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「白猫プロジェクト」がテニスゲームに! 新作「白猫テニス」発表

発表会で特に白熱したダブルス対戦を体験!

 コロプラは、新作Android/iOS用スポーツゲーム「白猫テニス」を発表した。配信予定は2016年夏。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。

 「白猫テニス」は、現在配信中のAndroid/iOS「白猫プロジェクト」に連なるタイトル。タイトルからもわかる通り、テニスをテーマとしたスポーツゲームとなっている。

【【白猫】新作アプリ情報解禁! 明かされる運動の謎!!【特ニャん】】
浅井Pの公式配信映像より。映像内で「白猫テニス」のPVが紹介されている
「白猫」がまさかのテニスゲーム展開。しかし内容は本格的

「白猫プロジェクト」プロデューサーの浅井P
会場でデモプレイを行なった開発メンバーのお2人。左は「白猫テニス」プロジェクトマネージャーの福P

 5月19日に開催された発表会には、「白猫プロジェクト」プロデューサーの浅井Pが登場。浅井Pは本作について、「『白猫プロジェクト』の人気キャラクターによって繰り広げられるテニスゲーム」だと説明し、特にシングルスやダブルスによる対人戦に注力したタイトルとした。

 ゲームは3Dモデルで制作されており、キャラクターを背後から見下ろしながら操作していく。操作インターフェースはコロプラおなじみの「ぷにコン」で、スライド操作で移動、タップ操作でショットとなる。またショットのタイミングで左右にフリックすれば、球を左右に打ち分けることもできる。

 また「白猫プロジェクト」らしいのは、キャラクターそれぞれに「スーパーショット」が備わっていること。ラリーが続くと発動ゲージが溜まり、これを発動させることで次のショットに特別な演出と効果が加わる。例えば相手のコート全体に“タライ”が落ちてきたり、相手が滑るようになる氷をコート上に張ったり、効果は様々なようだ。

 浅井Pの説明では、本作は単なる姉妹作品ではなく、1つのタイトルとしても盛り上げていく狙いがあり、「白猫プロジェクト」の登場キャラクターが出演しているほか、本作オリジナルキャラクターも続々登場する。また「白猫プロジェクト」の3Dモデルと比較しても頭身が高くなり、顔の表情も変化するようになった。「白猫プロジェクト」では実装されていない表現を採り入れているというのも、本作のウリの1つなのだという。

「白猫プロジェクト」登場キャラクター、オリジナルキャラクターまで揃う。3Dモデルのデザインが変わっている点にも注目

 本作のメインモードとなるのは「タワー」で、これは対人戦によって、強い人ほど上層に登れるというもの。現時点では100階まで準備しているそうで、同じ階層同士で戦いながら勝ち上がっていくことを目指していく。またNPCと順番に戦っていく「ツアー」モードも用意されている。

 さらに本作には成長要素もあり、アイテムを使って能力を解放していく「ソウルボード」や、街づくりと能力上昇が連動した「タウン」と、「白猫プロジェクト」を踏襲したシステムが採用されている。なおスタミナ制も本編同様採用されていない。

 なおビジネスモデルの中心となるのは「ガチャ」で、これにはキャラクターを得るための「キャラガチャ」、ギア(ラケットとシューズ)を得るための「ギアガチャ」があるとした。

「ぷにコン」や育成方法など、「白猫プロジェクト」を踏襲した要素もある

テニスゲームとして面白い。白熱のダブルスマッチをプレイ

画面はデモプレイから。カジュアルなテニスゲーム……かと思いきや、ショットや操作の加減など、腕を磨き込める要素が数多くあった
LINE@を利用した友だち登録キャンペーンも実施中

 会場では本作の体験もできたのでさっそくプレイしてみたが、テニスゲームとして良くできているというのがプレイ時の印象だった。

 操作については上記で軽く触れたが、実際のプレイではショットのタイミングやスライスショット、スピンショットなど、使い分けによって試合を大きく左右する要素が詰め込まれている。

 打ち返すタイミングが早すぎたり遅すぎたりすると、球にスピードが乗らなかったり、アウトになってしまいやすい。自分の近くにしっかりと引きつけて打つのがベストだが、近すぎるとさらにヘロヘロとした球になってしまうなど、移動とショットの「さじ加減」が非常に重要だ。

 また画面上のアイコンを切り替えるとショットのモードが「スピン」、「スライス」と変わる。スピンはより鋭いショット、スライスは伸びのある緩やかなショットで、これらはスピード感が変わるので、ラリーに緩急をつけたり、態勢を整えるためスライスを防御的に使うなど、上級テクニックも考えられる。さらに下フリックではロブショットもできるなど、テニスゲームの醍醐味が「ぷにコン」1つにまとめられている。

 そしてプレイして感じたのは、やはり対人戦が白熱するということ。今回はNPCとの対戦、1対1のシングルス、2対2のダブルスを体験したが、中でも2対2のダブルスマッチは盛り上がった。

 まだ全員が操作に慣れていないということもあったが、ボールに追いつけそうで追いつけなかったり、タライを落とすスーパーショットを出し、相手が「なんだこれ!」と驚いたので勝ったと思ったらボールが打ち返されていて逆にこちらが驚いたり、必死に操作しながら、思わず声を上げて楽しんでしまった。ほかのモードとは気分の高揚感がまったく違ったので、本作が配信された際は、この2対2のダブルスはぜひプレイしていただきたいと思う。

 なお本作は5月19日より「友だち登録キャンペーン」が開始されている。本キャンペーンでは「白猫テニス」LINE@アカウントを友だち登録すると、登録数に応じて「白猫プロジェクト」と「白猫テニス」の両タイトルでプレゼントがもらえる。こちらもチェックしていただきたい。

ほかにも、ラリーが続くとキャラクターの体力がなくなっていく要素や、キャラクター切り替え要素もある。現時点でもやりこみ要素が満載な印象だ

(安田俊亮)