【特別企画】

Zoffが発売する「ドラクエX」コラボメガネを実際に作ってみた!

12月18日 発売開始

価格:5,500円(税別)〜

 12月18日より発売が開始されたZoffと「ドラゴンクエストX オンライン」(以下、ドラクエX)がコラボしたアイウェア「Zoff+DRAGON QUEST X(ゾフ プラス ドラゴンクエスト テン)。「ドラクエX」で勇者が手に入れてきた「スライムゼリー」や「メタルのカケラ」を使って、「ドラクエX」の防具鍛冶職人が作り上げたアイウェアという設定だ。

 発売されるモデルは、

・プレミアムスライムモデル
・スライムモデル
・キングスライムモデル
・メタルスライムモデル
・はぐれメタルモデル

 の5シリーズ。スライムモデルには青のスライムカラーとオレンジのスライムベスカラーがあるだけでなく、そのほかのモデルにもオリジナルカラーのほかブラックカラーやサングラスが用意されるなど、全部で15種類のラインアップとなっている。モデルの詳細については以下の記事を参照していただきたいが、今回はメタルスライムモデルの「暗めのシルバー」を作ってみたのでそのレポートをお届けする。

【メタルスライムモデル】
こちらがメタルスライムモデル。このコラボをきっかけに誕生したメガネスライムをデザインしたメガネケースとメガネ拭きが付属する
【プレミアムスライムモデル】
【スライムモデル】
【キングスライムモデル】
【はぐれメタルモデル】

 筆者がなぜメタルスライムモデルを選んだかというと、右のテンプル先にこっそり隠れたメタルスライムに加えて、フロント最後の接合部分が実はメタルスライムのフォルムになっているのがとてもかわいいから。このメガネを着けただけでも逃げ足が速くなれそうな気がする。また四角タイプのメガネでないと、筆者の顔に合わないという事情もあった。はぐれメタルモデルにも心が惹かれていたのだが、ラウンド形状は筆者に似合わない……。もちろん、陽気さを持つプレミアムスライムモデルを、常に身につけるアイウェアとしてもよいのだが、アラフィフの筆者はそこまでの冒険心はなかった。まあ逆に、そのあたりを身につけてみて、明るく楽しく過ごしてもよいのかもしれないが。

 ちなみに12月21日時点でメタルスライムモデルはすでに、Zoffオンラインストアでの在庫はなし、となっている。次回入荷は未定だ。意外と人気だったのか、これ。

 なお、本コラボのアイウェアは店頭でも発売中だ。商品の在庫については各店舗に問い合わせてほしい。

右のテンプル先にあしらわれているメタルスライム
接合部にもひっそりとメタルスライム
着けただけでハッピーになれそうなプレミアムスライムモデル

メガネを作りに原宿店へゴー

 さて筆者が作る「メタルスライムモデル 暗めのシルバー」についてもう少しご紹介していこう。フレーム自体はとても軽く、13.2グラムだ(一番軽いのははぐれメタルモデルの8.3グラム)。ステンレスでできているのだが、フレーム正面に施されているヘアライン加工が高級感をもたらしており、しっかりとした作りであることがわかる。ちなみにスライムモデルは「French Plastic」という素材で作られているのだが、これは植物由来の成分が含まれている軽量プラスチック。環境のことも考えられたモデルなのだ。

まだフレームが届いただけなのでレンズは度なしなのだが実際にかけてみた。正面はこんな感じ
左斜め前から
真横から

 ではメガネを作りに行ってみる。オンラインストアで購入した場合、度数がわかれば度付きで注文も可能だが、店頭で視力を測定する場合はメガネフレームとともに「レンズ交換券」が送られてきて、それをショップに持っていって作るという段取りになる。筆者がメガネを作りに行ったのはZoff 原宿店。原宿駅を降りてすぐにある。

 受付を済ませたら視力検査に移る。まずは現在の視力をチェック。気球がその先に見えていて、それを見続けてくださいねー、というやつだ。このデータと、今着けているメガネの度数の情報から視力検査に移る。円の切りかけが上下左右にあるいつものやつや、あいうえおのひらがなを見て答えるものなどのおなじみの検査だ。見え方が決まったら、テスト用のフレームにレンズを取り付け、それを実際にかけて周りを見て、見え方のチェックをする。この間15分? それくらいの時間で検査は終わった。メガネ店で視力を測るのは本当に楽になったものだ。

