コロプラ、スマホ新作「ドラゴンプロジェクト」発表

コロプラの森先一哲プロデューサー

コロプラより、ハンティングアクションゲームが発表された

　コロプラは3月10日、Android/iOS用マルチハンティングRPG「ドラゴンプロジェクト」を発表した。2016年春配信予定。ダウンロード、利用料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。この発表に合わせて事前登録が開始された。

　「ドラゴンプロジェクト」は、「巨大なボス」との戦闘が目玉のマルチハンティングアクションRPG。操作UIには「ぷにコン」が採用されており、敵を倒して素材を集め、さらに素材を使って新たな装備を作っていく……というサイクルでゲームが進行する。

　3月10日に開催された発表会では、森先一哲プロデューサーが登壇し、本作の説明を行なった。森先氏は本作について、「『白猫プロジェクト』をリリースした当時よりもニーズが多様化しているし、プレーヤーのスキルも上がっている。では何を作るべきか、ということで作られたのが本作」であると明かした。

　発表会会場では実際に本作を体験することができたのだが、まずキャラクターの頭身が「白猫プロジェクト」に比べてリアル寄りにグッと上がっているため、ビジュアルからして異なる。

　またタップによる連続攻撃、フリック操作で回避など、操作そのものは「ぷにコン」らしい作りで爽快に遊べる。巨大ボスを意識しているためか、攻撃リーチが長めになっているのが特徴だろう。

　そして本作の見所は、マルチプレイのシステムにある。本作は依頼を受け、その目的を達成するため雑魚モンスターのいる「フィールド」に向かっていくことになるのだが、このフィールドにはプレーヤーが自由に出入りできるエリアになっている。

　ここでは、誰かが突如として攻撃に参加してくれたり、攻撃中のところに助太刀したり、様々なプレーヤーと出会うことになるようだ。そしてフィールドのある地点でモンスターと戦っていると、特定の条件下でボスが登場する。

大人数が入り乱れるフィールドなど、特徴的なシステムが多く導入されている

ボス戦は最大4人で挑む。本作の目玉のシーンだ

事前登録人数によってプレゼントが増える、というキャンペーン

　ボスとの対戦は、その場で参加表明をした最大4人との協力戦となる。本作はここもポイントで、ボス戦は戦いの中でのマッチングとなるため、クエストに入る前に「誰か来ないかなー」と待たされるマッチングとは作りが一味違うのが面白い。

　ボスは巨大な体格を活かしてなぎ払いや体当たりを繰り出してくるが、弱点も表示されるので、上手く攻撃を避けつつ弱点を重点的に攻撃していく、といったプレイがポイントだ。ドラゴンと戦っていたら尻尾を切断できる演出も見られたが、この辺りは他のハンティングアクションゲームとおおよそ同じ流れである。

　ちなみに本作は「白猫プロジェクト」と同様に、スタミナ制は導入されていないため好きなだけプレイできる。課金ポイントは明言されなかったが、「ボスを倒して、素材を集めて、装備を作るというサイクルを壊さないようなものにしたい」とした。

　なお事前登録についてだが、本日よりキャンペーンがスタートしている。事前登録の人数によってプレーヤーに「アルテア」シリーズの武器や防具が段階的に配布されるというもので、10万人突破で最後のアーマーが獲得できる。これらはゲーム内で手に入らないものなので、「ぜひ10万人突破してほしい」という。

　本作は「白猫プロジェクト」に続く「プロジェクト」シリーズ最新作ということで、森先氏は「『プロジェクト』の名に恥じないようにしたい」と意気込みを語ってくれた。また「今年最大の目玉」でもあるそうなので、本作の配信を期待したい。

装備箇所も多くあり、やりこみ要素の多いタイトルになりそうだ。なお左画像の案内役「パメラ」は秦佐和子さんがボイスを担当している

※記事中、森先氏のお名前の記述が間違っており、修正させていただきました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。