使って試してみました! ゲームグッズ研究所
年末年始に逃さずチェック!限定の天野喜孝デザインiPhoneカバーや
New 3DS/LL用グリップ、妖怪ウォッチ最新グッズまとめ!
(2014/12/30 00:00)
当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。
2014年最後の回となる今回は1年を総括した特別企画を……なども考えていたのだが、この年末はゲーム関連グッズのリリースラッシュ。取り急ぎ、いつも通りにピックアップしたグッズを使って試してみた。
というわけで今回は、天野喜孝氏の魅惑的なイラストが描かれたiPhoneカバー、待望のNew3DS/LL用のグリップアタッチメント、レトロゲームファン注目の「レトロGBイヤホンマイク」を試してみた。また、大人気の「妖怪ウォッチ」最新グッズもリストにまとめたので、気になったものがあったり、子供へのプレゼントにお考えの方は、対応機種を間違えないように選んで頂きたい。
【今週のおしながき】
世界限定500個!天野喜孝氏のイラストが描かれたiPhone 6/6 Plus/5s/5用ケース
ゲームファンの皆さんにはもう説明不要なほどに著名なイラストレーター、天野喜孝氏の作品が描かれたiPhone 6/6 Plus/5s/5用の限定ケースが、iPhoneカバーケース専門の通販サイト「iPhone Tunes STORE」にて発売されている。
ケースデザインには、「ファイナルファンタジー」シリーズ、「吸血鬼ハンターD」、「グイン・サーガ」など6種類あり、各500個限定。また、特製ケース台付きのコンプリートセットや、アーティストhyde氏とのコラボレーションモデルは99個限定となっている。
今回は「ファイナルファンタジー」デザインのiPhone 6用カバーを購入して、実際に使ってみた。
ケースの素材はポリカーボネートで、透明なケースの裏面部分に天野喜孝氏のイラストが印刷されている。ケースの厚みは約1.1mm、重量は13gと薄型軽量だ。
側面の操作ボタン部分、底面のスピーカー/マイク/ライトニングコネクタ部分、背面カメラの箇所は開口されていて、ケースをつけたままで使用可能。iPhone 6シリーズでは背面カメラが本体よりでっぱっているが、このケースを着けると厚みによってカメラのでっぱりと全体の高さが同じになる。
実際に装着して、外観や使用感をチェック。まず最大のポイントである背面のデザインだが、iPhone 6シリーズだと側面は丸みのあるラウンドフォルムをしているのだが、このケースでは丸みがつき始めるギリギリのところまで印刷されていて、チープさが感じさせないところが嬉しい。
デザインの印刷そのものを見ると、精細ではあるが多少粒状感も確認できるので、顔料でのインクジェットプリントしたものと思える。質感はツヤ消しで触るとザラつきがあり、色の境目には凸凹感もついている。濃い色ほど塗装に厚みがついている。
肉眼でみると、そうした塗装の厚みや光の反射加減によってイラストに立体感が感じられるところがポイントで、購入した「フリオニール」のデザインなら、前にかざした赤い剣が手前に浮き上がっているように見える。
天野喜孝氏のイラストの魅力は言うまでもなく。それをしっかりと味わえるカバーだ。ただ、傷がついた時に塗装がはげてしまうことも考えられるので、大事に扱いたい方は背面用の保護フィルムなどを併用するといいかもしれない。
天野喜孝氏の魅惑的なイラストが描かれているiPhone用の限定カバーで、基本的な使用感も気になるところはなく良好で実用性もしっかりしている。シリアルナンバーの入る数量限定品なので、欲しい方はお早めにチェックして頂きたい。
待望のNew3DS/LL用グリップアタッチメントが発売!だが、3DSシリーズとは異なる難しさも
待望の“New3DS/New3DS LL用のグリップ”が、ついに登場した。New3DS LL用はカラーがブラックとネイビー、New3DS用はブラックとなっており、どちらも表面にラバーコーティングを施しているのが特徴だ。サイズ以外の基本的な仕様は共通しているので、まとめて紹介していこう。
グリップの基本素材はABSだが、表面の全体にラバーコーティングが施されており、感触はスベスベ。多少、硬さも和らぐところもあり、手触りがいい。グリップの膨らみが下側に伸びているスタンダードなハの字型で、New3DS LL用の重量は97g、New3DS用は85gとなっている。
本体の固定は本体手前側の2つの角をグリップのフックに差し入れ、奥側を押し込むだけと手軽。脱着時は背面側の固定フックを押し下げながら、本体を引き上げるだけでいい。固定力はしっかりとあり、本体のガタつきもなく良好だ。
