ギルティギアゼクス レディース大会レポート


ゴールデンウィークの5月5日に、東京の新宿スポーツランド中央口店にて「ギルティギア ゼクス」最後のレディース大会が実施された。
 13時からの受付開始とともに多くのプレーヤーが集まり、大会開始時間となる14時には黒山の人だかりができていた。
 今回の大会に参加したのは、合計28名。有名なプレーヤーも多く参加したが、「大会に参加するのは初めて」というプレーヤーも少なくなかった。



「GUILTY GEAR Watch」からは、メンバーの中で最もギルティギア歴の長い「いづる」さんが使用キャラクタ「カイ」で参戦。初めての大会参加に加え、トーナメント一回戦の第1試合という悪条件が重なって、本来の力を発揮できぬまま同キャラに惜敗。対戦前に「一発も当てられないかもしれない……」と弱気なコメントをしていたが、ギリギリまで競り合った好試合だった。



その後、トーナメントは順調に進んでいくが、当初ベスト4に進出するのではないかと噂されていた「ミリア」を使うプレーヤーが次々と姿を消す番狂わせが起きていた。結果、ベスト4には「ミリア」使いの如月冷華さん、「テスタメント」使いのなお@ウォレント一択さん、「メイ」使いの梶間優希さん、「アンジ」使いのうにさんが勝ち残っていた。
 準決勝では会場中から歓声があがるベストバウトが繰り広げられ、大方の予想を裏切る形で「テスタメント」と「アンジ」による決勝戦に。互いに一進一退の攻防が続けられたが、最後の「ギルティギア ゼクス」レディース大会は「アンジ」使いのうにさんが制したのだった。
 今後は「ギルティギア イグゼクス」による大会がメインになり、「ギルティギア ゼクス」の大会は行なわれなくなるだろう。2000年7月に発売されて以来2年もの間愛され、各地で行なわれてきた大会も今月が最後となる。
 多くのプレーヤー、ファンが世代や性別、土地を超えてゲームセンターに集まり、戦い、意見を交換し、語り合う。こういったファン同士のコミュニケーションがゲーム業界全体を盛り上げる貴重なものなので、今後も「ギルティギア イグゼクス」で続いていって欲しいと思う。


GUILTY GEAR Watch

ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp
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