★ PCゲームレビュー★


美女vs美女の激しくも華麗な諜報合戦に
アクションゲームの新境地を見た!

No One Lives Forever 2

  • ジャンル:アクションアドベンチャー
  • 開発元:Fox Interactive
  • 発売元:イマジニア
  • 価格:7,980円
  • 対応OS:Windows 98/Me/XP
  • 発売日:3月7日


 '60年代、スパイもの、FPS、スニーキング、そしてセクシー美女という流行りの要素を詰め込むだけ詰め込んだ3Dアクションゲーム「NO ONE LIVE FOREVER」に待望の続編が登場した。既に並行輸入盤が日本市場に入ってきて久しいが、日本語マニュアル付属の正規版は3月7日にようやく発売となる。


■ 「No One Lives Forever」シリーズとは?

ケイト・アーチャーの恩師、ブルーノ。ケイトはコソ泥時代に、彼の財布に手を伸ばしたことで運命の出会いを果たす。今作で彼はUNITY局長代理を務めることに
左が今回ケイトの前に立ちはだかる好敵手イサコ。右のHARM日本支部長はケビン・スペーシー似の優男。生粋のマザコンである
 '60年代、東西冷戦の絶頂期。裏世界ではスパイ対スパイの、密やかながらも華麗な諜報戦争が繰り広げられていた。

 そんな中、悪のカリスマ、殺し屋ドミトリ・ヴォルコフが、世界各国の凶悪エージェント達と犯罪組織「H.A.R.M.」(HARMとは“有害”の意)を結成する。東西冷戦を尻目に、瞬く間に力を付けたHARMは、世界平和を脅かす存在となるまでに強大となってしまっていた。

 事態を重く見た国際諜報機関UNITYは、国際社会の平和を守るため、優秀なエージェント達をH.A.R.M.調査に赴かせるが、あろう事か全員が同時に返り討ちになるという「同時多発的スパイ虐殺事件」が勃発。残ったエージェントはロートルのブルーノ・ラウリーと、元コソ泥の新米小娘エージェント、ケイト・アーチャーだけ。彼らだけでHARMの野望を打ち砕くことはできるのだろうか。

 と、以上が前作のストーリーの概要だ。第1作目の冒険の詳しい模様については、サイバーフロントから発売されている日本語版「ノーワン リブス フォーエバー」をプレイして確認して頂きたい。

 さて、前作では新米だったケイト・アーチャーも、2作目となる今作ではUNITYのトップエージェントの仲間入り。前作劇中では女性蔑視者の上司に不当な待遇を受けていた彼女も、今作では上層部に意見できるほどの発言力を持つまでに成長している。

 パート2となる今回も、敵はやはりHARMの連中。滅んだと思われていたHARMはまだ生きていたのであった。そして、あの首領ヴォルコフまでも……。しかもヴォルコフはUNITYとケイト・アーチャーへの復讐を胸に、「オメガ計画」なる謎のプロジェクトを進めているらしい。

 決死の捜査の結果、UNITYはHARMが極東の島国、日本で世界中の犯罪組織のトップ達との会合を開くという情報を掴む。この会合の内容をスパイするためにUNITYは、当然のごとくケイト・アーチャーを派遣することになったわけである。

前作より。犯罪現場にユリの花を残していくという、ダンディズムを極めたHARM首領ヴォルコフだったが…… 今作ではあられもない姿で再登場。今作と前作の間に何が起こったのかは自分の目で確認して欲しい


男ならば誰もが夢見るファンタジー。それは女忍者との対決 未舗装の道に立ち並ぶ日本家屋。そしてそこに散らばる女忍者。これこそ日本の美



■ NOLF2のゲームシステム

 画面を見てもらえればわかるとおり、NOLF2は前作から引き続き一人称アクションシューティング、いわゆるFPSタイプのゲームシステムを採用している。

 [A][D][W][S]でキャラクタ移動、マウスで視点移動、マウス左クリックで攻撃という伝統的FPS操作系。この手のゲームに慣れ親しんだ人はすんなり入っていけるし、初めての人にとっても今後築き上げられるFPSゲーム歴のために修得しておいて損はないオーソドックスな操作体系だ。

