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「エヴァ20周年」などイベントや新製品目白押しの「ワンダーフェスティバル 2015夏」

「-艦これ-」フィギュアはもちろん、「LEEカレー」や「プラモアイドル」まで!?

7月26日開催

会場:幕張メッセ

入場料:2,000円(税込)

 海洋堂が主催するガレージキットの祭典「ワンダーフェスティバル 2015夏」が、7月26日、幕張メッセで開催された。気温は35度に届こうかという暑い日になったか、来場者は様々なディーラーを回り、お気に入りのアイテムを購入したり、企業ブースで新製品を見たりと楽しい時間を過ごしていた。

「エヴァンゲリオン 20周年 in WF2015」。エヴァ関連の立体物がたくさん展示されていた
ブルース・リーと、LEEカレーのユニークなキャンペーン
フジミ模型は“プラモアイドル”を起用し、艦船プラモデルの組み立てを実演

 今回の目玉の1つが、特設コーナーの「エヴァンゲリオン 20周年 in WF2015」である。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の初放送から20年、「エヴァンゲリオン」は、フィギュアやプラモデルのモチーフとして変わらぬ人気を得ている。今回は特設コーナーを設け、“立体化”という視点から「エヴァンゲリオン」の魅力を語っていこうというのだ。

 また、企業ブースでは最新の製品の展示だけでなく、様々な催しも行なっていた。ユニークなのは「LEEの写真をつぶやいてLEEカレーをゲットしよう」というバンダイのキャンペーン。バンダイでは、新製品としてアクションフィギュア「S.H.Figuartsブルース・リー」を発表しており、今回のキャンペーンでは、会場でこのフィギュアを撮影しハッシュタグ「#getlee」とつぶやくことで、ハウスのレトルトカレー「ビーフカレーLEE(リー)」がもらえる。ブルース・リーと、LEEカレーのダジャレネタだが好評で、フィギュアのデキの良さもあり、大きな話題となっていた。

 企業コーナーでは引き続き「艦隊これくしょん -艦これ-」が高い人気を集めていた。どのメーカーも「艦これ」関連のコーナーは黒山の人だかりだった。「艦これ」に限らず、今年はキャラクターフィギュアの出展数がこれまで以上に多いように感じた。各社が様々なキャラクターに挑戦しており、フィギュアを購入するユーザーが増えているように感じた。

 そんな今回の企業ブースで目立ったのは“プライム1スタジオ”。「トランスフォーマー」や、「バットマン」など映画やコミックスのキャラクターのスタチューを製作するメーカーだが、今年はこれまでの3倍以上の規模でブースを展開、PS4向けアクション「バットマン:アーカムナイト」のフィギュアを大きくアピールしていた。

 海洋堂は今年は“航空機”を強くアピール。他のメーカーとははっきりと異なるモチーフで注目を集めていた。戦艦のプラモデルが中心のフジミ模型は“プラモアイドル”を起用し、艦船プラモデルの組み立て実演を行なっていた。弊誌では、目立ったメーカーや商品のレポートをこの後掲載していくので、楽しみにして欲しい。

【ワンダーフェスティバル 2015夏】
「エヴァンゲリオン 20周年 in WF2015」では、様々なメーカーの立体物のアプローチを見ていくコーナーも
顔の表情に特に力が入っている「S.H.Figuartsブルース・リー」は、今回のバンダイのイチオシだ
様々なメーカーが「艦これ」のフィギュアを発売する
海外で人気の高いプライム1のスタチュー。今回はバットマンも登場し、会場を盛り上げた
モチーフが独特で楽しい海洋堂ブース

(勝田哲也)