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「GRAVITY DAZE」ステージイベント。
外山圭一郎氏の実演プレイと、田中公平氏の生演奏を融合した感動的なライブ!
(2015/9/20 22:14)
東京ゲームショウ 2015のプレイステーションブースでは20日、12月10日に発売を予定しているプレイステーション 4用重力アクション・アドベンチャーゲーム「GRAVITY DAZE」のステージイベントを開催。本作の開発を担当するSCE JAPANスタジオの外山圭一郎クリエイティブディレクターと、BGMを手がけた作曲家の田中公平氏が登場し、本作の映像と音楽を融合させたライブを披露した。以下、来場者を震撼させたイベントの模様をお伝えしよう。
本作は、元々PlayStation Vita用ソフトとして発売されたものをPS4用にリマスターしたもの。外山氏が壇上に姿を現わすと、早速PS4のコントローラーを手に取ってデモンストレーションを開始。リマスター版はフルHDで秒間60フレームでの描画を実現したこともあり、ステージに設置された巨大なスクリーンでも滑らかかつ美しくキャラクターが動く様子がはっきりと見て取れた。
本作の最大の特徴は、空中を移動したり壁の上を走ったりするなど、主人公のキトゥンが重力を自在に操作することでさまざまなアクションが楽しめるところにある。外山氏によると、PS4版においてもPS4用のコントローラーに搭載されているジャイロセンサーを利用することで、PS Vita版と比べても違和感のない操作ができるようになっているとのこと。プレイ中はときどき外山氏の手元をアップでスクリーン上に映し出し、その面白さはリマスター版でもきちんと継承されていることをアピールした。
デモンストレーション終了後、本作をはじめ多くのアニメやゲームの作曲を手掛けた田中公平氏が登場。田中氏の生の姿を見られただけでもファンにとっては嬉しいが、壇上に用意されたキーボードを使用して、なんと本作の曲を外山氏のプレイする映像に合わせてメドレーで生演奏するという大サービスぶり。しかも、ゲーム画面が歓楽街の場面に切り替わったタイミングで曲も歓楽街のテーマに変えるなど、プレイ映像と音楽を見事にシンクロさせた演出は掛け値なしに秀逸だった。最新作の美しい映像と、妙なる調べを堪能できた本イベントの来場者には素晴らしい思い出となったことだろう。
また、外山氏からはシリーズ第2弾となる「GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択」の発売は2016年を予定していることと、BGMのコンポーザーには引き続き田中氏を起用するとの発表もあった。田中氏によると、現段階ですでに10曲ほど作り終えているそうで、「『GRAVITY DAZE』は、今まで作曲を担当したゲームの中でも最も好きなタイトルのひとつです。『2』では以前にも増していい楽曲を作るつもりでおりますので、みなさん応援してください。私もファンのひとりとして、早く『GRAVITY DAZE 2』を遊んでみたいですね」と来場者のみなさんに挨拶していた。