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「FFXIV」、PS3版のサポート終了を正式発表

PS4版への無料アップグレードキャンペーンを再度実施へ

10月14日発表(米国時間)

 スクウェア・エニックスは、2017年初夏リリース予定の「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」より、「ファイナルファンタジーXIV」プレイステーション 3版のサポートを終了することを明らかにした。「FFXIV: 紅蓮のリベレーター」ではPS3版はリリースされず、「FFXIV: 紅蓮のリベレーター」リリース後は、「FFXIV」においてPS3版でのプレイ自体ができなくなる。これに合わせてPS3版ユーザーを対象にしたPS4版への無料アップグレードキャンペーンを再び実施することが発表された。

 「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」と共に2013年よりスタートしたプレイステーション 3版だが、実装メモリの少なさにより、「FFXIV」のグラフィックス表現やオブジェクト配置の足かせとなっていた。「FFXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田氏は、過去のインタビューでPS3版将来的なサポート終了を予告し、また、当時の世相を反映する出来事としてプロデューサーレターライブのゲーム画面内の文言に「PS3お断り」が入っていたことを謝罪したこともあった。PS3版のサポートが終了することで、PS4やPCを前提に、ハイクオリティのグラフィックスによる、より高度なゲームプレイが実現可能となる。

 「FFXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田氏は、「偉大なプラットフォーム」という最大級の表現で、「新生FFXIV」の展開を支えてくれたPS3に対して敬意を表明しつつ、「グレードの高いゲーム体験のために、いよいよPS3版のサポートを終了することを決断した」とコメント。

 PS3版のサポートは、「FFXIV: 紅蓮のリベレーター」リリース前日までで、メジャーアップデートとしては3.xシリーズまでとなる。「FFXIV: 紅蓮のリベレーター」リリース後、つまりパッチ4.0の適用後は、PS3版は起動そのものができなくなる。

 これに先立ち、2015年に行なわれたPS3版からPS4版への無料アップグレードキャンペーンを再び実施する。実施時期等の詳細については後日発表される予定。