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マーベラス、元Xboxトップ泉水敬氏の代表取締役副社長就任を正式発表

抜群の知名度と海外人脈に高い期待

5月12日発表

 マーベラスは5月12日、役員人事を発表し、新たな代表取締役副社長として、元日本マイクロソフト執行役でXbox事業を担当した泉水敬氏を迎えることを明らかにした。6月21日開催予定の定時株主総会およびその後の取締役会において正式に決議する予定としている。

2006年にプロ野球の始球式を務めた時の泉水氏。Xboxの顔として10年以上にわたって様々なイベントに登場し、日本のゲームファンに愛された

 泉水敬氏は2002年に日本マイクロソフトに入社し、Xbox事業本部マーケティング本部長として日本における初代XboxからXbox 360、Xbox Oneに至るまで、歴代のXboxの日本展開を担当してきた。一昨年の2014年に、Xbox Oneの販売不振を理由に退任し、2016年2月よりマーベラスの顧問として、同社のビジネスに協力してきた。

 泉水敬氏のマーベラスでの役職は代表取締役副社長執行役員Co-COOとして、現代表取締役副社長執行役員COOの青木利則氏と共に、代表取締役社長兼CEOの中山晴喜氏を支える形となる。具体的な担当分野については未決定で、同社では、泉水氏の国内における抜群の知名度と、海外における幅広い人脈に高い期待を寄せているとコメント。新たな切り札として国内外での活躍が期待される。

(中村聖司)