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PS4/3「アルスラーン戦記×無双」。発表会で小林裕介さんとKENNさんが腕前を披露
発売を前に体験版の配信も開始
(2015/9/24 18:18)
コーエーテクモゲームスは、10月1日発売予定のプレイステーション 4/3用アクション「アルスラーン戦記×無双」の完成披露発表会を開催した。中臺重人プロデューサーによるゲームの説明に始まり、ゲストの声優・小林裕介さんとKENNさんによる実機プレイなどが行なわれた。
「アルスラーン戦記×無双」は、アニメ「アルスラーン戦記」をゲーム化したもの。「無双」シリーズで培ってきた一騎当千の爽快なアクションをベースに、アニメの「アルスラーン戦記」と違和感ないグラフィックスと動きを実現。誰もが楽しめるタイトルとなっている。
発表会では、鯉沼久志代表取締役社長が「アニメ『アルスラーン戦記』も最終回に向け盛り上がっている。ゲームも多くの人に楽しんでもらいたいということで、今日から体験版の配信を行なっております。よろしくお願いいたします」と挨拶。
プラットフォーマーであるソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアからは盛田厚プレジデントが登壇。盛田氏は「早くゲームを見たいのに私なんかが出てきてすいません。(ゲストの)小林さんの物まねをしようと練習しましたが、のどを潰してしまいました」と挨拶して場を和ませた。盛田氏は「『アルスラーン戦記』は小説から始まりアニメゲームなど多様に展開している。ユーザーにとって(切り口がたくさんあった方が)新たな楽しみ方が広がっていっていいと思う。鯉沼氏はこういったコラボが上手い。うちも見習わなければ」とコメント。
さらに「『アルスラーン戦記×無双』の発売日である10月1日はPS4の価格改定の日。このタイトルをプレイしようと思っている方はこの機会にPS4で楽しむことを検討いただきたい。購入している人はぜひ、『アルスラーン戦記×無双』を楽しんで欲しい」と両社をアピールした。
中臺プロデューサーは「アルスラーン戦記×無双」について、アニメのセルをそのまま使い、カットインの映像やスキルカードなどのグラフィックスに使っている。またバトルシーンはトゥーンレンダリングの3Dで(アニメと違和感なく)制作されているので『アルスラーン戦記』の世界観を堪能して欲しい」とゲームのポイントを解説。「無双」のシリーズアクションがベースになっているが、「アルスラーン戦記」では馬に乗ってのアクションが多いため、騎乗アクションを強化。様々なアクションがパワーアップしているという。
ここでゲストとして、「アルスラーン戦記」でアルスラーン王子を演じる小林裕介さんが登場。「24話のクライマックスを迎えファンの方からは良かったと言ってもらっている。あと1話でどうやって終わらせるのか? 楽しみにして欲しい」とい切り出した。ゲームについて聞かれると「なんと言っても一騎当千の爽快感! 王子は劇中でそんなに強くないのですが、ゲームでは数十人を吹き飛ばす」と、キャラクターが強く感じるところもお気に入りの1つとか。また、軍団を率いて敵を蹴散らす「マルダーンラッシュ」では「あまりに『無双』で笑っちゃう」と爽快感あふれるゲーム性を強調。
イベントでの2D表現と戦闘シーンでの3D表現について「2Dから3Dへと切り替わるシーンは僕的にはたぎるものがある」と語り、戦闘シーンへの緊張感と気分的な盛り上がりを感じるという。この点について中臺プロデューサーは「没入感を重視し『無双』シリーズにあるブリーフィング画面をあえて廃止してシームレスにした」とその狙いを明らかにした。
このほかにも小林さんは「ナルサス」の筆による戦闘シーンの演出、アニメとは違う武器を使用する点など、楽しめる要素を次々と挙げていった。
ここで小林さんが「『無双ペーペー』なので、ゲームのプレイが不安」と話すといきなり「殿下を助けに参りました!」と「ギーヴ」の声が会場に響き渡り、シークレットゲストギーヴ役のKENNさんが登場。小林さんとは違い幾つかのシリーズタイトルをプレイし、特に好きなのがPSP版「真・三國無双 MULTI RAID」と言うことで、ゲームをやりこんでいるという。イベントでは小林さんが初心者プレーヤー代表、KENNさんが上級者プレーヤーを代表して交互にプレイすることになった。KENNさんは「新しいシステムが入っていて面白い。武器を変えながらコンボを繋げていくチャージシフトを使うと(どんどん攻撃が決まるので)ゲームが上手くなった気になる」と楽しそうにプレイしていた。
最後に中臺プロデューサーは「すんなり入っていけるゲーム。体験版も配信しているので楽しんで欲しい」とコメントし幕を閉じた。
©2015 荒川弘・田中芳樹・講談社/「アルスラーン戦記」製作委員会・MBS
©2015 コーエーテクモゲームス