 NOLFに引き続き、NOLF2も単なる「撃ち殺しゲーム」にはなっていない。今回も、「HALF-LIFE」や「HALO」に代表される、FPSスタイルのアクション・アドベンチャーとして作り込まれている。そして前作NOLFで好評だったスニーキング(潜入)アクションの要素もふんだんに盛り込まれている。

 たとえるならば、アドベンチャーとスニーキングという食材をFPSの味付けで調理したのがNOLF2といったところか。

スパイの秘密道具は今回もいろいろと登場する。写真はコンパクト型暗号解読器 「一見しただけではただのネコだが実は」と説明されるが、どう見ても異様な出で立ちの自律行動型ネコ型ロボット爆弾。ニャーと鳴いてから爆発する ゲームに登場する神出鬼没のロボット鳥くん。任務遂行に必要な情報を随時与えてくれる頼れるヤツ


隠密行動ばかりではストレスが堪る。大丈夫、ド派手なアクションシーンも盛りだくさん。スノーモービルで敵基地内を疾走。目指すは奥に見えるお約束のジャンプ台 アメリカ、オハイオにもやってきた女忍者軍団。遠くに見えるは、アメリカ中央北東部名物の竜巻が突如襲来。悪天候の中、ケイト対女忍者軍団が激突 舞台はインドにも飛ぶ。NPCのインド人女性はなかなかの美人だが、ケイトにその趣味はないのでロマンスが生まれることは無い



■ ライブ感のあるアドベンチャー要素

立ちションするソ連兵。周りには仲間はいない模様。スナイパーライフルで狙いを頭部に定める
パスン。哀れな最後
 ゲームは、冒頭に簡単な作戦説明が行われたあと直ちに開始される。ミッション遂行型のゲームシステムで、「各ステージをクリアする」ことでストーリーが進行していく。各ステージには任務の「主目的」が設定されており、これを果たすために情報を収集し、敵を撃ち殺し、時には“弱き”を助けなければならない。

 ところで、多くのアドベンチャーゲームは「シナリオに凝りすぎるあまり、ライブ感が少ない」という弱点を抱えている。あらかじめ決められたストーリーをなぞるだけの、いわば「主人公キャラを動かして物語を読んでいる」という感触をプレイ中に得ることがある。

 もっと具体的に言えば、プレーヤーは、エンディング目指して、スイッチの上げ下げと、フラグのオン/オフ作業に奔走するだけの作業に明け暮れる、ということだ。これはこれで、確立された1つのゲームスタイルなので否定するつもりはないが、そろそろ「それ以上の何かが欲しい」と思い始めているゲーマーも多いはずだ。コンピュータゲームは日々進化するエンターテインメントなのだから。

 そこでNOLF2では、新たに、プレーヤーの行動次第で、主目的以外のサブミッションがゲーム中随時追加されていくというシステムを導入している。プレーヤーが机をあさり、書類を見つける。そこには一枚の写真があることに気づく。写っていたのは今遂行中の任務と関係のある人物だった。

 すると本部から、「その人物の身辺についても調査してくれ」との指令が届く。もちろん、主目的だけを達成すればステージクリアとなるが、突発的なサブミッション追加でそのステージのプレイアビリティは向上し、世界観はさらに深まっていく。

 また、ゲーム中に発生した問題の解決方法が一通りでないのも、「生きた世界」の演出に一役買っている。たとえば、あるステージでは暗号の調査を依頼されるが、その暗号を知る人物の部屋を突き止めて盗聴器を仕掛けて盗み聞きをしてもいいし、あるいはその人物が帰るまで部屋に待ち伏せ、その人物を殺害して身体検査をしてもいい。どちらも正解なのだ。

 ただし、待ち伏せしているところを地元警察に見つかってしまうと、盗聴手段は使えなくなり、後者しか手段は無くなる。と、このようにマルチストーリーにこそなっていないまでも、NOLF2の世界を「生きた世界」とプレーヤーに感じさせるために、単純ながらユニークな工夫がいくつも盛り込まれているのだ。

調査対象者の部屋に潜入して盗聴器を仕掛ける。あとで会話を聞いて暗号を入手 部屋で待ち伏せ。寝入ったところを殺害。これでもOK。ちなみに寝ているキャラの頭部から浮かぶ“ZZZ”"の文字は、殺害後は徐々に小さくなっていく……。ああ無情 インドでケイトは殺人者と間違えられ警察に追われる身に。警官を殺すと即ゲームオーバー



