【連載第27回】あなたとわたしのPCゲーミングライフ!!


佐藤カフジの「PCゲーミング道場」


PCゲーマー御用達メーカーRazer総力特集!!
あなたにぴったりなゲーミングマウスがきっと見つかる!


色々な意味で業界の「最先端」を走る、PCゲーミングの世界。当連載では、「PCゲームをもっと楽しく!」をコンセプトに、古今東西のPCゲームシーンを盛り上げてくれるデバイスや各種ソフトウェアに注目。単なる製品の紹介にとどまらず、競合製品との比較や、新たな活用法、果ては改造まで、 様々なアプローチでゲーマーの皆さんに有益な情報をご提供していきたい。



■ もはや欲しいモノは何でも揃う素晴らしきゲーミングマウスの世界

今回はRazer製品を特集する

 巷を賑わす様々なオンラインゲームやブラウザゲームにおける主要なマンマシンインターフェイスとして益々重要性を増すゲーミングマウスの世界。近年ではゲーム用途だけでなく、ハイパフォーマンスマウスとして一般用途にも活用するユーザーが増えているというから、PC市場における1つの製品カテゴリーとしてすっかり定着した感もある。

 そんな中で最も幅広い製品群を用意しているのが、大手ゲーミングデバイスメーカーのRazerだ。これまで有線、無線のゲーミングマウスでハイエンドモデルから普及モデルまで様々な製品をリリースし、多くのユーザーの支持を集めている。そして5月28日には、国内販売代理店を務めるMSYから新たに4つの新製品がリリースされた。

 今回リリースされた新製品はどれも、これまでの製品群とは異質な部分を埋めるものだ。ひとつは、モバイルマウス「Orochi」。ついにゲーミンググレードの高性能マウスをモバイル環境で使えるようになった。次に左手用に特化したゲーミングマウス「Deathadder 3500 Left Hand Edition」。長らくゲーミング分野で放置されてきた左利きのゲームファンに救いがもたらされる。そして、モバイル用とデスクトップ用の新型マウスパッド2種「Kabuto」と「Vespula」。こちらも、これまでにないアイデアに基づく製品だ。

 これでRazerによるゲーミングマウス製品群は、ローエンドからハイエンドという縦軸のラインナップから、有線、無線、モバイル、左手用と横軸のラインナップも取りそろえ、マウスを取り巻くほとんど全ての「スキマ」を埋めたことになる。高い性能と使い勝手求められるゲーミングの世界だからこそ、個々人のニーズに合致する幅広いラインナップが意味を持つ。その上で、各製品のスペックは満足できるものなのか? 死角はないのか?! それが問題だ。

 連載第27回となる今回は、新たに4つの製品を投入して万全のラインナップを整えたRazerを再評価するべく、新製品を詳しくレビュー、そして現行製品を一挙にご紹介してみたい。あなたのニーズに合うチョイスが、きっと見つかるはずだ。


今回のラインナップ(新製品)
Orochi
モバイルレーザーマウス
Deathadder 3500 Left Hand Edition
左手用レーザーマウス
Kabuto
モバイルマウスパッド
Vespula
ハードタイプマウスパッド


■ 究極のモバイルゲーミングマウス「Orochi」

【Razer Orochi】
ジャンル:ゲーミングマウス
発売日:2010年5月18日
価格:7,980円
センサー:3G レーザーセンサー
解像度:125~4000 DPI
ボタン数:7(プログラマブル)
特徴:Bluetoothモード、有線モードの2モード搭載

「Orochi」のパッケージ
付属の専用USBケーブルにより有線・無線の切り替えが可能

 モバイル環境でゲーミングに必要十分な性能を備えたゲーミングマウスがついに登場した。本製品「Razer Orochi」は本体サイズ99×67.8×35mmという、非常に小型のボディを持つ高性能レーザーマウスだ。

 特筆すべき特徴は2つ。ひとつは、この小型のボディに高品質のセンサーを搭載していること。実装されているのは「Razer 3G Laser Sensor」と呼ばれるセンサーで、Razerのデスクトップマウス「Lachesis」にも搭載されていたものだ。最大トラッキングスピードは100インチ/秒をサポートし、モバイル環境で想定される狭い操作スペースに対してはオーバーキルな性能を有する。

 もうひとつの特徴は、Bluetooth無線モードと有線モードの2モードを搭載することだ。Bluetooth 2.0に対応した無線モードでは「利便性」を有線しており、PCに簡単に接続できるかわりにDPIは最大2,000、ポーリングレートは一般マウスと同様の125Hzとなっている。一方、有線モードでは最大4,000DPI、ポーリングレート1,000Hzのレスポンスが確保される。

