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【システム解説】
【前ダッシュ攻撃について】

 ダッシュ攻撃は敵機に向かって自動で旋回するため、敵を視界に捉えていない状態からでも攻撃を仕掛けることができる。特に前ダッシュ攻撃は、ダメージやダウン性能が強化されるものも多いため、攻めには欠かせない存在である。

 しかしながら「硬直」の説明にもあるように、ダッシュ攻撃にはスキがある。攻撃の命中率を上げるとともに、外したときのスキをいかに隠すかを考えなければならない。このことを踏まえて、前ダッシュ攻撃の狙い目となる状況を解説していく。

 前ダッシュ攻撃の性能は、VRの武装ごとに異なる。お勧めの前ダッシュ攻撃については各VRの攻略を参照した上で、実際に試して感覚を掴んでほしい。

【敵の硬直を狙う】

 通常、敵にダッシュ攻撃を仕掛けても、ジャンプやダッシュなど何かしらの回避方法が存在する。確実に命中させるタイミングは、硬直時を狙う以外にはない。まずは各硬直の状態に対応した狙い方を見ていきたい。

・ダッシュ攻撃の硬直

 硬直を狙う前に、まず敵の攻撃を回避する必要がある。敵のダッシュ攻撃の軌道に対して直角になる方向へダッシュすれば、ほとんどのダッシュ攻撃は回避できるだろう。

 そのダッシュをバーティカルターンで前方向に変え、ダッシュ攻撃を撃つのが基本だ。今度は敵のダッシュを追いかけるような軌道になるのが理想的。敵の角度が自機の後方へ回るほど、こちらのダッシュ攻撃の旋回が間に合わなくなって狙いにくい。また距離が離れていると、その分だけ敵の硬直に攻撃が間に合わなくなる。


ぎりぎりのところで回避して、なるべく距離を離さないようにしたい

ターボ攻撃の硬直時間を知っていれば狙いやすい。落ち着いて攻撃を見分けることも大切

・ターボ攻撃の硬直

 硬直時間は短くないものの、発生までのモーションが少ないため、回避行動を取ってからでは間に合わないことが多い。間に合いそうにない時には、歩き攻撃などで少しダメージを与える程度にとどめておく方が安全。

・ジャンプ攻撃、ジャンプターボ攻撃の硬直

 上空からの攻撃を回避してから、着地するまでに時間がある。回避してから落ち着いて敵の着地場所を考え、そこに前ダッシュ攻撃を当てられる角度で進入しておく。敵が障害物の上に乗ると思ったときには、ジャンプ前ダッシュ攻撃で攻撃を仕掛けよう。近距離に降りてきそうなときは、ダッシュ攻撃が狙いにくい。そのような場合は近接攻撃に切り替える。早めの判断が必要だ。

・空中ダッシュ後の硬直

 着地に硬直はあるが、狙いにくい。高空で空中ダッシュをして降りてくるのが見えたときには狙ってみる手もあるが、無理は禁物。


・空中ダッシュ攻撃、空中ダッシュ近接攻撃の硬直

 ジャンプ攻撃のスキと同等。距離が離れてしまうことが多いので、こちらの方がダッシュ攻撃で狙いやすい。

・各種近接攻撃

 敵が近接攻撃を行なうということは、こちらも敵に接近していることになる。敵の近接攻撃から発生する硬直を狙うには、横か斜め後ろ方向にダッシュして回避する。その後、前方向へバーティカルターンしてダッシュ攻撃を行なう。

 ある程度の距離が開かないと、ダッシュの旋回が間に合わず、敵の方向へ攻撃ができない。VRの性能にもよるので一概には言えないが、最初の横ダッシュや斜め後ろダッシュを長めに取っておくと、必要な旋回角度が緩くなって狙いやすくなる。

 もちろん、距離が離れていない場合は近接攻撃で反撃するほうが確実だ。ダッシュで距離が開いてしまったときの代替措置として考えてもらっても構わない。

距離が近いので、うまく旋回できるだけの角度を作るのがポイント

【反撃を受けにくい状態を作る】

 確実に命中させることができなくても、攻撃のスキを狙われるリスクを回避できれば、狙っていく価値はある。その点に着目した攻撃方法を見ていきたい。


・硬直時に敵の背後に回る

 こちらが前ダッシュ攻撃を仕掛けた場合、敵は何かしらの回避行動を取る必要がある。回避された後、敵の視界の範囲で硬直が発生するようでは、狙ってくださいと言っているようなものだ。敵にこちらをターゲットしなおす時間を取らせれば、硬直を狙うことが困難になる。

 このためには、敵の正面に近い角度から進入し、なるべく至近距離からダッシュ攻撃を仕掛ける。こうすれば必然的に回避した敵の後ろ方向へと進むため、硬直時に敵の視界に入っている事はまずない。また敵がダッシュ攻撃を仕掛けていても、後方の敵を狙える武装は数少ない。

一見、単なる猪突猛進にも見えるが、これが案外反撃を受けない

・敵の回避行動中を狙う

 あらかじめ、他の歩き攻撃などのスキのない攻撃で牽制しておき、それを回避した敵に追撃する形を取る。

 ジャンプで回避している場合はそのままジャンプキャンセルする事が多く、そのタイミングを狙って射撃を行なう。もしタイミングが合わなかった場合、敵の視界に入っていると危険なので、前述のように敵に背後に回れるときだけ狙うようにすればより安全だ。

 ダッシュで回避している場合、そこにさらに追撃されると、とっさの回避はジャンプしかない。こちらの攻撃をジャンプで回避させれば、敵が反撃の態勢を整えるのに時間がかかるため、比較的安全だ。もちろんこの場合も、硬直時に敵の視界の外へ出ていることが望ましい。

高威力のダッシュ攻撃だけに頼るのではなく、攻撃を組み立てることが重要


ナパームの爆風を走り抜けながら攻撃。ナパームを持つVRでは攻めの定石だ

・ナパームやボムの影に入る

 自機と敵の間に、ナパームやボムのような打ち消し能力の高い攻撃が挟まれていれば、敵の反撃も消してしまえる。そこで、ナパームやボムを射出してから、その後を追いかけるようにして前ダッシュ攻撃を仕掛ける。打ち消し能力に期待するとともに、敵に回避行動を取らせるので、効果は一石二鳥だ。

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Original Game (C) SEGA (C) Hitmaker/SEGA
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□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ヒットメーカーのホームページ
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□製品情報
http://www.vo-marz.com/

(2003年6月10日)

[Reported by 石田賀津男 Produced by 佐伯憲司]


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