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チームは4人、作戦は自由。「Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands」
オープンワールドへと進化したシリーズ最新作をプレイ
2016年6月18日 17:27
Ubisoftのサードパーソンシューター「Tom Clancy's Ghost Recon」シリーズの最新作が、大麻薬カルテルと対峙するオープンワールドのミリタリーシューター「Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands」として帰ってきた。
本作はオープンワールドであることに加え、ソロプレイ、マルチプレイに関わらず必ず4人で作戦にあたることが特徴となっている。E3 2016のUbiブースでは4人によるCo-opモードを体験できたので、内容をご紹介したい。
今回体験できたのは、デモプレイで紹介されたものとはまた異なるミッションで、麻薬カルテルの情報をある場所から盗むというもの。
プレイはある丘の上からスタートし、まずは丘の下に見える目標の様子をドローンで偵察することから始める。「Watch Dogs 2」でもドローンは登場したが、今作でも同様、カメラでとらえた敵を自動でチェックしていってくれる。
ミッションは目的だけがあり、その過程を辿っていくかはプレーヤーたちの自由。今回は2人と2人で2チームにわかれ、一方は丘の下に回りこみ、もう片方は丘側から、挟み撃ちにするようにして作戦を展開していったが、たとえば4人が固まって行動し、一斉射撃を繰り返しながら徐々に状況を制圧していく、という方法もあるだろう。
今回は2人が進行するのを遠くから観察し、スナイパーライフルで援護射撃する、という作戦で進めた。筆者のチームはスナイパーライフル組で、遠くから進行の邪魔になる敵を排除していく、というのが基本スタイルだった。
作戦は非常に流動的で、予期せぬ敵ヘリコプターの登場だったり、味方とはぐれてしまったり、様々なことが起こる。筆者もパートナーと一度はぐれてしまったのだが、近くにあるPCから敵の情報が盗めることがわかり、急遽その役割を担当することに。PCから情報を盗むことに成功し、現場から脱出しようとすると、そこに仲間が持ってきたバンが待っていて、スムーズに次の作戦に移ることができた。
本作はオープンワールドのため、作戦場所の移動も乗り物を使用することになる。4人乗りのヘリやバンだけでなく、バイクで小回りを効かせながら作戦のポジションを探ることもあるだろう。ヘリを使った場合は、パラシュート降下で作戦地域に近づくこともできる。これといった作戦が決まっているわけではないので、事前の役割の確認や連携が大事と言える。
なお今回は4人の協力モードが楽しめたが、1人用モードをどのように進めていくかは明かされなかった。そのあたりの情報も含め、続報に注目しておきたい。