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史上最強のGPU「GeForce GTX 1080」の深夜販売が実施
「FFXIV」ベンチは余裕の18,000超え。22時を待たずに瞬殺の人気ぶり
2016年5月28日 00:16
NVIDIAの新型GPU「GeForce GTX 1080」の販売が5月27日22時より開始された。価格はメーカーによって異なり、91,500円(税別)より。
今回の深夜販売は、ドスパラ、TSUKUMO、BUY MOREの3店舗が名乗りを挙げ、それぞれ独自の施策で深夜販売を行なっていた。
ドスパラは、5社のビデオカードを揃え、さらにGeForce GTX 1080を搭載したゲーミングPCを店頭在庫を用意してその場で販売を行なった。ビデオカードについては8時過ぎから整理券の配布を行なったものの即座に配布終了となり、整理券を持っているユーザーだけで列を作り、順番にメーカーを指定して購入する形式を採った。一番の売れ筋は、同社が取り扱っていた5社の中でもっとも高額なMSI製(94,500円、税別)で、真っ先に売り切れていた。
店頭では、GeForce GTX 1080搭載PC&4K モニター環境で「FFXIV 蒼天のイシュガルド」ベンチを4K/最高設定/DX11モードで走らせ、4Kの最高の環境で「とても快適」(6,865)が出ることをアピール。最初の購入者は記念撮影も行なうなど、秋葉原恒例の深夜販売をみんなで楽しんでいた。
TSUKUMOは本店とパソコン館の2カ所で深夜販売を展開。今回、TSUKUMOだけは抽選券の配布とし、並んだ方全員にチャンスが与えられるということで、他の店舗で整理券配布終了を知ったユーザーを巻き込んで、22時の発売開始までに長い長い行列ができた。実に2店舗合計で50名以上の行列ができ、抽選で当選した方に購入券が与えられた。
そして3店舗の中で、もっともお祭りムード満点だったのが、BUY MOREだ。整理券が8時過ぎには配布終了したのはドスパラと同じだったが、せっかく来ていただいたのだからということで、PCパーツの深夜特売を実施。HDDやSSD、マザーボードにメインメモリを特価で売りまくり、店頭ではGeForce GTX 1080をSLI接続した特別モデルを参考出展し、こちらもやはり「FFXIV」ベンチを走らせるなど、お祭りムード満点だった。
秋葉原では明日5月28日も引き続きGeForce GTX 1080の販売が行なわれる予定で、まとまった在庫は27日の深夜販売と、28日の通常販売で一区切りとなり、しばらく手に入らなくなる見込み。
また、13時からと15時からの2回、エヌビディアジャパンの高橋一則氏による発売開始記念イベントが開催される。ビデオカードは朝から並ばなければ難しそうだが、GeForce GTX 1080搭載PCについてはまだ店頭在庫があったため比較的買いやすいと言える。史上最高のゲーム性能を持つGeForce GTX 1080の盛り上がりはまだ当分は続きそうだ。