ニュース
「FFXIV」、2周年を記念したプロデューサーレターLIVEを開催
ジョブ関連では占星術師、モンク、機工士、暗黒騎士などに上方修正
(2015/8/22 12:00)
ジョブ関連では占星術師、モンク、機工士、暗黒騎士などに上方修正
パッチ3.07では、いくつかのジョブに調整が入る。その中でも、占星術師は大幅に強化されることが発表された。占星術師はほとんどのヒールアクションが強化され、ジョブ固定のアクションでは現状に加えて追加効果がのるようになる。「特定アクション使用中にはヒール力が10%アップになったりと、ヒール力を底上げます。カードを使ったパーティへの効果時間も倍になっているものがあったりと、強化を実感していただけると思います」と吉田氏。
モンクについても全体的な底上げが入る。「疾風迅雷」の効果が上がり、効果時間にも継続しやすいよう調整が入る。「闘気」をワンボタンで5スタックさせて欲しいという要望は多いが、これをしてしまうとスタックしやすくなりすぎてしまうため、「闘気」のリキャスト時間を短くする方向で調整される。
暗黒騎士は、サブタンクの時に「ブラッドウェポン」を使うとTPが切れがちになるのが調整される。機工士は、リキャスト待ちでヒマな時間が発生してしまうので、リキャストを調整して間に技を挟み込めるような調整が入る。その他のジョブについても「継続して今後もやっていきます」(吉田氏)ということだ。
Windows 10への対応については、現在は固有の機能への対応でバグに見えてしまう箇所があったため、その修正とシステムのデバッグをやっているため、それが終わり次第、正式に対応が発表される予定だ。
その他、プレーヤーからの質問への回答は以下の通り。
――初心者の館の進捗を教えてください。
吉田氏: すべてのジョブにどういうトレーニングをすべきかというリストを出してもらっているところです。パッチ3.1には間に合わないので、おそらくその次になります。凝ったものを作っているので、時間がかかっています。
――ギャザラーでトークンを集める時間が読みづらく計画的に集めにくいです。
吉田氏: 未知の採集場所の発生率を上げる調整が入ります。護符の効果率も3倍になるので、いまよりも短い時間でできるようになると思います。
――シールロックが楽しいのですが、フロントラインのマッチングの時間を短縮できるようになりませんか。
吉田氏: マッチングを短くするためにグランドカンパニー(GC)縛りを外して欲しいとよく言われるのですが、なんでもOKにしてしまうとモラルが下がり気味になって、敵国にスパイを送り込んだりといったアビューズ行為につながるのを一番心配しています。現在は72人集まるのを待たずに、途中でスタートさせてやっている最中にどんどん追加していくようなものを検討しています。
――FCクラフトやエアシップボイジャーなど、ハウジングのコンテンツを楽しみたいので土地を拡張して欲しいです。
吉田氏: まずは非アクティブな家をたたませてもらう機能がパッチ3.1で入ります。空いたところに家を建てていただいて、引っ越し機能が入ったらイシュガルドに引っ越すもよし、そのままそこを使っていただくのもよしという感じです。
――欧州データセンターの進捗を教えてください。
吉田氏: 10月中旬に稼働を開始します。欧州データセンターにデータを移さないといけないプレーヤーの方は、3日から5日くらいはメンテが入ると思います。
――マイスターのみの専用レシピの実装やマイスター専用アクションの引き上げなど、より専門性を感じられるようなものが欲しいです。
吉田氏: マイスターの効果が薄いと感じているので、強化していきたいです。マイスター専用レシピは計画に入っています。
――街中で暗黒騎士の赤いもやが気になります。オンオフできるようになりませんか?
吉田氏: パッキングといって暗黒騎士のオーラはモンクの闘気などと同じカテゴリで処理しているので、消すと全部消えてしまうのです。そこを分けると新しいカテゴリが必要になり、読み込みに時間がかかるようになってしまうのです。
――3.0リリース前に公開されたジョブ紹介動画で、暗黒騎士の足元がもやもやするエフェクトがかっこよかったので暗黒騎士のエフェクトはそれにできませんか?
吉田氏: あれはあのシーンではかっこいいのですが、あの後、マウントに乗ったり、いろいろなシチュエーションでテストしていったら、見え方がおかしくてさすがに足元はきついよねということでまとう形になりました。あれがかっこよかったというのは高井も言っていたので、4.0で新アクションが出てくるあたりでまた採用できないか調整してみたいです。
――現在2.55までのメインクエストを完了しないとイシュガルドにいけませんが、次の拡張でも3.0をコンプリートしていることが前提になるのでしょうか。
吉田氏: 実はもう4.0の話は始まっています。どこへ行くのかとか、何がスペシャルフィーチャーなのかとか、OPトレーラーのコンテはいつあげるのかとか。その中で、4.0は3.Xのシナリオをクリアしなくてもアクセスはできるようにしようという話はしています。その代りシーズン1、2のエピソードダイジェストみたいなことをなんとかしようと。
「蒼天のイシュガルド」は2.0までのストーリーをちゃんと見て、世界情勢やキャラの立ち位置を把握してもらっているから楽しめているという部分もあるのですが、さすがに次もそうでは新しく始める方が相当しんどくなってしまうので。
ただ、飛ばした後、やっぱりメインストーリーを最初から進め直したいという話も出るのではないかと思ったりもします。強くて再スタートみたいなことがMMORPGで可能なのかどうか、確約はできませんが、スタート時点ではいろいろ無茶なことにもトライしてみようと思っています。ゲームは最初はそれくらいじゃないとですから。
鹿児島F.A.T.E.は延期で、10月に広島で開催
先日のコミュニティ放送の中で行き先が決まっていた次回のオフラインイベント「F.A.T.E. in 鹿児島」は、桜島噴火の状況が不透明なために延期された。かわりに10月には広島でオフラインイベントが開催される。
また、東京ゲームショウで先行販売される予定のグッズも紹介された。1つはジョブアイコンがモノグラムのようにデザインされた革製のiPhone6用ケース、同じくジョブアイコンがデザインされた布製のトートバッグ。色は黒、赤、ネイビー、白の4種類。最後は、吉田明彦氏が描いた「蒼天のイシュガルド」のイラストタペストリー。これらは先行販売後は、スクエニのウェブストアなどで販売される。
(C) 2010-2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.