【特別企画】

ゲームファンのためのクロスオーバー作品「エラーゲームリセット」で自分だけの夢のゲームパーティを作ろう!

セガのタイトルだけじゃない! タイトー、バンダイナムコエンターテインメント、カプコンタイトルも多数参戦!

【王者の世界回遊】

7月31日より「ストリートファイターII」登場

 昔からの生粋なコアゲーマーにこそ食わず嫌い無しでプレイしてもらいたいのが、セガから配信中の、名作ゲームの擬人化RPG「エラーゲームリセット」だ。

 同作では、セガが世界を支配する悪の企業として描かれており、セガの都合の良いように改ざんされてしまった歴史を本来の歴史に戻すというのが本筋のストーリーになっている。自社を悪サイドに置くエキセントリックさはさすがのセガである!

 世界観もさることながら、本作でもっとも熱いのは登場するキャラクター(キャスト)の面々だ。「スペースハリアー」や「ゴールデンアックス」をはじめとした名作ゲームの数々が擬人化されて活躍するのだ。ゲーマーが愛してやまないゲームタイトルを冠するキャラクターたちの夢のクロスオーバーが見られるのだ!

 個人的には、セガパワーだけでも1つのゲームとして成立するには十分だと思うのだが、本作のスゴい所はタイトーやバンダイナムコエンターテインメント、SNKやカプコンといったセガ以外のゲームメーカーも参戦しており、物語やキャストとして登場している。セガオールスターの域に止まらない、今日までのゲーム史をそのままゲーム化したと言っても過言ではない作品となっている。

 メーカーの枠すらも超えて自分だけの夢のパーティを組んで遊べるのが「エラーゲームリセット」の醍醐味! 本稿では、筆者の趣味全開で本作ならではのドリームチームを組んでいきたいと思う。

パーティは最大5人のキャストで編成。アクセサリーやフィギュアなどの装備品もあり
ジャンルはRPGながら、戦闘はシューティングゲームのスタイル

 また、最新のPVも公開されたので、まずはゲームの雰囲気をつかんでほしい!!

【あの日、僕らはゲームに魅せられた―。「エラーゲームリセット」最新PV】

原作ファンならカップリングで妄想が捗る! ワクワクのパーティ編成!

 登場するキャストはビジュアル、キャラクター性ともに、原作ゲームのファンに刺さるような魅力に溢れている。

 例えば、セガの名作シューティングである「ファンタジーゾーン」は、当時の主流であったSF的な世界観のシューティングゲームとは違い、非常にポップで可愛らしいビジュアルと世界観が売りの作品であった。

 そんな「ファンタジーゾーン」らしさがキャスト化した姿にも色濃く反映されており、ポップカルチャー=原宿にいそうな女の子といったようなデザインに! 主人公・オパオパを模した髪留めや、オパオパを彷彿とさせる翼も身に着けており、ファンも納得の美少女化である。

1986年にアーケードで稼働した「ファンタジーゾーン」。可愛らしい世界観も異彩を放っていた
「ファンタジーゾーン」が持つポップな可愛さを受け継いでキャスト化

 作品の記号的な要素だけではなく「ゲームを取り巻く環境や連想されるものも巻き込む」といった手法でデザインされているというのも非常に面白い。

 「ファンタジーゾーン」は原作ではお金を貯めて自機を強化していくといったゲーム性なのだが、ここから連想して「エラーゲームリセット」では、お金をかき集めている=守銭奴という曲解した解釈でとても面白い性格になっている。

原作のお金を集めるという要素が、守銭奴という形に変換された

 「ファンタジーゾーン」はかなりわかり易い例だったが、筆者の推しである「サンダーブレード」は、普段は真面目でクールな振舞いをしていながらも、実は周りに認められて褒めてもらいたいという願望を秘めており、この性格が原作の「サンダーブレード」のどこから来ているのかわからなかった。

表面上はお堅い軍人といった様子のサンダーブレード。しかし、本音はみんなに褒めてもらいたくてしかたがない!

 これは、当時のアーケードシーンでは同ジャンルの「アフターバーナー」のほうがメジャーだったという所から来ているのだという。アトラクションの様に動くダイナミックな筐体にド派手な演出で人気だった「アフターバーナー」と比べて、「サンダーブレード」は陰に隠れてしまっていた。

 そういったコンプレックスを持っていながらも一生懸命頑張っている努力家という、当時のリアルな市場背景すらもキャラクター性に盛り込まれているのだ! どういった背景でこのキャストはこんな性格になったのだろう――というような妄想もゲームファンなら楽しめるハズだ。

「アフターバーナー」と比べるとスピード感などの迫力は劣るが、シーンによって見下ろし型のシューティングになったりと、個人的には大好きな作品だ!
アフターバーナーに対してやはり劣等感を抱いている様子……

シューティングゲームしばりでパーティを組んでみた!

