■ 2010年10月第2週分 ■
プラット フォーム | タイトル | メーカー | ジャンル | 価格 | その他 |
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9月22日 | |||||
DSiウェア | ARC STYLE: ロボットレスキュー ~トラップだらけの迷路パズル~ | アークシステムワークス | パズル | 200 DSiポイント | オリジナル |
DSiウェア | 3分天下統一 幕末クイズ編 | GAE | 幕末クイズ | 500 DSiポイント | オリジナル |
DSiウェア | 速練計算しょうがく1ねんせい | アイイーインスティテュート | 算数 | 200 DSiポイント | オリジナル |
GA | ガンパレード・マーチ | ソニー・コンピュータエンタテインメント | アドベンチャー | 600 円 | 移植[PS] |
GA | SuperLite1500シリーズ おえかきパズル3 | ハムスター | パズル | 300 円 | 移植[PS] |
GA | SuperLite1500シリーズ ピンボール ゴールデンログレス | ハムスター | テーブルゲーム | 300 円 | 移植[PS] |
GA | ルプ☆さらだ るぷぷキューブ | ガンホー・オンライン・エンターテイメント | パズル | 600 円 | 移植[PS] |
GA | バトルアスリーテス 大運動会オルタネイティブ | ガンホー・オンライン・エンターテイメント | シミュレーション | 600 円 | 移植[PS] |
PSP | DOT DEFENSE | システムプリズマ | タワーディフェンス | 1,200 円 | オリジナル |
PSP | クロヒョウ 龍が如く新章 | セガ | アクションアドベンチャー | 5,600 円 | UMDDL |
PSP | デュラララ!! 3way standoff | アスキー・メディアワークス | 池袋疾走アドベンチャー | 5,040 円 | UMDDL |
PSP | 家庭教師ヒットマンREBORN!バトルアリーナ2 スピリットバースト Best Collection | マーベラスエンターテイメント | ハイパーカスタマイズ対戦格闘 | 2,400 円 | UMDDL |
XBLA | BLACKLIGHT: TANGO DOWN | イグニッション・エンターテイメント・リミテッド | FPS | 1,200 MSP | オリジナル |
XBLA | Alien Breed 2: Assault | XBLA | TPS | 800 MSP | オリジナル |
9月28日 | |||||
Wiiウェア | 押忍!エクササイズ道場 | アイイーインスティテュート | エクササイズ | 800 Wiiポイント | オリジナル |
Wiiウェア | PLANETARIUM | ハドソン | プラネタリウムシミュレーター | 500 Wiiポイント | オリジナル |
PS3 | ララ・クロフト アンド ガーディアン オブ ライト | スクウェア・エニックス | アクション・アドベンチャー | 1,500 円 | 移植[XBLA] |
9月29日 | |||||
DSiウェア | セパスチャンネル | Gモード | チャンネルきりかえRPG | 500 DSiポイント | 移植[携帯] |
DSiウェア | 速練計算小学2年生 | アイイーインスティテュート | 算数 | 500 DSiポイント | オリジナル |
PS3 | ソニックアドベンチャー | セガ | ハイスピード3Dアクション | 1,000 円 | 移植[DC] |
XBLA | ソニックアドベンチャー | セガ | ハイスピード3Dアクション | 800 MSP | 移植[DC] |
XBLA | Hydrophobia | マイクロソフト | アクション/アドベンチャー | 1,200 MSP | オリジナル |
9月30日 | |||||
PSP | 英雄伝説 零の軌跡 | 日本ファルコム | RPG | 5,200 円 | UMDDL |
PSP | Ys I&II Chronicles | 日本ファルコム | アクションRPG | 4,200 円 | UMDDL |
PSP | Ys SEVEN | 日本ファルコム | アクションRPG | 5,200 円 | UMDDL |
10月5日 | |||||
PSP | ジカンデファンタジア | アイディアファクトリー | 2DアクションRPG | 3,990 円 | UMDDL |
10月6日 | |||||
DSiウェア | お宝ハンター サブマリンキッドの冒険 | トムクリエイト | 海洋冒険アクション | 200 DSiポイント | オリジナル |
10月7日 | |||||
PSP | この青空に約束を-てのひらのらくえん | テイジイエル企画 | ハートフル学園アドベンチャー | 5,040 円 | UMDDL |
10月12日 | |||||
PSP | 密室のサクリファイス~イトカ:ある閉鎖施設からの脱出~ | ディースリー・パブリッシャー | 脱出ゲーム | 600 円 | オリジナル |
