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コロプラ×SCRAP「魔法使いと黒猫のウィズ」のリアルイベントを体験!

リアルクイズRPG「伝説の魔道士は誰だ!?」を10月9日より開催

10月9日~12月3日 開催予定

チケット価格:
2,800円(税込、前売り)
3,300円(税込、当日)

 コロプラとSCRAPは、リアルクイズイベント「魔法使いと黒猫のウィズ×SCRAP リアルクイズRPG『伝説の魔道士は誰だ!?』」(「伝説の魔道士は誰だ!?」)を10月9日より開始する。期間中東京の渋谷と原宿、名古屋、大阪で開催予定で、期間は12月3日まで。価格は前売りで2,800円(税込)、当日で3,300円(税込)。

 「伝説の魔道士は誰だ!?」は、コロプラのAndroid/iOS用クイズRPG「魔法使いと黒猫のウィズ」をテーマとしたリアルイベント。「リアル脱出ゲーム」で有名なSCRAPがディレクションしているが、他にも開催されている「リアル脱出ゲーム」とは一味違って、「クイズRPG」をリアルで体感できるものとなっていた。

 今回は、本イベントの一部が楽しめた体験公演を取材できたので、こちらの様子をご紹介したい。

公演日程

10月9日~18日:道玄坂ヒミツキチ(渋谷)
10月28日~11月12日:原宿ヒミツキチオブスクラップ(原宿)
11月11日~19日:名古屋ヒミツキチオブスクラップ(名古屋)
11月24日~12月3日:大阪ヒミツキチオブスクラップ(大阪)

会場へ行くと、オリジナルグッズの購入もできる
ガシャポン、さらに撮影スペースも設けられている
左から、コロプラ「魔法使いと黒猫のウィズ」プロジェクトマネージャーのうがぴよ氏と、SCRAP本公演ディレクターの吉村さおり氏。2人のトークショーも実施され、本公演はコロプラ側からアプローチで実現したこと、将来的には球場を使用するほどの大規模なイベントにする計画があることなどが話された

「クイズRPG」を活かした独自のリアルイベントが誕生!

専用のシートを使ってプレイする。体力と攻撃力の概念があることで白熱度が増す
出題画面はゲームに準拠。4択の問題に解答していく

 「伝説の魔道士は誰だ!?」は、クイズを解きながらたちはだかる敵を倒していき、成績優秀な来場者の中から「伝説の魔道士」を選ぶ、というリアルクイズRPG。プレーヤーには攻撃力と体力が決められており、魔物が出すクイズに正解すれば攻撃力分のダメージが与えられ、間違えれば魔物の攻撃力分のダメージをくらってしまう。こちらの体力が0になれば、「戦闘不能」となって1つのクエストが終わるまでクイズに参加できなくなってしまう。

 クイズは「魔法使いと黒猫のウィズ」と同様にA~Dから解答を選ぶ4択式で、クイズ内容はゲーム内から選出されたものが使用される。制限時間は10秒、ゲームと同様の画面でクイズが出題される演出もあり、「魔法使いと黒猫のウィズ」を大勢の人たちと一緒にプレイする感覚を味わえる。

 魔物を倒すと「ゴールド」を1枚ずつもらえ、ゴールドはインターバル時に自身の体力/攻撃力の追加に使用可能。また様々な「精霊カード」も途中にランダムで付与され、その中からコスト分のゴールドを支払うことで仲間にし、能力を発揮してもらえるようになる。

 「精霊カード」の能力は「必要ゴールド:1、スキル:追加で5のダメージを与える、発動条件:何度でも『A』のカードで正解した時にだけ使える」などとなっており、支払うコストが3ゴールドになればその分強い効果を得ることができる。

 ちなみに筆者が重宝したのは「必要ゴールド:1、スキル:『BかD』の複数回答ができる、発動条件:何度でもクイズを解くたびに使える」という能力の「ユッカ・エンデ」。クイズではA~Dのカードを選択して場に出すのだが、「ユッカ・エンデ」を仲間にするとスタッフから「BかD」カードがもらえて、それを解答に使用することができる。「精霊カード」を利用すれば戦闘が有利になるので、ここは上手く活用したい。

 ちなみにこの「精霊カード」、プラスチック製であり、装飾も含めて豪華な作りになっている。イベントに参加すれば2枚、テーブルの優秀者にはプラス1枚、さらに「伝説の魔道士」になれば全15枚セットがもらえるので、参加したからには「伝説の魔道士」を狙いたいところだ。

【精霊カード】
全15枚ある「精霊カード」。良くできているので、会場にはカードをまじまじと眺める人たちが多く見られた

各テーブルにはサポート役のスタッフが付く。ルールがやや複雑なので、色々とアドバイスを送ってくれる役目だ

 イベントは魔物との戦闘と、最後に待つギルドマスターの試練への挑戦までがワンセットで1つのクエストになり、全体では4つのクエストが用意されている。ギルドマスター戦では少々意地悪な問題が待っているほか、その先には大ボス「邪龍」との戦いも待っているという……。参加を考えている方は、心してかかってほしい。

 プレイ上は単にクイズの正答数を競うのではないというのがミソで、参加者それぞれの状況が刻々と変化していくのが楽しい。「この問題を正解しないと敵に倒されてしまう」という状態では当然力が入るし、そんな時に難しい問題が出題されれば、「わからないー!」や「うーん」といった唸り声も上がってくる。皆が一喜一憂する中で正答すれば爽快で、プレイが進むほど会場全体が盛り上がってくる。そういった空気の中でクイズRPGをプレイするのは新鮮であり、楽しい体験であった。

 なお本イベントは公演のたびにクイズの内容が変わるため、リピーターも大歓迎だという。再参加の場合は、1枚のみ「精霊カード」を持ち込んで最初から使用できるという特典も付く。「リアル脱出ゲーム」とは打って変わった内容だが、「魔法使いと黒猫のウィズ」のゲームの特徴を活かしつつ、イベントとしても新規性のあるものになっているので、ご興味あればぜひ参加していただきたい。

(安田俊亮)