 キャストごとに魅力を追っていきたいところだが、あくまでも筆者の推しパーティを組んでいくというのが本稿の目的! 本題である夢のパーティを組んでいこう。現在参戦しているキャストは、シューティングやアクション、レースといったジャンルのアーケードタイトルが多い。1980年代~1990年代をゲームセンターで遊んでいたゲーマーにはドンピシャの布陣だ。

 まずは、クラシックゲームの鉄板ジャンルで欠かせないシューティングゲームというジャンル同士でチームを結成したいと思う。まずはシューティングゲームの金字塔である「ゼビウス」は入れていきたい。ダークサイドであるカソードの「ゼビウス」は、256発撃てば壊せるという都市伝説でお馴染みのバキュラを身に着けたデザインをしておりファンをニヤリとさせてくれる。

「ゼビウス」という作品を象徴するバキュラがデザインに落とし込まれている
原作ではクルクルと回転して迫って来る。実際は何発撃っても壊れない

 続いては独自のカラーを持つ「ダライアス」と「ファンタジーゾーン」。シューティング(といってもガンシューティングだが)の新境地を拓いた「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」。最後にコンプレックスを抱えた「サンダーブレード」で編成。

 「ゼビウス」は“ゼビ語”を、「ダライアス」は“魚”を、「ファンタジーゾーン」は“お金”と、各々が妄信しているものがあるちょっとおかしな3人で、そういった変わったものを研究対象とみなす、「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」からは被検体として狙われそうな予感すらしてくる。

「ダライアス」らしい海洋生物の要素が盛り込まれている
アーケード版「ダライアス」は、3つのモニターが連結されたウルトラワイドモニターも特徴的だった
可愛さが損なわれない程度にゾンビ要素が入っている、「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」
1997年にアーケードで稼働した「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド」。爽快感のあるガンシューティングにホラー要素を盛り込んだ意欲作
こちらは「ファンタジーゾーン」(カソード)。アソードとは見た目の雰囲気がガラリと変わる

 最後の「サンダーブレード」はどんな絡みで入れたのか……それは、筆者が入れたいと思ったから入れただけで、他のメンツとの関連性は特に考えてはいない。好きだからパーティに入れる、それ以上の理由はいらないだろう!

 本作には装備品として原作キャラクターやアーケード筐体の「フィギュア」が存在しており、「アフターバーナー・ダブルクレイドル筐体」のフィギュアと「サンダーブレード」は相性抜群なので、こちらは仲良くくっつけておこう!

「サンバーブレード」と「アフターバーナー」(のフィギュア)が1つに。何ともいえない感慨深さがある

「ダイナマイト刑事」と「マッピー」のはちゃめちゃ警察コンビも魅力的?

 アクションゲームからの登場キャストも渋い所が揃っており、名作アクションゲーム同士でもパーティを組ませていきたい。

 セガを代表する男臭さ全開のアクションゲームといえば「獣王記」と「ゴールデンアックス」のマッスルコンビは外せない。どちらの作品も原作では半裸のガチムチボディが堪能できる熱い作品だ。

変身後の獣の要素が活きたデザインになっている獣王記
原作のゲームスタート時は、獣要素ゼロのマッチョを操作して敵を蹴散らしていく
「ゴールデンアックス」が持つファンタジーの世界観を反映してキャスト化
ビキニやパンツ一丁の主人公が活躍するという、無骨さが魅力の原作「ゴールデンアックス」

 モップ! 柱時計! コショウ! でお馴染みの「ダイナマイト刑事」と、噂の「マッピー」のはちゃめちゃ警察コンビもカップリングの夢がある。「ダイナマイト刑事」は重火器をぶっ放し、「マッピー」はトランポリンで犯罪者を追い詰める……なんてシーンを妄想するだけで胸アツだ!

