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「League of Legends」アマチュア大会「Logicool G CUP 2016」決勝戦が開催
優勝はCrestGaming! プロ選手らによるエキシビションマッチも実施
2016年11月4日 12:30
ロジクールは11月3日、Windows用MOBA「League of Legends」(以下LoL)のアマチュア向けトーナメント大会「Logicool G CUP 2016 Final」を開催した。会場は渋谷ヒカリエ9階のHikarie Hall。
Logicool G CUPは、日本国内におけるeスポーツの普及とコミュニティの活性化を主旨として、ロジクールが2015年より開催している大会。開催は今回で2回目。競技種目は昨年から引き続き「LoL」を採用した。協賛企業は日清食品、コカ・コーライーストジャパン、ニデック。
11月3日のFinalは、9月16日から実施してきたトーナメントの決勝戦という位置付け。この日は決勝試合だけでなく、主催のロジクールをはじめ、スポンサーをつとめる日清食品やニデックによるブースも出展されており、“eスポーツ”を切り口としたイベントとしても機能している。入場は無料であり、一般のプレーヤーも自由に参加できたこともあって、会場に用意された座席は軒並み埋まり、立ち見客も現われるほどの活況を呈していた。
本大会は国内プロリーグ「League of Legends Japan League」(以下LJL)に出場経験のあるチームは出場が認められず、アマチュアチームのみ出場できる。アマチュアのみとはいえ、Finalともなると試合は数百人キャパシティの会場を確保した上でのオフライン戦となり、またステージ演出もプロの試合と遜色がないレベル。ルールは、予選まではBO1(Best Of 1、1勝先取)、SemiFinalとFinalはBO3(2勝先取)。
およそ1カ月半にわたる予選と準決勝を勝ち抜き、Finalに出場したのは、「Serenade Gaming」(以下SG)と「CrestGaming」(以下CG)の2チーム。試合結果だけをいえばCGが2勝して優勝を勝ち取っているが、準優勝となったSG側もたくさんのファインプレーを見せて会場を沸かせる、非常にレベルの高い試合だった。
試合の模様は、生中継を行なっていたTwitchからタイムシフト試聴が可能だ。見どころはやはり中盤以降の集団戦。両試合ともゲームの趨勢が決するまでガチンコでぶつかり合う試合展開が多く、特に第2試合、CGのhachamecha選手が操るジャングラー、アイバーンの巧みな運用は一見の価値がある。
大会決勝戦のほかには、eスポーツ周辺の有名人が変則ルールで戦うエキシビジョンマッチ、トークショー、ライブ、スポンサーステージなどが実施された。
エキシビジョンマッチは、LJL実況のeyes氏と解説のRevol氏による1vs1、ブンブン丸氏と石井プロ氏によるストリーマー対決、DetoNatioN FocusMe(以下DFM)のCeros選手とBonziN選手に一般来場者を加えた2vs2、DFMとRampage(以下RPG)による3vs3ルール「ツイステッドツリーライン」の全4試合が行なわれた。いずれも日本の「LoL」コミュニティでは馴染みの顔ぶれであり、非公式大会ならではの変則ルールというということもあって、いずれの試合も会場の雰囲気を多いに盛り上げていた。
トークショーは、RPG所属のRoki選手とDFM所属のnonorin選手に、eyes氏とRevol氏がインタビューするという形式で行なわれた。Roki選手とnonorin選手はいずれも2015年のLogicool G CUPに「DetoNator」として出場しており、Roki選手がRPGに所属してから公式試合における直接対決はまだ実現していない。前大会から1年を経て立場を異にする両者が、現在の心境を語った。
ライブは、10月に追加されたスターガーディアンスキンのテーマソング「Endless Starlight ~命のキラメキ~」を歌う浅場佳苗さんによる生ライブが披露された。
上記の催し物についても、試合とは別枠でタイムシフト試聴が可能となっている。なお、次回開催は未定だが、ロジクールのスタッフによれば「前向きに検討中」とのことだ。
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