■ 敵を“おびき出す”という感覚

バナナを仕掛けておく、なんて言う手もあり。冗談みたいだが有効なテクニックだ。敵はすっころんで気を失う。その後は頭をパスン
 コナミの「メタルギア・ソリッド」以来、世界的に流行のスニーキング・アクションだが、NOLF2も“スパイもの”ということで必然的にこの要素が盛り込まれている。

 NOLF2では、任務目的を達成するために必要な殺人は容認されているが、自分の潜入が敵にばれてしまった場合、任務の遂行は困難になる。プレーヤーのとるすべての行動は「敵に見つからないように」行なわなくてはならないのだ。

 まず、第一に心がけなくてはならないのが自分の姿が敵に見つからないこと。敵の目前を横切らないように心がけ、敵の背後を移動するように務めることになる。

 そして第二に、殺した敵の死体を、別の敵に見つけられないようにすることに留意する必要がある。敵は自分達の仲間の死体を見つけると助けを呼びに行ったり、警報装置を鳴らしに行ったりする。敵を殺害したら速やかに人目の付かないところに運ばなければならないのだ。

 第三に、音。たとえ敵に姿を見せていなくても、プレーヤーの歩行音が敵に察知されることがある。プレーヤーの歩行モードは低速と高速の2つ。低速モードは速度が遅いものの音を立てずに移動でき、高速モードは音こそ立ててしまうが非常に速く移動できる。この2つを使い分けて敵地の中を進むことになる。

 だが、これらの要注意事項を逆手にとって、自分に有利な状況を作り出せる、というのもNOLF2の面白いところだ。

 第一の留意事項を逆手に取る例。たとえば、遠くに敵がいる場合、わざと姿を見え隠させると、不審に思ってこちらにやってくる。こちらは物陰に隠れて敵がやってくるのを待つ。目の前に現れた瞬間、サイレンサー銃で頭部を撃ち抜く。しかし、ここで急所を外すと、叫び声をあげられ仲間を呼ばれて一巻の終わりだ。

 続いて第二の手段。殺した敵の死体を、わざと敵の警戒巡回路に放置してやるのだ。すると敵は仲間の容態を調べようと、動きを止める。そこを狙撃する。これも急所を外すと万事休すだ。

 そして第三の手段。わざと足音を立てて敵をこちらに誘導するのだ。やってきたところをやはり頭部狙撃。なお、NOLF2では、部屋にある小道具に干渉できるようになっている。だから例えば、花瓶を倒したり、鐘を鳴らしたり……といったことができる。こうしたものを活用して敵をおびき出すのも面白いだろう。

 もちろん、“おびきだし”戦法は、状況と敵の種類を見極めないと逆効果となる場合もある。だが、成功したときの知的な優越感は、一度体験すると楽しくて堪らない。NOLF2の最も際だった面白さはここにあるといってもいいかもしれない。

熊捕獲用罠をドア口において置く。ここで物音を立てると不審に思った警備兵が部屋にやってくる ドアを開いて一歩踏み出すなり罠の餌食。「ギャー」。あとは歩み寄って頭をパスン 死体を目の付かないところに…と次から次へと運び込んでいたら地獄絵図のようになってしまった



■ なぜNOLFはFPSなのか~FPS+3Dサウンドが織りなすスニーキング・リアリティ

 「なぜアドベンチャーゲームをFPSスタイルで?」という疑問符は、「見つかってはならないスリル」の演出のために採択されたと見ていい。

 敵から自分がどう見えるか、自分は敵から見えているかどうか、こうした情報をプレーヤーに直観的にもたらすインターフェイスとして一人称視点というのはとても都合がいいのだ。目の前一面が壁になれば隠れていることになるし、視界が開けているときは向こうから自分が見えていることになる。三人称視点では隠れていても自分の姿が見えてしまうので、そのあたりが伝わりにくい。

 さらにNOLF2では、この一人称システムに加え、そのサウンドシステムが、スニーキングアクション特有のスリル演出に貢献している。NOLF2はSound Blasterシリーズでお馴染みのクリエイティヴの立体音響システムEAXに完全対応しており、プレーヤーを中心として前と後ろに2組のステレオスピーカーを設置した4チャンネルサラウンド構成でプレイすると、プレーヤーを取り巻く音像がインタラクティブに360°定位するようになる。