ありとあらゆる武器を使って戦う「ダイナマイト刑事」のコンセプトが、ダイレクトに反映されている
「ダイナマイト刑事」は、1996年にアーケードで稼働したアクションゲーム。痛快なアクションとユニークな世界観で人気を博した
ネズミの警察官、「マッピー」をそのまま美少女化したようなデザイン! カワイイ!!
原作は、泥棒猫を避けながら盗品を回収するのが目的のステージクリア型のアクションゲーム

 どのキャストも原作の雰囲気を取り入れて美少女になっているのだが、この中で特に原作とのギャップがスゴいのが「獣王記」だ。「獣王記」の主人公は筋骨隆々のガチムチ戦士なうえ、作中に登場する敵も結構グロテスクなものが多く、原作の要素を残しつつ可愛くキャスト化するのはかなり苦労したことだろう。

原作「獣王記」はあまりにも美少女に繋がる要素が少ない……

 最終的には獣系美少女キャストというデザインになり、めちゃくちゃ可愛い「獣王記」だが、こいつの設定がなかなか面白い。本来の自分の姿(作風)であるにも関わらず、マッチョで男臭いものに嫌悪感を抱いていたりする。「ゴールデンアックス」が美少女になっていなかったら、もしかしたら仲良くはなれなかったかもしれないな。

美少女になった姿がえらく気に入っているらしく、己自身のゲームを叩いている! すごい設定!

 残りの1人がどうにもしっくりくるキャストがいなかったが、可愛いのとキャラクター性能が良いという理由で「奇々怪界」を入れてみた。原作の主人公・小夜ちゃんを彷彿とさせるビジュアルで筆者お気に入りのキャストである。リリース前から発表だけはされていた「バーチャコップ」が8月についに実装されるので、手に入れたら「奇々怪界」とチェンジで警察力をアップさせていきたいところ!

主人公の小夜ちゃんがベースのデザインながら、敵である妖怪の要素も盛り込まれている点も魅力的である
原作は、七福神を救うために妖怪と戦うアクションシューティング
リリース当初からビジュアルが発表されていた「バーチャコップ」。8月に実装されることが決定した

 他にも「デイトナUSA」や「リッジレーサー」、「バーチャレーシング」などのレースゲームパーティや、「バーチャファイター」、「ファイティングバイパーズ」、「餓狼伝説」(現在は入手できない)の格ゲーパーティなどなど組み合わせは無限大。純粋に自分の好きなゲームタイトルのキャストや、とにかくビジュアルの好みで組むなんてのも大アリだ! ぜひ自分だけのパーティを、妄想をフルに働かせながら組み上げて欲しい!! それがゆるされるのが、この「エラーゲームリセット」なのだ!

この夏、イベントやキャンペーンも目白押し! 始めるならいま!

 サービス開始から魅力的なキャストは絶え間なく追加され続けている「エラーゲームリセット」だが、7月31日~8月15日の10時59分までの期間、新キャスト「ストリートファイターII」のイベントを開催。キャストに加えて「リュウ」や「春麗」のフィギュアも実装されている。

「ストリートファイターII」(アソード)はリュウを連想させる赤い鉢巻きが特徴的
期間限定ガチャで「ストリートファイターII」のフィギュアも手に入る
「ストリートファイターII」(カソード)のビジュアルは、言わずもがなベガをイメージしたものだろう

 「ストリートファイターII」のピースをはじめ、豪華報酬を獲得できるシナリオイベント「王者の世界回遊」もプレイできる。ストーリーでは「ストリートファイターII」とどのキャストが絡んでいくのかも注目のポイントである。

シナリオイベント「王者の世界回遊」も開催中
過去のイベントでは、メーカーの枠を超えたキャスト同士の絡みが見られた。今回のイベントも見逃せない

 さらに、最大404連無料ガチャなどの特典満載のサマーキャンペーンも実施される。ガチャのラインナップも通常のガチャと違い、期間限定のピックアップガチャでしか手に入らなかった「ゼビウス」(アノード)、「アルカノイド」(カソード)、「奇々怪界」(カソード)、「ダライアス」(アノード)も用意されている! これらのレアキャストが無料で手に入るチャンスがあるなんて、もはや大事件である!!

高レアリティのキャストが無料で当たるチャンス。プレイするなら今しかない!
「ゼビウス」(アノード)
「アルカノイド」(カソード)
「奇々怪界」(カソード)
「ダライアス」(アノード)

 セガファンはもちろん、ゲーム全般が好きな人ならば間違いなく楽しめる本作。まだプレイしていない人は、「ストリートファイターII」と無料ガチャが開催されている今がデビューするにはこれ以上ないほどベストのタイミングだ。

 現在実装されているキャストはクラシックゲーム寄りの面々だが、今後は近年のゲームタイトルもどんどん実装していくようなので、新旧ゲームファン注目である!みんなもぜひプレイして自分だけの夢のパーティをどんどん作って遊んでもらいたい。