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【WF2015 夏】女性向け、ドールなど多彩に広がるキャラクターフィギュアまとめ
「東京喰種」、「プリキュア」、ゲームキャラ……今度はどんなキャラがフィギュアに!?
(2015/7/27 19:56)
「ワンダーフェスティバル 2015夏」では、これまで以上にキャラクターフィギュアの出展が目立った。その中で「艦これ」の人気は高く、どのメーカーでも撮影待ちの列ができていた。キューズQは10体近くすべて「艦これ」のフィギュアを出展していた。他社と比べてみると原型師ごとのアレンジも面白い。
もう1つ印象に残ったのが「女性向けフィギュア」の増加だ。コトブキヤの「東京喰種トーキョーグール」や「黒執事」、アルカディアの「刀語」、メディコス・エンタテイメントの「バケモノの子」などは女性ファンが多かった特にこれまで「ジョジョ」一色だったメディコス・エンタテイメントは、「東京喰種トーキョーグール」なども立体化し、女性ファンへのアピールが強くなっていると感じた。
今回個人的に面白かったのが、アゾンの取り組みだ。アゾンは素体に本格的な服を着せる“ドール”というホビージャンルで有名なメーカーだ。これまでは素体にはあまりキャラクター性を持たせなかったが、今回の出展は「まどか☆マギカ」や、「青き鋼のアルペジオ」などアニメキャラクターをモチーフにした商品を多数出展していた。またサイズも従来より小さな、15cm前後(これまでは30cmほど)のものを用意したりと、ドールとフィギュアのハイブリットの様な商品を出していた。
昨今、玩具・フィギュアの表現力は格段に進化し、食玩の様な小さいサイズの商品も造形が非常に細かく、そしてモチーフに近いデザインが可能になった。手頃な値段の商品も増え、フィギュアという趣味が以前よりずっと間口の広いホビーとなった。これからさらにラインナップは多彩に、商品数も多くなっていくだろう。今後がとても楽しみだ。