10月予定 | |||||
VC | ファザナドゥ | ハドソン | アクションRPG | 500 Wiiポイント | 移植[FC] |
VC | アルバートオデッセイ | サンソフト | RPG | 800 Wiiポイント | 移植[SFC] |
VC | 戦場の狼 | カプコン | アクション | 800 Wiiポイント | 移植[AC] |
配信日未定 | |||||
VC | 得点王 ~炎のリベロ~ | D4エンタープライズ | スポーツ | 900 Wiiポイント | 移植[NG] |
VC | ワールドヒーローズパーフェクト | D4エンタープライズ | 対戦格闘 | 900 Wiiポイント | 移植[NG] |
GOD | ザ・コンビニ 200X | ハムスター | 経営シミュレーション | 2,000 MSP 2,940円 (クレカ購入) | GOD |
VC | RELICS | D4エンタープライズ | アクション | 800 Wiiポイント | 移植[MSX] |
※表中の「VC」はバーチャルコンソール、「GA」はゲームアーカイブス、「PCA」はPCエンジンアーカイブス、「XBLA」はXbox LIVE アーケード、「GOD」はゲーム オンデマンド、「FC」はファミコン、「SFC」はスーパーファミコン、「N64」はNINTENDO64、「MS」はマスターシステム、「MD」はメガドライブ、「PCE」はPCエンジン、「AC」はアーケード、「UMDDL」は「UMD ダウンロード」、「BDDL」は「ブルーレイディスク ダウンロード」、「GW」は「ゲーム&ウオッチ」、「DS」は「ニンテンドーDS」、「NG」は「NEOGEO」、「WM」はWindows Mobile、「MSP」はマイクロソフトポイント、「DC」はドリームキャストを指します。
この表は毎週、配信タイトルを追加し、月単位で更新していきます。配信タイトルは当日まで配信が明らかにならないこともあるため、過去に遡って更新することもあります。
「ソンソン」、「エグゼドエグゼス」に続くカプコンのバーチャルコンソール アーケード第3弾は「戦場の狼」。10月に配信を予定している (C)CAPCOM CO., LTD. 1985, 2010 ALL RIGHTS RESERVED. |
今週も様々なプラットフォームにおけるDLCの情報を紹介していく。
・ニンテンドーDSiショップ
DSiウェアとして、チャンネルを切り替えることにより操作キャラクターを変更するRPG「セパスチャンネル」(500DSiポイント)、計算トレーニングソフト「速練計算小学2年生」(500DSiポイント)が配信。
・Wiiショッピングチャンネル
Wiiウェアとして、太極拳や空手の動きを元にしたエクササイズ「押忍!エクササイズ道場」(800Wiiポイント)、美しい星空を満喫できる「PLANETARIUM」(500Wiiポイント)が配信。
VC10月の配信タイトルが発表された。「ファザナドゥ」(500Wiiポイント)、「アルバートオデッセイ」(800Wiiポイント)、「戦場の狼」(800Wiiポイント)が配信される。
・PSP
UMDDLとして、10月7日からPC、PS2でリリースされた「この青空に約束を」がPSPに「この青空に約束を-てのひらのらくえん」(5,040円)が配信。
追加アイテムとして、9月24日から「x-Radar Portable」のDLC「MAPPLEガイド(温泉2010)」など4種(無料~500円)が配信。
・Xbox 360
XBLAとして、9月22日から様々な武器を駆使してエイリアンを撃退していくTPS「Alien Breed 2: Assault」(800MSP)が配信。
追加DLCとして、9月22日から「アガレスト戦記ZERO Dawn of War」のDLC「混沌戦争パック」など12種(無料~480MSP)が、9月23日から「NINETY-NINE NIGHTS II」のDLC「武器パック」(40MSP)が、9月24日から「STEINS;GATE」のDLC「演出強化パック」(400MSP)が配信。
無料体験版として、9月24日から「Enslaved: Odyssey to the West (Demo)」が配信。
特定のタイトルが一定期間ディスカウントされるXbox LIVE ゴールド メンバーシップ限定サービス「Deal of the Week」は、9月28日~10月5日までXBLA「TOY SOLDIERS」(1,200→800MSP)がディスカウント価格で販売される。
●今週の注目タイトル | |
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ソニックアドベンチャー
9月29日、ドリームキャスト移植タイトル第1弾「ソニックアドベンチャー」が配信される。ソニックアドベンチャーは1988年にドリームキャストでリリースされたハイスピード3Dアクションだ。 720Pの解像度に対応し、キャラモデルはクオリティアップされたゲームキューブ版を用い、ムービーもドリームキャスト版よりも解像度が高いなど、エミュレーターではなく、ソースコードから移植されているだけあって、大幅にパワーアップしている。 同時リリースの追加DLC「ソニックアドベンチャーDXパック」を購入すれば、「ソニックアドベンチャーDX」にあった「ミッションモード」が楽しめる。 次に控えるのは「クレイジータクシー」。さらに、タイトルは未発表だが、その後にもドリームキャストタイトルが配信される予定だ。まずは本作をプレイし、ドリームキャストタイトルがどのように次世代機向けに蘇ったのか体験してもらいたい。 ● (C)SEGA |