 たとえば、敵将校の部屋の鍵をキーピックで解錠しようとしているとき、FPSなので目の前がドアとドアノブの表示だけになる。このときコツコツと敵兵の足音が近づいてきたとする。この時、重要なのが、その足音が聞こえてくる方向。背後の通路側からの足音ならば、解錠作業を中断して身を隠さなければならないが、壁のある方向からの壁越しの物音であれば、そのまま解錠作業を続行しても問題はない。そう、現実世界と同じように視覚と聴覚の両方を駆使して任務に挑めるようになり、プレイ時のリアリティとスリルが倍増されるのだ。

 一人称視点+立体音響の組み合わせは、スニーキングアクションというゲーム性をバーチャルリアリティの次元にまで高めてくれているといってもいい。NOLF2のFPSと立体音響は出会うべくして出会った要素という感じだ。

 少々話は横道にそれるが、どうすればNOLF2を最良のサウンド環境でプレイできるかにも触れておこう。お勧めなのが旧世代品となるがまだ現行品として販売されているSound Blaster Live!。価格は5,000円前後と安価だ。

 そしてこれに1セット3,000円くらいで買える安価なPC用アンプ内蔵型ステレオスピーカーを2組用意すれば最小規模だか4チャンネルサラウンド環境が構築できる。しめて予算は1万円強といったところ。もちろんこれでは本格的なAV用途には力不足だろうが、その他のEAX対応PCゲームプレイ時の音声情報量は段違いとなる。ぜひともこの機会に導入を検討して欲しいと思う。

物陰に隠れると一定時間静止していると、敵からは見えなくなる。“目”アイコンはその証 その後、「身を乗り出す」というアクションをすれば、敵の視覚外から先制攻撃を浴びせることが可能 今作では監視カメラに無限ループ映像を流して敵の目を欺ける、特殊兵器が登場する



■ キャラの魅力~ケイト・アーチャー死す!?

ボーガンの引き金を引くケイト。それを飛んでかわすイサコ。MATRIXバリのスーパーアクションが!
イサコの刀がケイトの胸を貫く。ケイト・アーチャー、日本で死す! 最初のケイト対イサコの戦いは一方的にイサコの勝利に終わる
 前作では打倒HARMという大きな目的はあったものの、各ミッションが1話完結的なスタイルをとっていた。実際、各メジャー・ミッションの最後には変態的な技能を持つボス・スパイと戦うスタイルをとっており、30分特撮番組で毎回新たな怪人が現れるといったスタイルに似ていたと思う。

 今作は、やはり打倒HARMというテーマは掲げてはいるが、謎のプロジェクト「オメガ」の正体を突き止めるための冒険といった感じだ。どちらかといえば、1つのテーマでじっくり物語を体験させる、長編ドラマスタイルの語り口を取っているといえるだろう。こうした長編の物語を支えるためには魅力的な主人公だけではダメで、主人公を喰ってしまうほどののインパクトを持つ敵役が必要である。

 今回、NOLF2のために設定された好敵手は、なんと日本人、しかも女忍者(くノ一)で名前はイサコという。欧米発ゲームでありがちな目のつり上がった土偶みたいな不細工顔とは違い、現代風な美形デザイン。勘違い日本をかっこよく味付けした独特なファッションもキャラを際だたせている。

 このイサコ、一応悪役で登場するのだが、完全には悪に徹しきれないところがあり、悪事に手を染めているのにはなにか理由があるらしい。その謎が明らかになっていくのもNOLF2のストーリーの面白さとなっている。

 前作の美女(ケイト)対変態軍団という図式も面白かったが、今回は西洋美女vs東洋美女という、ありそうでなかった、しかも誰もが待ち望んでいた構図。劇中、イサコとの対決は3度。激闘の結末は自分の目で確かめて頂きたい。

物語中盤、オハイオでの竜巻襲来の最中にイサコとの2度目の対決。刀で斬り合う美女同士。男ならば一度は目の当たりにしたい情景だ 前作で、HARM空挺部隊隊長を務めながらも、ケイトの実力に一目置いていた、隻眼のスコットランド人、マグナス・アームストロング(奥)。彼は今回UNITY協力者として登場する。キルト基調の変態ファッションは相変わらず 女忍者の次はインド剣士。どんなに刀を振り回そうが、銃器を持つケイトにはかなわない



■ DirectX 8世代テクノロジーに対応した新世代LITHTECH JUPITERエンジンの実力は?