背面には開閉式のフタがあり、それを開くと簡易のスタンドついたてとしても使用可能。また、開いた中には3DSゲームカードを2枚収納しておけるホルダーもある。
実際にゲームプレイ等を試してみた。New3DS LL用、New3DS用ともにグリップの使用感はほぼ同様のものになったのだが、気になったのは“グリップのホールド感”。このグリップの1番膨らんでいる部分は結構下側に位置していて、その膨らみをしっかりと握れるように持つと、CスティックやZL/ZRボタン(L/Rボタンの内側に位置)といった、New3DSシリーズで新たに加わった“上側や奥側のスティック・ボタン”に指が届かなくなってしまう。成人男性で手が大きめな研究所員でもそうなってしまうので、手が小さい人や女性、子供だと、より持ちづらく感じてしまいそうだ。
もう少し全体の上あたりを持つようにするとCスティックやZL/ZRボタンに指が届くようにはなるのだが、そうすると、グリップの膨らみは手の平よりも手首側にきてしまい、握るというより、挟んで押さえるような状態になってくる。このあたりの理由から、ホールド感があと一歩しっくりこないという印象になってしまった。
そうは言いつつも使用感は全くダメということではなく、あくまで“あと一歩”という印象だ。手の大きい人なら、適度に加わる厚み、グリップに薬指・小指を添えることによる手で全体を支えられるようになる効果など、グリップとしての効果はしっかりとある。
その他には不満点もなく、ラバーコーティングの質感もいいし、背面のフタを使った簡易スタンドや、3DSカードホルダーもありがたい。それだけに、グリップ位置のあと一歩感が非常に惜しいグリップとなってしまった。
レトロ携帯ゲーム機がイヤフォンリモコンに!「レトロGBイヤホンマイク」登場
第346回にて紹介した「レトロ2コン イヤホンマイク」に続くレトロイヤフォンマイク第2弾、某レトロ携帯ゲームデザインの「レトロGBイヤホンマイク」が登場した。
外観の特徴以外は、「レトロ2コン イヤホンマイク」と作りはほぼ共通。パッケージには、Y字型のインナーイヤーイヤフォン、巻き取り式のマイク付きコード、3サイズ(S/M/L)の交換要イヤーパッドが付属。Y字型イヤフォンのコードは約50cm、巻き取り式のコードは最長で約80cmとなっている。
全体が赤味が少し入ったグレー色を基調にしていて、リモコン部分同様にレトロ携帯ゲーム機イメージを活かしたデザイン。イヤーパッドはスモークホワイトになっている。
レトロ携帯ゲーム機そのものな見た目のリモコンは、右側面にゲーム機同様にダイヤル式のボリューム調整を備えているほか、十字ボタンやA/Bボタン、さらにはスタート/セレクトボタンもしっかりと突起のある別パーツを使っていて、作りが細かい。液晶画面の色がちょっと明るすぎるかなーというところはあるものの、充分に満足&感心できるものになっていた。
このうちAボタンは実際に「機能ボタン」という押ボタンになっていて、繋げた機器によって再生/停止、受話/終話、ミュートなど、繋げている機器によって何かしらの機能に割り当てられるボタンになっている。スピーカー穴の部分がマイクになっていて、通話もそのまま可能だ。このあたりの仕様も「レトロ2コン イヤホンマイク」と同様ではあるが、今回も元のモチーフをしっかり活かして機能を持たせているのは嬉しい限りだ。
レトロゲーム機デザイン第2弾のイヤフォンマイクだが、今回も作りが細かく、Aボタンやボリューム調整機能ダイヤルをそのままに活かして、機能を割り当てているところが嬉しい。なんといっても見た目の懐かしさ&かわいさも光る逸品。イヤフォン&マイク機能も必要充分に備えており、価格以上に満足できる品となっている。
「妖怪ウォッチ」最新グッズも続々発売!
「妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打」の累計出荷本数500万本突破、映画公開と、怒濤の人気ぶりをみせる「妖怪ウォッチ」。今回はこの中から、映画「妖怪ウォッチ」シリーズの「クリーナー巾着」と「ラバークリーナー」を試してみた。
・「妖怪ウォッチ new NINTENDO 3DSLL 対応 クリーナー巾着」
「妖怪ウォッチ new NINTENDO 3DSLL 対応 ラバークリーナー」
なお、最新デザインの関連ゲームグッズも多数発売されているので、そちらはリストにまとめてみた。
お気をつけ頂きたいのは対応機種だ。3DS用、3DS LL用、New3DS用、New3DS LL用などが製品別に異なっている。購入の際はお間違えないようにご注意頂きたい。