ニュース

コナミ×セガ、共同電子マネーインフラの整備に合意

電子マネーインフラの統一で、アーケードがより遊びやすく

 コナミデジタルエンタテインメントは、セガ・インタラクティブとアミューズメント機器における電子マネーインフラの整備において、共同で検討をすすめることに合意した。

 現在コナミは、アミューズメント施設で遊べる電子マネー「PASELI(パセリ)」を展開している。一方、セガ・インタラクティブは2015年より電子マネーインフラの開発、構築を進めており、2016年夏を目処に、共同インフラの提供を目指す。

 この協業により、交通系や流通系などの電子マネーと、アミューズメント独自のサービスを展開する「PASELI」が、一つのシステム、機器で運用できるようになり、店舗運営者が複数のインフラを導入すること無く、利便性が高くアミューズメント機器メーカーが提供する特有のサービスを、一度に運用することが可能になる。

 決済システムには、決済端末上での処理を最小限にとどめ、電子マネー認証をサーバー上で行なう「シンクライアント型」を採用しており、低コストかつ高セキュリティな電子マネーインフラを提供することを目指している。

(三宮一二三)