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やはり極タイタンは盛り上がる! 「出張FF14チャンネル in 秋葉原」レポート

総勢10名の「実業団エオルゼアメンバー」がヴォイドアークや極蛮神戦に挑戦

12月12日開催



会場:ベルサール秋葉原

 スクウェア・エニックスは12月12日、インテルが主催するゲームイベント「GAMERS WORLD」のステージイベントとして、「ファイナルファンタジーXIV」のコミュニティチャンネル「ファイナルファンタジーXIVチャンネル」のオフライン版「出張FF14チャンネル in 秋葉原」を開催した。

 「ファイナルファンタジーXIVチャンネル」は2014年11月より放送を開始した初心者向けの情報番組で、タレントや声優らが“新兵”となり、放送を通じて「FFXIV」に慣れ親しみ、最終的にはエンドコンテンツ攻略を目指していく番組。現在は3シーズン目に突入しており、シーズン3では、シーズン1(小川暖奈(スパイク)、夏江紘実、小池美由、葉月ゆめ)、シーズン2(西村拓也(まろんまろん)、溝口恵、吉沢七海、若木萌)で活動した8人の元新兵たちに加え、過去にオーディションで落選した2人のメンバー(イノシマ全治6ヶ月、寺田友葉(すごい論)を新たに加え、実に10人体制で、「蒼天のイシュガルド」を舞台に活動の場を広げている。

【出演者】
アニー先輩(左)と秋乃けいさん(右)
イノシマ全治6ヶ月さん
西村拓也さん(まろんまろん)
夏江紘実さん
葉月ゆめさん
小川暖奈さん(スパイク)
寺田友葉さん(すごい論)
吉沢七海さん
若木萌さん
溝口恵さん
小池美由さん

【ステージ】
メンバーは使い慣れたノートPCを持ち込み、いつもの環境でプレイ。メンバーによってUIデザインが異なるところがおもしろい

 「ファイナルファンタジーXIVチャンネル」は放送回数は通常会が13回、特別版が5回の計18回にも達する長寿番組となっているが、イベントステージで一般ユーザーを迎えての放送は今回が初めてということで、来場者に青と赤のシートを渡し、それで2択の質問や賛否をとったりなど、オフラインイベントならではのスタイルで進められた。

 イベントは大きく分けて、3つのコンテンツで構成されていた。1つは元初心者の彼らならではの丁寧さで「FFXIV」の魅力をお伝えする「初心者応援部」、2つ目は、彼らの主な活動となるコンテンツ攻略として、「蒼天のイシュガルド」で実装されたレイドコンテンツ「魔航船ヴォイドアーク」の攻略、そして3つ目が彼らのスキルの限界に挑む「極蛮神バトル」。

【来場者にアンケート】

【持ちネタを披露するメンバー】
メンバーはそれぞれ個性的なキャラクター性を持っており、持ちネタを披露して会場を沸かせてくれた。“闇子”で知られすぎて誰もMIP投票してくれなかった寺田さんや、ルガの大胸筋が好みだという西村さんもおもしろかったが、MVPは、序盤から水をハイペースで飲んで、バトルの途中でトイレに行って、手を洗わずに戻ってしまったことを正直に告白した夏江さんだろうか

 「初心者応援部」では、ゲームの舞台であるエオルゼアそのものから、キャラクター、クラス、ジョブ、バトルシステムに到るまで、各メンバーが代わる代わる、丁寧に説明。そのまとめとしてインスタンスダンジョン「神域浮島ネバーリープ」をメンバー4人でプレイ。

 「FFXIVチャンネル」は、不慣れなビギナーメンバーがおっかなびっくりプレイし、ありえない場面で全滅を繰り返しながら少しずつ「FFXIV」に慣れていくというイメージが強いが、目の前で繰り広げられたID攻略シーンは、まさに熟練者の風景そのものであり、見守るというよりは、安心して眺めることができた。

 とりわけシーズン3では、全員が“新兵”から「FFXIV」現役プレーヤーに成長していることもあり、見守る、激励するという方向性から、ファンのメンバーの頑張る姿を応援するという方向性に番組そのものが進化しているという印象を受けた。

