ニュース
島根を舞台にしたアドベンチャー「√Letter ルートレター」
ゲームシステムをスクリーンショットともに紹介
(2016/5/14 00:00)
角川ゲームスは、プレイステーション 4/PlayStation Vita用アドベンチャー「√Letter ルートレター」の最新情報を公開した。6月16日の発売を予定しており価格は通常版が4,800円(税別)で限定版が7,800円(税別)。CEROレーティングはC(15歳以上対象)。
今回公開されたのは細かいゲームシステムについて。5月3日に舞台となった島根県の松江で開催された発表会で公開されたが、改めて大量のスクリーンショットと共に、ゲームの流れを追っていきたい。
加えて、初回購入特典となる「箕星太朗氏描き下ろし『√Letter ルートレター(~縁雫~)』着せ替えジャケット」のグラフィックスも公開された。“縁雫”とは松江に降るという縁結びの雨のことで、公開されたぐいらフィックスでは、“縁雫”に濡れるヒロイン・文野亜弥が描かれている。雨に打たれた亜弥の不安げな表情と背後に架かる微かな虹が、少女の胸の内に交錯する不安と希望を描いた、初回購入者限定のグラフィックスとなっている。ちなみに、“縁雫”はゲーム中にも登場し、登場人物の運命を変える重要な役割を果たすという。
ゲームシステム
「ルートレター」は、15年前に文通した「10通の手紙」を頼りに、青春時代のペンフレンド「文野亜弥」を見つけ出すミステリーアドベンチャー。プレーヤーは、15年前の手紙のやり取りを回想する「手紙パート」、島根を巡って真実を知る“7人の級友”を探しだす「探索パート」、そして特定した級友と対峙し、15年前の真実を聞き出す「追及パート」を繰り返しながら、物語の真相へと迫っていく。
手紙パート
「手紙パート」では、15年前にやり取りした手紙の内容を回想し、文通を通じて文野亜弥との心の距離を縮めていく。ゲームを構成する10の章が、それぞれ10通の手紙と対応しており、各章の冒頭で彼女からの質問に回想したり逆に質問を返したりすることで、ペンフレンドとの心の距離が徐々に変化していくという。
この選択により、SFっぽい展開を見せたかと思いきや、ホラーテイストあふれる物語に変わるなど、ストーリーは大きく変わっていくようだ。
探索パート
探索パートでは、島根を巡って真実を知る「7人の級友」を探しだし、真相を解き明かしていく。ここでは、「移動」、「聞く」、「調べる」といった基本的なコマンドを選択し、島根の街を巡りながら謎を解き明かしていく。探索可能なエリアは、プレーヤーの行動によって拡大していく。
ゲームには、島根の約40カ所のスポットが登場。これらは、島根県の協力を得て約1年に及ぶ現地取材が行なわれ、雄大な史跡や豊かな自然、地元の方々が集まる名店など、島根の風景が忠実に再現されている。さらに、取材の過程で交流のあった実在の人物もゲーム内に登場。登場する台詞は地元出身の声優・麦穂あんなさんの指導による出雲弁の再現が行なわれており、探索を通じて島根の魅力に触れることができる。