【特別企画】
マスクも7色に光る時代が来たっ! ゲーミングマスク「illumi-ON イルミオン」レビュー
2020年8月6日 10:51
- 8月21日 発売予定
- 価格:2,970円(税込)
世は“ゲーミング”戦国時代。ゲーミングマウスやキーボード、PC、モニターはもちろん、ゲーミングチェアやゲーミングデスクなど、様々なゲーム関連製品が“ゲーミング化”している。また、メガネやシューズ、着る毛布など、一見ゲームと関連なさそうな製品、さらには、お嬢様まで“ゲーミング化”する時代だ。
そして、今回新たに登場したのはゲーミングマスク(マウスカバー)「illumi-ON イルミオン」。本製品には、マスクの表面にLEDが搭載されており、口元を7色の光でビカビカに輝かせることができるのだ。発売元であるスペックコンピュータは“ゲーミング”と謳っていないが、「7色に光る」という特徴はゲーミング製品そのもの。ただ光るだけではなく、4種類のフラッシュパターンも用意されており、イベントやコンサートなどで目立つこと間違いなしの製品となっている。
本稿では、コロナ禍だからこそ生まれたこの「illumi-ON イルミオン」が“どれだけ派手に光るのか”に焦点を当てて紹介していきたい。
なお、本稿で扱った「illumi-ON イルミオン」は開発中のもの。ゴム紐部分など、製品版とは一部仕様が異なるのでご了承いただきたい。「illumi-ON イルミオン」の発売日は8月21日、価格は2,970円(税込)となっている。
兎にも角にも光らせてみる。「illumi-ON イルミオン」のカラーバリエーションを堪能
この「illumi-ON イルミオン」、とにかく光らせてみないことには始まらない。点け方は簡単。マスク側面についた小型のボタンを押すだけで光が点灯し、もう1度押すと次の色、パターンに変わっていく。“派手”というよりは、どこか幻想的な雰囲気を感じさせる色合いだ。
次にフラッシュパターンだが、用意されているパターンは、高速点滅だけのものと、カラフルな低速点滅およびグラデーション点灯を繰り返すもの、カラフルな低速点滅だけのもの、そして、カラフルな低速点滅およびグラデーション点灯、カラフルな高速点滅を繰り返すものの4パターン。フラッシュパターンに関しては、こちらの動画を見てもらうのがわかりやすいだろう。
高速点滅パターンになると、単色で光らせていたときに比べて急激に派手さが増す。ライブやクラブなどのノリノリなイベントにマッチするような激しさで、ステージとの一体感を感じられるはず。逆に、低速点滅とグラデーション点灯では幻想的な雰囲気が増している。このフラッシュパターンで夜の街に繰り出せば、まさに“歩くイルミネーション”。ゲーミングイベントなどでも存在感を放つことができる。
なお、記事の冒頭で載せた画像のようなレインボーカラーにすることはできないので注意してほしい。
普段使いはやや向いていないか。ここぞというときの一張羅的用途が吉
実際に「illumi-ON イルミオン」を付けてみると、LEDが搭載されている分、口が尖ったような印象になってしまう。LEDを取り外せないため洗濯もできない。普段遣いするにはやや向いていないだろう。
ただ、電子機器を内蔵しているにも関わらず、つけ心地はバッチシ。付け始めに多少の異物感はあれど、LEDによる熱さも感じられず、すぐに慣れるので普通のマスクを付けている際と感覚は何ら変わりない。むしろ、マスク内側の素材が柔らかく気持ちが良い。製品版とは細かい仕様が変更になっている可能性があるが、長さ調整できる耳掛けゴムになっているため、自分好みのサイズに調整できるほか、ノーズワイヤーもしっかりと搭載されており、激しい動きでもズレにくい。
また、点灯させた際に眩しさを感じることもなく、視界は邪魔されない。唯一、高速点滅のフラッシュパターンではその派手さから眩しさを感じてしまうが、ライブやクラブなどの光が行き交う場では気にならないだろう。
なお、「illumi-ON イルミオン」は“医療用マスク”ではなく、あくまでもマウスカバーだ。ウイルス等々を防ぐには、ガーゼやフィルターなどを挟んで使う必要がある点にも注意してほしい。
“ゲーミング”一家に加わることになる「illumi-ON イルミオン」。自粛期間中であるため機会は少ないかもしれないが、イベントやクラブ、ライブ、あるいはゲーム実況などの顔出し配信などで着用し、“ゲーミング俺”として圧倒的な存在感を放ちたい人にオススメの製品だ。
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