰り出すことができるという。トリッキーだが、上手く使いこなせば非常に強く、カッコイイジョブという印象だ。

【赤魔道士のジョブコンセプト】