■ ダウンロードソフトウェアレビュー
各ライターが独断と偏見でピックアップしたダウンロードソフトウェアを紹介するコーナー。最新のタイトルから配信済みのタイトルまで、気になるタイトルを紹介していきたい。
ソンソン
●カプコン●配信中(2010年9月7日)●価格:800Wiiポイント
●プレイ人数:1-2人●対応コントローラ:Wiiリモコン/クラシックコントローラ/ゲームキューブコントローラ
● コミカルな外見に隠れたハードなゲーム性に四半世紀を経て再挑戦
1984年にカプコンからアーケード用として発売された横スクロールシューティングゲーム「ソンソン」。「西遊記」をモチーフにしたコミカルなキャラクターとポップで耳に残る音楽が印象的な作品だ。その見た目から気軽に楽しめそうな雰囲気があったが、実際は射程の短さからリスク覚悟で間合いを詰め、常に連射を要求されるハードなゲーム性を持っていたので、初心者には厳しかった。ただ、2人同時プレイが可能で、協力してプレイすればかなり先まで進めるようにはできていた。しかし、実際はアイテムの奪い合いで殺伐とした雰囲気になりがちだったのは、稼働当時は各プレーヤーが持つ1コインに対しての思い入れが強すぎたせいなのかもしれない。
家庭用ゲーム機への移植は、ファミコン版が良くも悪くも有名だ。忠実な移植については、「カプコン ジェネレーション」や「カプコン クラシックス コレクション」など、初期のアーケード作品をまとめたものに収録されるまで時間を要した。
ゲームは強制横スクロール。ステージクリア型ではなく、ゴールの天竺をめざしてひたすら進んでいく。ゲーム中にエリア表記はあるが、進行状況の目安レベルだ。天竺まで到着すればゲームクリアだが、難易度が上がった状態で再スタートになる。
自機のソンソンはストック制。敵に触れてしまったり、攻撃に当たったりするとミスになり、プレイヤー数が1つ減る。プレイヤー数が0のときにミスをするとゲームオーバーだ。コンティニューはなし。
ミス時の再スタートは、その場からになり、雲に乗った状態で登場する。この雲に乗った状態は無敵だが、入力を行った時点で無敵状態が解除される。敵に触れた状態で入力を行うと、即ミスになるので注意すること。
操作は、十字ボタンで移動を、1ボタンで攻撃を、それぞれ行う。移動は、左右への入力で入力方向を向いてその方向へ移動し、上入力は上の段へジャンプ、下入力は下の段へ降りる。上下への移動や振り向き時は若干のスキができるので、敵の攻撃を受けないようにしたい。アナログスティックでの操作も可能だが、元々が4方向レバーのゲームなので、十字ボタンのほうが正確に入力しやすい印象だ。
攻撃は射程の短いショットのみ。パワーアップはなし。射程の短さから間合いを詰めて攻撃することがほとんどなので、連射付きコントローラがあればプレイしやすくなるだろう。
ゲームの設定は、-ボタンで設定画面を呼び出せる。設定できるのは、画面の位置や表示サイズ、プレイヤー数(最大7)や難易度(4段階)やエクステンド、ボタン設定など。他のVCタイトルと比較しても、細かく設定できるレベルにあり、今後のカプコンのVCタイトルについても期待できそうだ。欲を言えば連射設定も欲しかったところだが、これは望みすぎだろう。
コンティニューがなく、攻撃のパワーアップもないので、エクステンドでプレイヤー数を増やすことが、プレイを続けるカギになる。そのためにも道中に落ちているフルーツを集めてスコアアップにつなげていきたい。
スモールフーズ(10~100点)を6個取るとジャンボフーズ(1000~10000点)が、ジャンボフーズを8個取るとPowが、それぞれ出現する。Powの出現は、取ると画面内の敵をすべてジャンボフルーツに変えるので、高得点獲得のチャンスだ。
また、特定の場所を通過すると、画面上に竹の子が出現する。隠しアイテム的な存在の竹の子は、ゲーム中に全部で64本存在するので、出現場所を覚えて得点を稼ごう。
ステージクリア型ではなく、出現する敵の種類もそれほど多くはないことから、パターンを決めて淡々と遊び続けられるように思える。しかし、実際は性能が高いとは言えない自機を操って、間合いを詰めた上で臨機応変に対応していくことになり、緊張感をキープしたプレイが続いていく。隠しアイテムの竹の子探しなど、高得点を狙っていく楽しさもあるので、腕に自信のあるプレイヤーにオススメしたい作品だ。
もちろん、上級者同士の協力プレイもギャラリーを引き付けるほど魅力があるものだ。環境が整うなら、こちらにも挑戦していただきたい。
※画面の表示位置やサイズ等は、画面の設定機能により、自由に変更する事ができます。
(C)CAPCOM CO., LTD. 1984, 2010 ALL RIGHTS RESERVED.
[Reported by 梶原製作所/木原卓]