 最後にレンズの種類を決めたら終了だ。ZoffではPCのブルーライトから目を守るブルーライトカットレンズが無料で選べる。約33%カットするものと約50%カットするものの2種類から選ぶが、今回は近視用のメガネを作ったのでPCをそれほど見ることはないため、約33%の方にした。近視用のメガネでPCを見ないのは……老眼鏡があるからだっ。

 自分の視力に合ったレンズが在庫にあった場合は比較的早めに手に入れることができるのだが、筆者の場合、ド近眼な上に乱視も相当入っているので、必ず特注になってしまう。今回は出来上がりまで実働で6日間の時間が必要だった。この辺りはさまざまな状況により変わる。検査が終わったあとに出来上がりの日付を教えてくれるので、その日まで楽しみに待とう。

これが送られてくるレンズ交換券
Zoff原宿店外観。原宿駅表参道改札を出て3分ほど歩いた距離にある
広々とした明るい店内
この2台の機械で視力を測定する
左の機械が気球を見ておおよその視力を測定する機械。右が実際に見て細かく視力を測る機械。「C」が上下左右に向いていたり、緑と赤の二重丸はどちらが色が濃いか、などなどのアレだ
気球測定中
視力測定中
レンズを入れたテストメガネで見え方を確認
Zoffはブルーライトカットレンズが無料で作れる。約33%カットと約50%カットの2種類がある。今回のメガネではパソコンを見ないので約33%を選択した
それに加えて傷が付きにくい「スーパーハードコート」を選んだ
測定終了につきケースを含めた一式はドナドナされていった……

 そして待ちに待った出来上がり日。もう一度原宿店を訪ねてメガネを引き取る。実際に眼鏡をかけて、テンプルの位置を合わせて終了だ。せっかくなので新しいメタルスライムモデルをかけて帰ることにした。いやあ満足感高いっす。薄型レンズのおかげでレンズ周りもとってもスッキリしている。

 筆者の場合頭が大きいので、フレームによっては耳に当たって痛くなることもあるのだ。しかしメタルスライムモデルのフレームはまったくそんなこともなく、ぴったりとフィット。レンズ側が重くてずり下がることもなくて快適だ。頭を振っても位置がキープできているし。さすがと言うべきだろう。

出来上がったメガネ。薄型レンズなので厚みはそれほどないのだが、こうしてみるとド近眼なのがわかりますな。レンズにぐるぐる巻きが見える

「ドラクエX」の中でスライム眼鏡を着けてみた

 今回の「Zoff+DRAGON QUEST X」メガネを購入すると、「ドラクエX」内で装備できる「スライムメガネ」の特製アイテムコードが1つもらえるようになっている。今回はこちらも手に入れることができたので、Windows版でゲームをスタートして実際に着けてみた。

スライムメガネ

 「ドラクエX」は2012年8月にWiiを最初のプラットフォームとして開始したので、今年で8年が過ぎたところ。筆者の場合、クローズドβテストには参加していたのだが、そのあと本サービスになってからは実は未プレイだった……。せっかくスライムメガネをもらったのだから、と改めてキャラクターを作ってプレイを開始した。

 スライムメガネの効果は「おしゃれさ」が+2になるだけなのだが、このメガネを購入した人でないと着けられないアイテムなので、着けているだけで何となく優越感? もちろん人にあげたり、道具屋などで売ったりすることもできないものだ。

コラボモデルを買うと付いてくる購入特典アイテム「スライムメガネ」。この裏にコードが書いてある
スライムメガネを着けてみた
ステータス画面で顔アップの状態で撮るとこんな感じ
「おしゃれさ」が+2となる

 「ドラクエX」はチームを組んで楽しむのもよいのだろうが、ソロでも十分に遊べる感じが個人的にはしっくりきている。しかもバージョン1「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」のメインストーリー全てに加え、バージョン2「ドラゴンクエストX 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン」の終盤までを無料体験版として遊べるのがうれしい。また12月23日には大型アップデートとなる「バージョン5.4 神の覚醒」も配信された。いまプレイしている人はもちろんのことだが、まだプレイしていない場合は、これを機会にZoffでメガネを作って、「ドラクエX」の世界を楽しんでみてはいかがだろうか。