 無線・有線の2モードを搭載したことで、「Orochi」の使用シーンも2種類考えられるようになった。まず、出先でデスクトップ上の一般作業をする場合はBluetooth接続で簡単に。そして、腰を落ち着けてゲームに取り組むときは、長さ50cmの専用USBケーブルを接続して最大パフォーマンスで使用する。

 無線モード時のバッテリーは単三乾電池2本で供給されるため、電池重量のために少々重さを感じることもある。しかしこれも、有線時はUSBケーブルから電源が供給されるため、電池を外して使用することが可能だ。このときマウス重量は他のどのゲーミングマウスよりも軽い。ウェイトバランスもよく、つまみ持ちで精密にコントロールできる。

 実は本製品、高性能なレーザーセンサーを搭載したことでデスクトップ用マウスとしても充分なパフォーマンスを発揮できる。指先で摘める小型のゲーミングマウスを探していたユーザーには最適だ。モバイルゲームユーザーのみならず、小型のマウスを愛する全ての人におすすめしたい製品である。

サイドボタンは両サイドに2つづつ装備。デフォルトでは右サイドのボタンがDPI切り替えとなっているが、ドライバーアプリケーションで設定を変えることで左手用マウスとして使用することも可能だ

付属のUSBケーブルは50cmほどの細い布巻きタイプ。デスクトップで利用するならUSBハブを経由して接続するとよいだろう。無線使用時は背面カバーを開けて単三乾電池2本を装着する

ドライバーはかなり多機能で、各ボタンの機能やマクロなどを細かく設定できる。サイドボタンが両サイドに計4つ付いていることで、かなり使いでのあるモバイルマウスになっていることがわかるだろう



■ついに登場した左手マウスユーザー用の決定版「Deathadder 3500 Left Hand Edition」

【Razer Deathadder 3500 Left Hand Edition】
ジャンル:ゲーミングマウス
発売日:2010年5月28日
価格:7,329円
センサー:3.5G 光学センサー
解像度:450~3,500 DPI
ボタン数:5(プログラマブル)
特徴:「Deathadder 3500」の左右対称デザイン

パッケージまで「左開き」になっている
サイドボタンは右側面に装備。左利き用のレイアウトとなっている

 ゲーミングマウスの世界では長らく、市場の小さい左手ユーザーが「無視」されていた。販売代理店を務めるMSYの竹内周平氏は特に日本の左手マウス市場は小さく、マウス全体の10分の1程度だという。生物学的にはもっと多くの割合で左利きの人間が生まれるのだが、社会に適応するうちに右利きとなるケースも多く、市場的にはどうしても右手用マウスが優先されてしまうという実情がある。

 実は筆者も左利き。しかしマウス操作に関しては自然と右手で行なうよう適応したタイプのひとりだ。それが、「筆者がゲーマーとして頂点を極められなかった理由」かどうかはわからないが、本来、やはり利き腕で操作したほうが上達が早いだろうし、上達後の精度も高まるだろう。左利きのユーザーはその点で長らく苦境に立たされていたと言ってもいい。

 そこに現れた救世主が本製品「Deathadder 3500」だ。サイドボタンが一般化して「両手対応」が難しい状況にあったゲーミングマウスの世界にあって、左利きユーザーのためだけにデザインされた製品。それも、Razerの最有力製品である「Deathadder 3500」をベースに実現されている。形状としては、まさに「Deathadder 3500」をそのまま鏡面対称させた格好だ。

 スペックも「Deathadder 3500」と全く同じになっている。サイズは70×128×42.5mm、かぶせ持ちに適したなめらかなシャーシの中に、Razer謹製の3.5G光学センサーを搭載して最大120インチ/秒の高速追従性を実現している。DPI設定は450/900/1800/3500DPIの切り替え式。ゲーミングマウスとして必要な性能を高いレベルで備え、ドライバーソフトウェアは「Deathadder 3500」と共通のものを使用する。

 まさに左利き向けゲーミングマウスの決定版ということで、その人気は非ゲーマーにも広がっているようだ。MSYの広報担当 戸田武志氏によると、一般マウスの世界でも左利き専用モデルは少なく、発売されてもすぐに製造終了となるケースが多いため、本製品に注目が集まっているのだとか。特に「販売終了を恐れてスペア買い」するユーザーが後を立たないとのことで、複数個がいっぺんに売れていくケースが目立つという。

