山村智美の「ぼくらとゲームの」
連載第42回
「ポケモンGO」に黄色いサンタ!「ポケモンGO Plus」や「セガ3D復刻アーカイブスMANIAX」の話
2016年12月14日 12:00
この連載は、ゲーム好きのライター山村智美が、ゲームタイトル、話題、イベント、そのほかゲームにまつわるあれやこれやを“ゆるく”伝えるコラムです。毎週、水曜日に掲載予定。ちなみに連載タイトルは、本当は「ぼくらとゲームの間にある期待の気持ち」。新しい体験の、その発売を、いつでも楽しみにしている期待の気持ち。そのままだと連載タイトルとしては長すぎたので……「ぼくらとゲームの」。
「ポケモンGO」の世界に黄色いサンタがやってきました。
12月29日までの期間限定で「赤い帽子をかぶったピカチュウ」が登場です。
そして、タマゴからは「トゲピー」や「ピチュー」を始めとする「ジョウト」のポケモンが生まれるようになったということで、いよいよ「ポケットモンスター金・銀」世代のポケモンが追加されていくわけですねー。
このニュースを見て久々に「ポケモンGO」をやってみたという人も多いのではないでしょうか?
公式のアップデートのお知らせには、赤い帽子をかぶったピカチュウを見つけたら、Twitterのハッシュタグ「#HolidayPikachu」に投稿してねという呼びかけがあって、そちらを見ると様々な場所でゲットされている様子がたくさん見られます。
あれだけのブームとなり、多くの人がやってみたことがあるという存在になった「ポケモンGO」ですから。今回のように「これはっ!」っという要素が入ると「ちょっとやってみよう」となりますよね。
このあたりの定着感、やっぱり「ポケモンGO」強いなあという印象です。がっつり遊びこむものでは、今のところないですけど、まったりお出かけのお供として付き合っていくという感じですよね。
さてさて、そんなわけで自分も仕事の合間をみて探しに行ってみたのですが……。リリース直後にがっつり歩きまわっていた夏とは違って、今は冬!しかもその日の東京は雨が降っていて風も強かったので、なかなか長時間の探索が厳しいという状況に。
それでもなんとか街をウロついていると……「かくれているポケモン」リストに赤い帽子ピカチュウの姿が!!
ですが……。
周辺をウロウロ往復したりして位置を絞り込んでいくも、どうにも予測が当たらず。
「あれぇ、こっちじゃないのかな……」
なんてブツクサ言っているうちに、リストから……消えてしまいました。
そんなわけで、今回は「かくれているリスト」に出ている画像しかありません。残念無念。
一応探してみた感じとしては、いわゆる“ピカチュウが頻繁に出る巣”とかではなくても、どこでも出るのではないかなという印象です。
ぜひ、街のクリスマスツリーであったり、キレイなイルミネーションであったり、この時期ならではの場所でARモードの写真を狙ってみてくださいね。
ちなみに僕と「ポケモンGO」の最近ですが、
実は先月ぐらいに「ポケモンGO Plus」を購入しまして。
ご存じの方も多いかもしれませんが、これ、かなり「ポケモンGO」との付き合い方が変わるアイテムなんですよ。
「ポケモンGO Plus」の特徴として、
・ボタンを押すだけで近くにいるポケモンを捕まえられる
・ボタンを押すだけで近くのポケストップから道具を手に入れられる
・「ポケモンGO」がバックグラウンドで動作していてもOK
・バックグラウンド動作中も、タマゴを孵すための歩数や相棒ポケモンの歩数が反映される
というものになってまして。
つまり、とんでもなく効率がいいんです。だってとにかくボタンを押すだけでいいんですから。
近くにポケモンがいて「ポケモンGO Plus」が振動したら、ポチ。
近くにポケストップがあって「ポケモンGO Plus」が振動したら、ポチ。
「ポケモンGO」アプリ自体はバックグラウンド動作させてるだけでいいので、他のアプリを触りながらポケモンや道具をゲットすることも可能です。
スマホの画面を見続ける必要もないので安全ですし、「ポケモンGO Plus」が振動したらとにかくボタンを押すというだけなので、スピーディーにがんがんポケモンも道具も集まっていきます。
そして、帰宅後に「ぼうけんノート」でその日の成果を確認するのですが、意外なレアポケモンを捕まえていたりすると、「でかした、ポケモンGO Plus!」っとちょっと嬉しくなったり。
ただし、ポケモン捕獲のために自分で探したりということがなくなって運任せになりますし、歩いて見つけ捕まえるという嬉しさも、「ポケモンGO Plus」頼りのときには味わえない。そういうところもあります。
楽しみ方自体が変わるんですよね。違ったゲームモードみたいな。
スマホと連動するガジェットとしてもなかなか面白いアイテムですよ。
これからまだまだ「ポケモンGO」自体にもアップデートが入っていくのでしょうし、最近は「ポケモンGO Plus」の再版ペースも上がってきているようですので。気になる方はぜひチェックしてみてください。
さてさて、最後にちょっと告知を。
先日も告知させて頂いた、GAME Watchの名物インタビューとも言える「セガ3D復刻プロジェクト&アーカイブス」シリーズのインタビューをアーカイブした書籍。
その名も……「セガ3D復刻アーカイブスMANIAX」!
こちらの見本誌や帯が公開されました。
帯にはなんと、アーカイブスシリーズのパッケージイラストを手がけているゲームフリークの杉森さんによる「『セガ3D復刻』と書いて『やりすぎ』と読む!」という力強い言葉が!
GAME Watchに掲載されてきたインタビューだけではなく、この本だけの特別収録のインタビューや資料などもあって、ページ数がなんと256ページ。厚い。
ちなみに、「セガ3D復刻アーカイブス3 FINALSTAGE」のインタビューはいつものようにGAME Watchのサイトに掲載予定で、書籍に収録される特別版とはまた別になります。
その“いつものWeb版”とも言える「セガ3D復刻アーカイブス3 FINALSTAGE」のインタビューは、今、僕が死にかけながら作成しているところです。
(制作スケジュール的にも、アーカイブス3のWebインタビューはどうがんばっても書籍には収録できないです、ごめんなさい!)
……だからね、サンタピカチュウ捕まえる時間もないんですよ。
それはさておき。インタビューともども、書籍「セガ3D復刻アーカイブスMANIAX」もよろしくお願い致します!
書籍「セガ3D復刻アーカイブスMANIAX」は、Amazonではこちらのページで予約受け付け中です。
いつもインタビューをお読み頂いている人は、ぜひチェックしてみてください。
ではでは、今回はこのへんで。また来週。