この美しい情景に注目。柔らかい照明はさすがに静的なライトマップだが、それでも雰囲気はよく出ている
 NOLF2は前作同様に、MONOLITH社系列、LITHTECH社のLITHTECH JUPITERエンジンを採用している。LITHTECH JUPITERは、2002年、大幅なバージョンアップが施され、DirectX 8フィーチャーに対応し、前作NOLFと比べてもグラフィッククオリティは各段に向上している。

 具体的にはプログラマブルシェーダへの対応、さらにダイナミックシャドウ生成、パーティクルシステムの活用といった点が強化点として上げられている。さすがにセルフシャドウにまでは対応していないようだが、キャラクタの影は背景、小道具や大道具への投射もサポートしており、非常に臨場感の高いビジュアルとなっている。

 全体的に人物キャラクタのポリゴン数も、ざっと見た感じでは前作の数倍は増大しており、シネマクオリティに迫る表情変化やモーションを見せてくれている。最後に、気になる動作環境について私見を述べさせていただこう。

 1,024×768ドット/32ビットカラー、グラフィックオプションはすべて最高設定で快適にプレイしようとすると、ビデオカードはATI系ならばRADEON 8500/9000以上、NVIDIA系ならばGeForce4Ti 4200以上は必要だ。もちろんDirectX 7世代のGPUでもプレイできなくはないが、バージョンアップしたLITHTECH JUPITERエンジンの実力をあますことなく堪能するためにもこのクラスのGPUは用意してもらいたい。

 CPUについてはPentium 4 1.6GHz程度で問題なし。メインメモリについてはぜひとも512MB以上を搭載して臨みたい。NOLF2は常時ゲームセーブが可能となっているが、ゲームの性質上、カットアンドトライの繰り返し、すなわち保存とロードを繰り返すことになる。その際のロード待ち時間が、マシンの搭載メモリが256MB以下と512MB以上とでは全然違うのだ。256MB以下では1分ほど待たされ、512MB以上ではわずか10秒ほどでロードが完了する。この差は大きい。一応動作奨励環境は256MBとなってはいるが、快適にプレイするには512MBは必要だと思って頂きたい。

前作のケイト・アーチャー。どことなくニューハーフっぽい美しさ 今作のケイト・アーチャー。ポリゴン数も増えて女性的な美しさが出てきた感じ 門番のNPC爺さん。おでこのてかり具合とヒゲのもじゃもじゃ感に注目


精密に再現された昭和40年代の街並み。UNITY日本支部の服部さんのモデリングも、団子屋の内装デザインも秀逸。もう、勘違い日本とは言わせないといわんばかりの再現性に感服

(C) 2002 Monolith Productions、 Inc. (C)2002 Twentieth Century Fox Film Corporation. Fox Interactive、 No One Lives Forever and their respective logos are trademarks of Twentieth Century Fox Film Corporation. Monolith and A Spy In H.A.R.M's Way are trademarks of Monolith Productions、 Inc. Sierra and the Sierra logo are trademarks of Sierra Entertainment、 Inc. The ratings icon is a trademark of the Interactive Digital Software Association. Vivendi and Fox have no association with and take no responsibility for the community fan sites to which this site is linked or the content thereon.


【No One Lives Forever 2】
  • CPU:Pentium II 450MHz以上(Pentium 3 1GHz以上を推奨)
  • メモリ:128MB以上(256MB以上を推奨)
  • HDD:600MB以上
  • ビデオカード:VRAM 16MB以上(32MB以上を推奨)


□「No One Lives Forever 2」公式ホームページ
http://www.imagineer.co.jp/pc/products/NOLF2/index.html
□関連情報
【2003年2月7日】イマジニア、「NOLF 2 日本語マニュアル付き英語版」の発売を延期
初回限定特典はスパイガジェット風ペンライト
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20030207/nolf2.htm
【2002年9月18日】「No One Lives Forever 2 A Spy In H.A.R.M.'s Way」Playable Demo
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020918/demo0918.htm
【2002年8月27日】「No One Lives Forever 2 - A Spy In H.A.R.M.s Way」Ohio Teaser Version
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020827/demo0827.htm

(2003年3月4日)

[Reported by トライゼット西川善司]


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