 MSYの竹内周平氏は本製品「Deathadder 3500 Left Hand Edition」について、右手用の「Deathadder 3500」と同じく、ユーザーの需要がある限り、また後継製品が出るまでは、その供給を止めることはないと明言してくれた。左利きのゲーマーは本製品で満足・安心なゲーミングライフを構築できそうだ。

形状は「Deathadder 3500」を完全に左右対称にしたもの。内部的なスペックも全く同等である上、価格まで同じという徹底ぶりだ

ケーブルは太めの布巻きタイプ。PCに接続すると青く光るのがRazer流。この点も右手用「Deathadder」と全く同じだ。ちなみにドライバーアプリケーションも同じものを使う



■ 運搬時の画面保護もできる、一工夫あるモバイルマウスパッド「Kabuto」

【Razer Kabuto】
ジャンル:ゲーミングマウスパッド
発売日:2010年5月28日
価格:2,480円
材質:
サイズ:280×195×1.2mm
特徴:極薄のゲーミンググレード。ノートPC内に挟んで持ち運べる

「Kabuto」のパッケージ
ノートPCに挟み込んで持ち運べる薄さ。表面は柔らかいのでモニターを傷つける心配もない

 Razerの命名方式に従って昆虫の名前がつけられたマウスパッド「Kabuto」。本製品は上記「Orochi」とセットで使うことを想定されたモバイルゲーミングマウスパッドとなっている。

 材質は布系で、特筆するべきはその1.2mmという薄さ。表面の手触りはなめらかに毛羽立った「メガネ拭き」のような感触で、マウスを過剰に滑らせることもなく、捕まえることもなく、狭い操作スペースに適したゆるい抵抗感が与えられている。平面サイズは280×195mmとゲーミング向けとしては小型だが、一般的なモバイルマウスパッドよりは大きい。ノートPCなどと並べて使うことを考えれば適切なサイズと言えよう。

 この薄さにして背面には、非常にグリップ力の高いラバーベースが採用されており、激しい操作でもズレを生じることはない。あまり大きな面積を必要としないユーザーであれば、デスクトップ用のゲーミングマウスパッドとしても満足できる水準にある。

 その上で本製品にはRazerならではの「一工夫」が凝らされている。それはこの薄さに起因するものだが、Razerでは本製品の運搬方法として「ノートPCに挟む」という方法を推奨しているのだ。「Kabuto」は表面がメガネ拭きのようになめらかに作られているため、表面をモニターと接触させる形で挟み込んでも傷をつけることがない。

 布系マウスパッドは丸めて持ち運ぶスタイルが一般的だが、「Kabuto」スタイルなら運搬時にマウスパッドが占有する体積を完全にスポイルできる。さらに、モニター表面の細かい汚れがマウスパッド表面に付着して、自動的にクリーニングができるという副次効果も面白い。モバイル用途で新しい提案をしてくれる興味深い製品で、価格も2,000円台とお手頃。良い選択になりそうだ。

表面は「メガネ拭き」のような質感で、柔らかなトラッキング感触が得られる。非常に薄いため持ち運びも楽だ。是非モバイルゲーミングマウス「Orochi」とともに使いたい



■ 速さと精度、両面に異なる表面を持つハードマウスパッド「Vespula」

【Razer Vespula】
ジャンル:ゲーミングマウスパッド
発売日:2010年5月28日
価格:3,800円
材質:プラスチック
サイズ:300×240×4mm
特徴:「SPEED」と「CONTROL」の異なる表面を搭載

マウスパッド本体とリストレストの2パーツ構成
「Deathadder 3500 Left Hand Edition」と共に使用してみたところ

 もうひとつのマウスパッド製品は、ハードプラスチックタイプで両面が利用できるハイブリッドマウスパッド。製品形態としては従来製品「Razer eXactMat」の後継という位置づけのマウスパッドだ。

 クロスズメバチを意味する「Vespula」の特徴は、「SPEED」、「CONTROL」という2つの表面で異なるマウス操作の感触を得られることだ。それぞれ表面の微妙な凹凸があり、「SPEED」側は目が細かくスパッとした操作が可能で、「CONTROL」側は目が粗くトラッキングに確かなフィードバックが得られる。

 この点は「Razer eXactMat」と同様のアイデアに基づく本製品だが、「eXactMat」が金属製、表面が蒸着アルミニウムで非常に硬いものだったことに比べ、本製品がプラスチック製でより柔らかな操作性を実現しているところに後継製品としての違いがある。「eXactMat」はガリガリとマウスソールを痛めそうな強さがあったのだが、「Vespula」はよりスムーズ、布製マウスパッドに近い感触で操作できる。

