開発/発売元 UbiSoft Entertainment
UbiSoftのスニークアクションシューティング「Tom Clancy's Splinter Cell」のSecond Playable Demo。Xboxに続いて、このPC版は北米で本日(現地時間の2月18日)発売となる。北米ではすでにXbox版をプレイしたユーザーが多いため、ある意味新鮮味は薄いDemoだが、北米以外に居住する我々としては体験するものすべてが新鮮に映り、ぐいぐい引き込まれてしまう。発売直前にリリースされただけあってプログラムの完成度も高く、オープニングムービーがプロモーションムービーに差し変わっていることを除けばまるで製品版のようだ。
今回のDemoでは、前作と同じグルジア共和国のトビリシを舞台にした2つのステージがプレイできる。「Police Station」は、警察署への侵入を果たし、ブラックボックスに隠された情報を入手しつつ、奥へ奥へと侵入していく。このミッションはステージが2つにわかれており、内部への侵入に成功すると、そのまま前回のDemoの内容に続いていく。前のDemoが短めだったのは、ミッションの半分だけの内容だったためだ。
前回のDemoは難しいところはほとんどないといっていい内容だったが、今回はさまざまなアクションを駆使しなければならず、頭を使うシーンも多く、難易度は高い。主人公Samを除く、キャラクタには警察、一般人、武装兵の3種類がいて、民間人を殺すとペナルティが課せられ、通報されてもペナルティ対象となる。マウスホイールの微調整により移動スピードを変えることができるが、民間人との接触を避けたいなら、できるだけ忍び歩きを維持した方がいいだろう。
おそらくこのステージでもっともとまどうのは、侵入路だろう。前回のDemoは間違いようがないぐらい1本道だったが、今回は歩く以外の移動手段を駆使して、進んでいかなければならない。解法を書くとおもしろくないので、いくつかヒントを提示するにとどめておくが、同作の欠点として唯一指摘できそうなのは、この侵入路のあやふやさではないだろうか。個人的にはこれぐらい意地悪でもいい気がするが、スニークアクションに無縁なユーザーにはとっかかりが掴めないかもしれない。
必須テクニックなのは、しゃがみ歩き、壁伝い移動、そして三角飛び。特に三角飛びは一見届かなそうな場所にたどり着くのに必須の技だ。やりかたは壁に向かってジャンプ(Shift)して、壁に足が着いた瞬間にもう一度ジャンプすることで、さらに高い位置へのジャンプが可能になるというもの。通常のジャンプで詰まった場合は、三角飛びによる突破を考えてみるといいだろう。
なお、ステージは暗い場所が多いので、ナイトビジョンを多用しつつ、空き缶ひとつも見逃さないような注意力でじっくり進んでいけば、途中で詰まるということはないはず。次の「Kalinatek」は戦闘シーンが多く、侵入路も劇的でさらにおもしろい。プレイすればするほど素晴らしいゲームだと痛感させられる。ぜひプレイしておきたい。
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