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日本一、「世界一長い5分間」のRPGパート情報を公開
思い出をたどっていく独自のレベリングシステムを紹介
(2016/5/19 15:00)
日本一ソフトウェアは、PayStation Vita用アドベンチャーRPG「世界一長い5分間」の最新情報を公開した。
本作は、魔王と戦うアドベンチャーゲームパートと、思い出を追想していく断片的なRPGパートに分かれた独特のシステムを持っている。主人公の勇者「バック=フラッシュバック」は、ラスボスを前にすべての記憶を失ってしまう。プレーヤーは勇者の思い出を追体験することで、勇者を成長させていく。通常のRPGのように、新米冒険者としてスタートするのではなく、クライマックスから始まり過去をたどっていくことで、現在の状況を変化させていく。
今回公開されたのは、全てを忘れてしまった勇者が、過去を追想していくRPGパートのレベリングシステムと、勇者の冒険を彩る過去の仲間を紹介する。
過去にどの仲間を選ぶかで、現在の展開が変化する
勇者は過去に、ともに旅をする仲間を選ぶという大きな分岐点を迎えていた。しかし、現在の勇者はそれを忘れてしまっているので、追体験ではプレーヤーは改めてどの仲間を選ぶかを決めなければならない。
例えば、過去の勇者は「リーゼント」と「ヤナギ」のどちらかを連れていくか決断を迫られたことがある。このとき連れて行ったキャラは、魔王戦にも登場して現在の状況を変化させていく。
勇者が思い出を美化する「思い出補正」でレベルアップ
勇者には思い出を美化しやすいという傾向がある。断片的に挿入されるRPGパートでは、手に入れた武器や装備を持ち越すことができないが、戦闘を重ねることで「思い出」が美化されていき、「思い出補正レベル」が上がっていくことで、通常のRPGでいうレベルアップのように、キャラクターのステータスが上昇していく。
1度上がった「思い出補正レベル」は、他の思い出を追体験する際にも引き継がれるため、追体験を重ねていくことによって、勇者や仲間たちはより強くなり、「思い出」は、より美しくなっていく。
1度追体験した思い出は、おもいでのアルバムからリプレイが可能
「おもいでのアルバム」は、1度RPGパートにて追体験した「思い出」を記録できる機能。1度追体験した「思い出」は、改めてRPGパートとして追体験することができる。RPGパートにはそれぞれ「洞窟を抜ける」、「うっかりメイドのわすれものを届ける」といったクエストが設定されている。
これらクエストは、達成しなくても物語を進行するのに支障はないが、達成することによって「思い出補正経験値」を得ることができる。改めて追体験するときに、前回は達成できなかったクエストのコンプリートを目指してみるのもいいだろう。
豪華な3大特典付き初回限定版も発売
パッケージ版の発売に合わせて、豪華な3つの特典が付いてくる「初回限定版」もリリースされる。
【初回限定版】
・日めくり卓上カレンダー
「世界一長い5分間」作中の名台詞&名シーンを抜粋した日めくりカレンダー。
・「世界一長い5分間」&SYUPRO-DX歴代タイトルのサウンドトラック(2枚組)
「世界一長い5分間」及び、SYUPRO-DXの歴代タイトルの楽曲を厳選して収録したサウンドトラック。収録されている楽曲は全てSYUPRO-DXの音楽を制作している入間川氏による作曲。
・「世界一長い5分間」きかくのしょ
「世界一長い5分間」の秘蔵の企画書および設定資料を収録。
(C)2016 Nippon Ichi Software, Inc. / Planned by SYUPRO-DX
※ゲーム画像、イラスト、テキストは開発中のものです