 また本製品にはリストレストが付属する。レスト部分の厚みは30mmほどで、ここに手首を載せるとマウスのコントロールがいっそう楽になる。またこのリストレストはラバーベースのグリップシートの役目もあり、装着して使うことで「Vespula」を強固に固定することが可能だ。

 プラスチック製となったことのメリットは価格面にも現れている。金属製の「eXactMat」が6,000円を超える売価の製品であったことに対し、本製品は3,800円と、標準的なゲーミングマウスパッドの価格帯に落ち着いた。プラスチック製であるために高熱による曲げなどには弱そうであるため扱いはよりデリケートに行なう必要がありそうだが、ハード系のマウスパッドとして非常に完成度の高い製品であることは間違いない。

両面が異なる質感に仕上げられたマウスパッド。「SPEED」面と「CONTROL」面の凹凸具合の違いがおわかりになるだろうか?



■ 新製品によって埋められた「スキマ」。既存製品が埋めるワイドレンジのニーズ
 現行14製品を一挙紹介!

 モバイルゲーミングマウス「Orochi」、左手用「Deathadder 3500 Left Hand Edition」、そして2種のマウスパッド「Kabuto」と「Vespula」によりゲーミングデバイスに対するスキマ的なニーズを埋めたRazer。そして現行で販売されている全ラインナップを総覧すれば、ゲーマーの幅広いニーズに万全に答えるブランドに成長したことが伺える。

 本稿の最後として、ゲーミングマウスからサウンド関係のデバイスまで、国内で現在販売されているRazerによるPC向け製品の完全なラインナップをご紹介しよう。無線ゲーミングマウスの決定版である「Mamba」、人気製品「Deathadder」以外にも、それぞれのユーザーのスタイルに合致する様々なスタイル、価格帯の製品が存在することがおわかり頂けると思う。

 さらに現在Razerでは、米Sixense Entertainmentと共同してPC用モーションコントローラーの開発を進めている。海外ではゲームパッド市場にも製品を投入しているなど、ますますゲーマーにとって存在感を増していきそうな気配だ。



・ゲーミングマウス

【Razer Mamba】
価格:14,800円
センサー:3.5Gレーザーセンサー
解像度:5,600DPI
ボタン数:7(プログラマブル)
特徴:有線・無線ハイブリッド
無線ゲーミングマウスの決定版との評価が高いモデル。独自の無線方式により無線使用時でも1,000Hzのポーリングレートを実現し、有線時と変わらぬレベルのレスポンスを実現している。また付属のUSBケーブルを接続することで真の有線マウスとして使用することも可能


【Razer Imperator】
価格:9,980円
センサー:3.5Gレーザーセンサー
解像度:最大5,600DPI
ボタン数:7(プログラマブル)
特徴:サイドボタンの位置調整津が可能
徹底したエルゴノミクスデザインを導入し、かぶせ持ち、つまみ持ちどちらでも快適なホールド感を提供する高性能な有線マウス。サイドボタンがスライド式になっており、親指の位置に合わせて位置調整が可能


【Razer Naga】
価格:9,980円
センサー:3.5Gレーザーセンサー
解像度:5,600DPI
ボタン数:5+12(プログラマブル)
特徴:左サイドに12個のグリッドボタンを装備
3.5Gレーザーセンサーを搭載した高性能マウスの中でもMMORPG系ゲームでの利用に特化したモデル。左サイドに配置された12のグリッドボタンにより大量のマクロを同時に使用できることが最大の特徴


【Razer Deathadder 3500】
価格:7,329円
センサー:3.5G赤外線センサー
解像度:3,500DPI
ボタン数:5
特徴:3.5G赤外線センサー搭載の標準的モデル
Razer製マウスの中でも1番人気に位置づけられる製品。3.5G赤外線センサーを搭載することで高性能とコストパフォーマンスを両立させている


【Razer Abyssus】
価格:5,200円
センサー:3.5G赤外線センサー
解像度:3,500DPI
ボタン数:3
特徴:シンプルな構成のゲーミングマウス
「Deathadder」と同じ3.5G赤外線センサーを搭載しつつ、ボタン数を減らして低価格化を図った製品。小型で軽いボディのため、高速操作性に優れるという特性を持つ。サイドボタンの不足が弱点といえば弱点