【キャラ愛を語るメンバー】
キャラクター紹介では、キャラクターメイキングにたっぷり時間を掛けたマイキャラクターのこだわりが語られた。ララフェル愛を語る夏江さんや、ミコッテ愛を語る若木さんに対して、寺田さんのララフェルは、染色とミラプリを組み合わせて「FFIX」のビビのコスプレをしていることをアピール

【神域浮島ネバーリープ】
通常のIDは、もはや楽勝といった印象で、お喋りする余裕もある感じ。「FFXIV」プレーヤーとして大きく成長している印象

 「魔航船ヴォイドアーク」は、24人で挑むアライアンスレイドダンジョン。メンバーだけでは人数が足りないため、残る14人のメンバーを一般ユーザーから募集した。週末とはいえ、真っ昼間ということで、マッチングに多少時間が掛かるかと思われたものの一瞬でマッチングが成立し、メンバー10人、一般ユーザー14人の全24人でヴォイドアーク攻略がスタートした。

 放送の尺が1時間程度しかないことから、場合によっては途中で終了すると断った上でスタートしたが、メンバーらによるレイド攻略は非常にスムーズに進み、1度、会場の回線そのものがロストし、メンバー全員コネロスしたり、ステージでのプレイで緊張しているためか、ボス攻略がうまくいかず全滅するなど、公開イベントらしいトラブルに見舞われたものの、時間内に最終ボスのエキドナまで撃破し、無事攻略に成功した。

【魔航船ヴォイドアーク】
みんな真剣そのもの
8人の状況を同時にチェックできる観戦システムが素晴らしい
全メンバー同時コネロスやボスで全滅したりもしたものの
見事エキドナの撃破に成功!

 ここまで攻略面においてトラブルらしいトラブルもなく、すべて順調すぎるほど順調で、それがゆえに盛り上がりに欠ける印象があったが、ドラマは終盤「極蛮神バトル」で訪れた。

 どの蛮神に挑むかについて、会場や視聴者からは、パッチ3.1で実装されたエンドコンテンツ「極ナイツ・オブ・ラウンド」を希望する声が多かったものの、結局選ばれたのは、実装以来、もっとも人気の高く、かつ屈指の高難易度コンテンツとして知られる「極タイタン戦」がチョイスされた。番組で極タイタン戦に挑んだことはないものの、すでにメンバー全員は「FFXIV」熟練プレーヤーであり、アイテムレベルも実装当時と比較して高いため、「さすがにクリアできるのでは?」という雰囲気の中、攻略がスタートした。

 しかし、そこは実装以来、様々なイベントで、ユーザーたちの挑戦を撥ね除けてきた「極タイタン戦」。直近では、韓国G-STARのステージイベントで吉田直樹プロデューサー自身が参加した極蛮神バトルでも、極タイタン戦は全敗という結果に終わっている。

 果たして結果はというと、4戦ともアッサリ全滅した。途中でメンバーを入れ替え、本気で勝ちに行く布陣で挑んだものの、1度も“子タイタン”ことジェイラーを越える気配がなく、ほとんどはランドスライドや重みを避け損なったり、グラナイトジェイルの距離が近すぎて処理が遅れたりなど、基本ギミックの対処ミスで1人ずつ倒されていくというパターンで、クリアまではまだかなり距離があるという印象を受けた。

 MCのアニー先輩と秋乃けいさんは、この惨敗ぶりに「宿題だね」とさばさばした様子で語り、今後の放送でリベンジすることを約束。果たしてシーズン3の間に、極タイタン戦にリベンジできるのか注目したいところだ。

【あまりも強かった極タイタン】
全員「FFXIV」熟練者ということでいけるかと思われた極タイタン戦だったが、序盤からかなりふらつく展開に
序盤で戦闘不能になり、落ち込む皆さん
イノシマ氏は、立ち回りが悪く、メンバー交代の憂き目に。その後は釣り師としていベントを終える
極タイタンの壁はあまりにも高かった……

【イベント告知】
「FFXIV」は14日フリートライアルを実施中
第14回「FF14チャンネル」は12月27日放送予定
南條愛乃さんのWebラジオは毎週金曜日放送
1階試遊コーナーでは、「FFXIV」のコスプレをしたコンパニオンがクリスマス仕様のチョコボ団扇を配っている

【記念撮影】

(中村聖司)