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「LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の秘密が明らかに
SIE盛田厚氏、女優の足立梨花さんがゲームへの期待を語る
(2016/5/13 16:26)
ワーナーは5月13日、秋葉原UDXシアターにて、「ワーナーゲーム2016年ラインナップ発表会」を開催した。今回のイベントはプレスに加えディーラーへの内覧会を兼ねており、特にプレイステーション 4/3/Playstation Vita/Wii U/ニンテンドー 3DS向けアクション「LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒」への注力が語られた。
イベントではソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア プレジデントの盛田厚氏が「LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒」への期待を語り、女優/タレントの足立梨花さんがゲストとして登壇、足立さんの前でデモプレイが行なわれた。
ワーナーは日本市場において、2015年に大きく成長した。海外ゲームパブリッシャーとしてはコンシューマゲームにおいて、EA、ユービーアイに次ぐ第3位になることができたという。ワーナーは2016年には、4月21日に「ダイイングライト:ザ・フォロイング」、4月28日に「LEGO マーベルアベンジャーズ」を発売。そして10月13日に「LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を発売する。そして2016年秋には「LEGO ニンジャゴー ニンドロイド」を発売する。
目玉となるのが「LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒」だ。本作は砂漠に沈んだ巨大な戦艦や、宇宙空間での迫力のチェイスなど映画の名場面を盛り込みながら、細かいギャグや、オブジェクトがレゴブロックでバラバラになるなどLEGOゲームならではのユニークなアレンジで再現している。映画の前日譚などゲームでしか語られないエピソードをルーカスフィルム監修で盛り込んでいたり、映画の様々なキャラクターを操作できるだけでなく、ビークルに乗り込むこともできる。
「LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒」では、プロモーションも積極的に行なわれる。映画「スター・ウォーズ」に関するイベントはもちろん、2016年夏のレゴ関連の映像ソフト、映画、2017年に名古屋で開園するテーマパーク「レゴランドジャパン」といったレゴ関連の情報とも連動し盛り上げていくという。ゲームメディアとしては、ユーチューバーによるプレイ動画などとも連動して行なっていく。
登壇した盛田氏は「LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の予約特典の限定レゴフィギュアが欲しいとコメント。「スター・ウォーズ」の世代を超えた懐かしさと斬新さをきちんとゲームとして再現しているところや、低年齢層も含めた“家族で楽しめるゲーム”として強く期待していると語った。そして、「家族の中心にゲームがあるというのは、私たちのプレイステーションの理念でもあります。だからこそ、このゲームをプレイステーションで楽しんでもらいたいと思います」と言葉を結んだ。
発表会後半では足立梨花さんを前にしてゲームのデモプレイが行なわれた。足立さんはダイのゲーム好きとしても知られている。音ゲーからアドベンチャー、対戦格闘など幅広くプレイしている。特に対戦要素のあるゲームは、15才年下の弟でも手を抜かず、本気で戦うという。
デモプレイでは、映画冒頭のレイがスクラップとなっている宇宙戦艦の中を探索するシーンが紹介された。映画では短いシーンだが、ゲームでは捕まりそうになるBB-8を助けた後、レイとBB-8とで操作するキャラクターを切り替えて進んでいくステージとなっていた。レゴの部品を集めてBB-8を高く打ち上げるジャンプ台を作ったり、ハッキング用のステーションを作るなど、レゴゲームならではの「スクラップ&ビルド」を楽しむながらパズルを解いていく要素が紹介された。
さらにミレニアム・ファルコンに乗り込み、タイファイターと空中戦を繰り広げるシーンも紹介された。映画ではタイファイターは数機しか現われないが、ゲームでは10機以上の機体に囲まれての大空中戦となる。宇宙戦艦の巨大な残骸をかわしながらの空中戦は映画とはまた違った迫力があった。
今回はまだ開発バージョンなため会場での映像は紹介できないのだが、スター・ウォーズならではの圧倒的な情報量を持ったメカやオブジェクト、そして壮大な風景がきちんとレゴブロックで再現されているところが特に楽しかった。BB-8を自分で操作するときの楽しさや、キャラクターのかわいらしさもグッとくるものがあった。発売が楽しみな作品だ。
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