・ゲーミングマウスパッド

【Razer Destructor】
価格:6,980円
材質:プラスチック系
サイズ:350×280×2.3mm
特徴:非常に剛性の高い薄型マウスパッド
硬質なプラスチックで作られた表面は、マウスを走らせるとサラサラとしたフィードバックを与えてくれ、高速操作に最適。2.3mmという薄さもポイントのひとつ。硬く大きいため持ち運び用の専用ケースが付属する


【Razer Megasoma】
価格:6,980円
材質:シリコーン
サイズ:350×230×2mm
特徴:耐久力の高いシリコーンを採用
シリコーン系樹脂はマウスソールにも使われる素材で、摩擦係数が小さい。マウスパッドをシリコーンで成形することによりハード系、ソフト系の良さを両立させたトラッキングを実現したことがウリとなっている。柔らかいため巻いて持ち運ぶことも可能


【Razer Sphex】
価格:2,480円
材質:プラスチック系
サイズ:300×250×0.1mm
特徴:極薄、裏面が吸着素材でどこにでも張り付く
0.1mmという薄さを実現したデスクトップ用マウスパッド。裏面が特殊な吸着素材となっており、滑らかなデスク表面であればピタッと固定することが可能。存在を感じさせずに最適なトラッキングを得られる製品


【Razer Goliathus Fragged】
価格: 2,480円(小) / 2,980円(中) / 3,480円(大)
材質:
サイズ:270×215×40mm(小)
     355×254×4mm(中)
     444×355×4mm(大)
特徴:非常に高いトラッキング性能を誇る
「SPEED」、「CONTROL」の2つのエディションを持つ「Goliathus」シリーズの最新モデル。特に「CONTROL」エディションのトラッキング性能は全マウスパッドの中でも最高レベルと評価されており、多くの競技志向のゲーマーから支持を集めている。Small、Medium、Largeの3サイズを用意。やや厚みがあるのが評価の分かれる点だ


・ゲーミングキーボード

【Razer Lycosa】
価格:13,440円
レイアウト:フル
サイズ:469×221×15mm
キー配列:英語
特徴:全キーにマクロ機能を割り当て可能
キートップ全てに青いLEDを装備した、Razerらしいゲーミングキーボード。Hyperresponse対応で高い応答性を誇る。最大の特徴は全てのキーにマクロ機能を割り当て可能な点。メディアコントロール用の簡易タッチパネルを搭載し、音量調節や再生、停止などがキーボード上で可能。ツヤ加工の施された「Lycosa Mirror」バージョンも有り


【Razer Actosa】
価格:7,480円
レイアウト:フル
サイズ:469×221×15mm
キー配列:英語
特徴:全キーにマクロ機能を割り当て可能
「Lycosa」からキートップのLEDを省き、低価格化したバージョンのゲーミングキーボード。機能的には「Lycosa」に準ずる


・ゲーミングヘッドセット

【Razer Carcharias】
価格:8,980円
チャンネル:ステレオ
ドライバ:40mm、ネオジムマグネット
周波数特性:50~20,000Hz
インピーダンス:32Ω@1kHz
感度:105±4dB
マイクロフォン:指向性
ゲーミング向けにデザインされたアナログ2chヘッドセット。イヤーカップは耳を柔らかく覆うように作られており、長時間のゲームでも疲れにくいよう配慮されている。マイクは指向性でプレーヤーの声を的確に拾う配置。アナログ接続


【Razer Megalodon】
価格:18,800円
チャンネル:7.1ch
ドライバ:40mmネオジムマグネット
周波数特性:20~20,000Hz
インピーダンス:32Ω@1kHz
感度:102±4dB
マイクロフォン:指向性
「メイルシュトローム・オーディオエンジン」と呼ばれるサラウンドエンジンを搭載したデジタル7.1chのUSBヘッドセット。低音の表現力を強化したドライバーユニットを搭載しており、ゲーム内の音の定位を的確に察知することができるようデザインされている。チャンネル毎の音量調節などが可能な多機能のコントロールポッドが付属


・ゲーミングスピーカーシステム

【Razer Mako 2.1 Speaker System】
価格:55,000円
構成:2サテライト+ウーファー
周波数特性:25~20,000Hz
最大許容出力:300W RMS
接続方式:3.5mmミニジャック / RCA
アンプ:Class HDデジタルアンプ付属
Razerのゲーミングスピーカー第1弾は「スタジオ並の音響空間を実現する」と鼻息の荒いハイスペックモデル。最大の特徴は円形のサテライトスピーカー。全方向に音を放射することにより、室内全体を音場で満ちさせ、部屋のどこにいても理想的なサウンドを得られる方式を取っている


(2010年 6月 11日)

[Reported by 佐藤カフジ ]